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第99話〜昇格〜

それではどうぞ

「3連勝〜!」


あの後2回試合をして、連続で3回も1位になる事が出来た。かなり運が良いな。


・1位おめ!

・連続3回は凄い

・もう上がるんじゃない?


「確かにもうすぐ上がりそうだな。あとちょっとで昇格ってところまで来てるし。」


もうちょっとでランクが1つ上がる。確か2人ともかなり上だったからこれでもまだまだなんだけど。


・1つ下の人までできるからすぐだよ!(ボタン)


「そうなのか。でも結構あげないと行けないことに変わりはないけど…まぁ何も今日一日で終わらせなくてもいいしね。」


明日も明後日もあるし。それより一旦休憩しようかな、ぶっ通しは良くないからね。


「一旦5分ぐらい休憩しようかな。コメントでも読もう」


ただ休憩するだけだと退屈かもしれないから、コメントを読みながら休憩することにした。話題をコメントに頼るって面もあるけど。


・他の人とコラボの予定ないの?

・武器何が好き?

・普段何してるの?


「他の人とコラボか〜、今の所特にないかな。自分からあんまり誘わないしね。武器は…ショットガンは結構好きかな。普段は勉強したりぼ〜っとしたり本読んだりそんな感じ」


勉強は一応最低限やらないと卒業出来ないからな。その他はかなり自由な時間が多いから、本を読んだりぼ〜っとしている時間はかなり多い。


・好きなタイプの女性は?


「好きなタイプの女性…何その質問、唐突だな…。そうね〜……んー」


急に言われてもな。今までそういう経験は無いし考えることも無かったから思い浮かばないんだよな。


「ごめん、思い浮かばんわ。縁が無さすぎて」


・涙拭けよ

・元気出せよ

・これからいい人に巡り会えるって


「泣いてないし落ち込んでもない。これからか〜出会えるといいね。」


・私は?私は?(ボタン)


「私は?…んー、俺には勿体ないぐらい良い人だからなぁ」


相手が海莉ならこれ以上ないぐらいの人だろうしもし彼女が出来たとして海莉なら確かに幸せになれるだろうけど……


俺より他の人との方が幸せになれるんじゃない?俺には勿体ないなと思う部分はあるよね。


・ちゃんと真剣に考えるのウルフくんっぽい(ボタン)

・ぽいわかる

・俺が幸せにしてやる!でいいんだよ


「まぁ聞かれたからにはちゃんと答えないとね。俺が幸せにしてやる…そこまでの自信は無いわまだ。これからに期待。」


「…そろそろ再開しますか〜。今日はどうしようかな、あと1時間は続けようかな。」


そこから先は気分次第だな。終わりたい気分になったら終わるし、続けたかったら続ける。


・今日はずっとソロ?


「ずっとソロかな〜今のとこ。まぁ昇格したらマルチでもいいんだけど。」


一緒にやる人いないしね。視聴者参加型はそれ用のアカウントを作ってやった方が管理が楽らしいからそうするつもりだし、フレンドは海莉とかりんさんしかいないし。


「あ〜初動敵いるね、武器を先に…よっし!拾えたラッキー」


拾えた武器はSMGだったので近距離で使えた。直ぐに近くに降りた敵を銃で撃って倒す。


「あと2人はいると思うんだけど…ああいるね。1人はやれたけど…」


見つけて直ぐに撃ったら、味方が削ってくれてたのか倒しきれた。残りのひとりは味方2人が上手く連携して倒してくれたようだ。


「かなり素早く倒せたね〜いいね。回復してから漁りましょう。」


序盤からいい感じに敵を倒せてるから、この流れに乗って1位を取りたいところだ。


2分ぐらいアイテムを回収して、味方と共に次のエリアに移る。アイテムがまだ欲しいし、敵と戦いたいしな。


「お…?敵戦ってるから漁夫りましょう。」


味方も同じ思考のようで、敵にダメージを与えていく。だが1チーム倒し終わった頃に更に漁夫がやってきた。


「あー一旦逃げた方がいいのか?あ味方やられた〜!」


味方さんが1人やられてしまった。確実に殺されてしまったため蘇生させることも出来ない。この行為、確殺と呼ばれているらしいのだがこれがランクマッチだとほんとに多い。


やはり確殺すると敵を倒したポイントが入るためにみんな確殺するんだろうな。


「とりあえず今1人倒せたけど……あ、しまった味方ごめん!」


回復し終わって油断していたところにスナイパーで撃たれてしまった。どうやらヘッドショット一撃で倒せる武器の、寄りによってヘッドショットを食らってしまったらしい。


その後、更にやってきた漁夫により残っている味方さんもやられてしまって負けてしまった。


「あ〜悔しいな…やっぱり逃げれば良かったな〜」


・どんまい!

・そういう時もある

・どまです!


「負けたけどランクは上がったな。…なんか釈然としないけどまぁいいか。やったー!」


ポイントはランクが上がるのに足りていたらしく昇格は出来た。…どうせなら勝って上がりたかったがまぁ仕方ない。今は上がったことを喜ぼう!


・ウルフさんが負けたのを見て、この人も人間なんだと思いました


「どういうことだおい。俺だって人間だわ!」


まさかの人外認定されていたらしい。俺は人間ですよ!!!



人間だからね!!!!

それではまた次のお話で会いましょ〜

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