第78話〜デートの約束(海莉編)〜
それではどうぞ!
…後書きに少し大事なことを書いているので良かったら見てってくださいな。
「ん……」
起きた。昨日はあの後お布団に入った途端に寝てしまった。なんだかんだ疲れてたんだろう。嬉しさが勝ってたから気が付かなかったけど。
とはいえ、いつまでも喜びに浸って居られない。やることはやらないとね。今日はLIVE配信だけなんだけどね。…そういや、ASMR公開したからその反応も聞かないと。昨日それを見るの忘れてた。
軽く反応を見てみるとかなり好評だった。次はこれして欲しい!みたいなのもあるね。やって良かったかな。次をやるかは…まぁ、今日のLIVEの反応を見て決めようかな。
そろそろご飯を食べに行こうかと思い、最後にメールを確認する。一応ね、早めに対応した方が良さそうな案件がないかだけ毎朝見るようにしている。
……お?グッズの件について来てるな。そろそろサンプルができるのか、早いな。製造してくれるところがだいぶ頑張ってくれてるのかな。
送るからそれでいいか最終確認してくれ、らしい。どうやら発送しているようで明日には届くらしい。楽しみだな。
了解です、よろしくお願いしますと返しておく。…さ、ご飯を食べてしまおう。その後は……今後の事でも考えておくかな。いつまでもここに居ていいのか疑問だし。
いいって言いそうだけど、だから甘えていいってことにはならないからね。
話してみるか。朝ごはんだし。
「え?」
「いや、だからいつまでも甘えてられないだろうからって」
「……私と暮らすのが嫌になったの?」
「そんなわけないだろ。いつまでも海莉に迷惑はかけられないかなって、そう思っただけで」
「迷惑なわけない!優成くんがいいならいて欲しいよ!」
泣かせてしまった。…いや、そんなに酷く泣いてる訳では無くちょっと泣いてる……うん。言い訳ですね。
「ご、ごめんな。俺は海莉がいいなら一緒に住むから。」
「…うん。」
なんだかんだ好いて貰っているのだろう。嬉しい事だ。……もう、この手の話はしないようにしよう。泣かせたくない。
「びっくりしたよ…」
「ほんとにごめん……」
何とか泣き止ませることに成功した。疲れたが、自業自得だしな。
「怒ってないよ。…ね、綾香ちゃんとデートの約束したのほんと?」
「え?ああ、そういやそんな話をしたような…」
俺としてはただの冗談だろうと思ってたんだけどどうやら違うらしい。結構本気だそうで。
「私もしたいな〜って…」
「いいけど…デートって何するの」
「なんでもいいよ?優成くんが考えてくれたやつなら」
つまりは海莉に考えてもらうのではなく、自分で考えてエスコートしろと。
デートと考えると一気にこう、緊張感がな…ただ友達と遊びに行くだけでその友達が女の子って考えればそうでも無いんだけど…
そういうのは良くないだろう。
「か、考えとくね。頑張って」
「うんうん。期待してるね!」
かと言って、断ることも出来ないからな。断りたくないと言うべきかもしれない。
…はぁ、ちょっと相談できそう人に……って言ってもマネージャーしかいないが、聞いてみるべきかなぁ。
後書きに少し時間を頂いて、この物語の大事なお話をさせて下さい。
前提として、このお話の世界は小説の世界です。我々の住む世界とは世界観が限りなく近い、しかし我々の住む世界ではない世界…と、私は考えて物語を書いています。
なろうの公式ジャンル定義にも書いてあるように、現実に近しい世界を舞台にしたお話です。近しいだけで、違う事も少しはあるよねと言う感じ。
まぁ早い話がだいたい現実の通りに進むけど、ちょっと違う所もあるよってことです。例として飲酒や喫煙の年齢が下げられるっていうやつです。
こっちには流行している某ウイルスも無いですし。
その件でご不快に思われた方、本当に申し訳ないです。私が至らなかったせいで不快にさせてしまいすみませんでした。今後は出来る限り配慮して進めるようにしますので、宜しければ今後も私と私の作品を応援していただけると幸いです。
それではまた、次のお話でお会い出来ることを楽しみにしております〜




