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第95話〜2人合流〜

それではどうぞー

「お久しぶりですわね」


「おひさおひさ〜〜」


ちゃんとした挨拶をしたのがかりんさん、緩い感じの挨拶で入ってきたのがボタン。


ボタン…海莉とは別におひさでも何でもないんまが…リアルで会ってる事を言ってるわけじゃないからね。かりんさんと久しぶりって言うのもあるし。


「さぁ、やりますわよ!」


「やるんだよ〜!」


気合十分なようだな。とはいえ俺も気合い入ってるけど。活躍するぞ〜!


「頑張らないと私達の分なくなるかもしれない…」


「ですわね。程々にして欲しいですわ」


1人で全部は無理だから大丈夫です……ソロモードじゃないし。



「あら、敵いますわね」


「あーほんとだ、いるねぇ…さっさとやっちゃう?」


最初に降りた所に敵がいたようで。なるべく被んないように降りたんだけどだめだったね。


「あーもう1人やりました…」


そんなことを考えながらもう既に1人は倒したんですけど。だって降りた場所めっちゃ近かったもの、そりゃ先手必勝じゃないですか…


「早いね…あ、倒した。」


「こちらも…なかなか危なかったですけど。こういう時にショットガンが拾えてると強いんですけどね」


接近戦、ほんとに強いよなぁ……いつもお世話になっております。


「おふたりとも、何かハマってることはありますの?」


かりんさんが聞いてきた。配信で話題を出すためかな?流石だ。


ハマってる事かぁ……いざ言うとなると難しいよね


「なんだろうね……いざ何かあるかって言われるとなぁ。最近ゲームもしてなかったし」


「あら、忙しかったんですの?」


「まぁそんな感じ……ウルフくんは?」


「俺も特に…これ!って言えるのはそんなにかなぁ。」


そもそも俺はゲームを普段からやってるかと言われればそこまでなんだよな…やろうかなと思う時もあるんだけど、だいたいぼ〜っとしてるだけで時間が過ぎ去っていったりする。


「何となくウルフくんっぽいよね…」


「ぽいですわね。狼なのにぼーっとしてるなんて…」


「狼だって常に気を張り続けてるわけじゃないからセーフだよきっと。」


敵がいるわけじゃないんだから緩めるとこで緩めないと疲れるからね。


「じゃあ気を引き締めて貰わないと。敵いるし…」


「うちのおっとり狼が全部倒してくれますわよ。お行きなさい」


「おっとり狼て……はーい。援護お願いしまーす」


・おっとり狼ww

・あってるような違うような…w

・これからおっとり狼でいいんじゃない?


「コメントにまでおっとり狼って言われてるんだけど。ねぇどうしたらいい?」


「改名したらいいんじゃないですの?」


「おっとり狼君かぁ……」


勘弁して欲しい。そんな名前に変えたくない。



「お、あのパーティで最後かな?」


「そうっぽいね。やっちゃおう」


試合も最後に差し掛かり、遂に残っているのが相手のパーティと自分のパーティの2つだけとなった。


相手を見つけたはいいのだが…ちょっと位置が悪いな。この位置だと相手は俺達を狙いやすいが俺たちは相手を狙いにくい。


「相手有利ですわね…どうします?」


「あそこ行こうとすると絶対バレるからなぁ。安置が狭まるまでまだ時間はあるし相手も降りなきゃ行けなくなるから、ギリギリまで待機でいいんじゃない?」


「そうだね〜、降りてきたら倒しに行けばいいんじゃない?」


相手が有利な時に戦いを挑むと負ける確率の方が高くなるからね。不利な勝負はしないようにしましょう。


「安置が来ましたわね。…相手が降りたようですわよ。行きます?」


「行きましょう。」


そう声をかけて飛び出す。最初に先ず1人倒せればでかいんだけど……


「あ、倒せた…けどごめん!やられちゃった!」


「助けに…あ、私もやられてしまいましたわ。」


あららら。2対1か。とはいえ1人はかなり削れてるから直ぐに……ほらな。簡単に倒せた。

あとは1人だけど…


「頑張れ!」


「頑張ってくださいな!」


応援してくれるのは嬉しいんだけどこの人普通に強い!……ああ、危ない勝てた。


「危なかった……強かったなこの人。」


「ナイス〜!」


「ナイスですわ。」


「さすがだね〜!この調子で頑張ろ〜!」


「そうですわね。さ、行きましょう?」


はいはい。じゃ次に行きましょうかね。…なんて言いつつ、みんなでやるとこんなにも楽しいのかと思った俺だった。…ぼっちってわけじゃないんだけどね…?

それではまた次のお話で会いましょ〜

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