第408話〜クリスマス・前編〜
それではどうぞ
本日は待ちに待ったクリスマス。街中はカップルで溢れ帰り独身達は血の涙を流している…………のかは知らないが、一定数嘆いている人はいるであろう日。
外は雪が降っているようでまさにクリスマス!って感じになっていた。ホワイトクリスマスって奴なのかな?ちょっと違うか。
まあ今日一日は外に出ないので俺達には差程関係がないのだが。積もったら雪だるま作ってもいいけど…見る感じ無さそうだな。
ついでに言うと今日は配信もしない。…事前に撮っといた歌みたとかは予約投稿してあるから全く何も無いって訳では無いが。
配信してもいいんだけどな、やっぱりクリスマスとかは2人でゆっくり過ごしたいじゃん?今日ぐらいは配信のこと忘れてもいいかなって。
クリスマスの話はクリスマス終わってから皆と話すことにするよ。
「おはよ〜」
と、あれこれ考えてたら既に着替え終わっている海莉が階段を降りてやってきた。
…今日の服は見た事ないな。わざわざ買ってきたのだろうか?そういやこの前買いに行ってたような…?
落ち着いた印象が強めで清楚感の強めな色合いをしたコーデだな。似合ってるし俺もそっちの方が好き…っと、そんな事より。
「おはよう海莉。よく似合ってる。新しくした?」
降りてきた海莉にそう声をかける。
「そ!可愛いでしょ?」
可愛い。それはもちろん可愛い。この世の何よりも可愛い。
なんならずっと見てられるレベルだ。
「あ、ありがとっ。…わ、お外の雪すごい…」
窓の外を見て雪が降ってることに気付いた海莉が呟く。
結構降ってる…というか吹雪いてるからなぁ。
「積もったりはしないだろうけどもし積もったら雪だるまでも作りたいよな」
「いいね、雪だるま!一緒に作りたいから積もってくれないかなぁ」
「夕方までに積もってたらやろうか」
俺も雪だるまなんて作った事ないし一緒に作ってみたいよな、せっかくならでっかい奴。
「やろやろ!…寒いから暖かいの入れるね!」
「ありがとう」
そう言いながら暖かい紅茶を用意してくれる海莉。
今日は雪が降ってるだけあって冷え込んでるからな、暖かい飲み物は体に染み渡るし有難い。
飲み物を受け取ってたら海莉が横に座ってくる。…いつにも増して今日は距離が近い。
「どうしたの?ただ隣に座っただけなのに…」
普通に当たってる。…いや、全然嬉しいけど。めっちゃいい匂いするしドキドキするし……分かっててやってるよね??
にやにやしてるし……
「何しよっか?」
そのままの体勢で海莉が聞いてくる。……ん〜何しようか?
「映画でも見る?確かクリスマスだからってことで見れる映画が増えてたような…」
映画見たりアニメ見たりする時間が増えたってことで最近加入した月額制のストリーミングサービスを開く。
ほんとに便利だよな、このサービス。月額でお金がかかってしまうが高額って訳でもないし…入って良かったよこれ。
クリスマスってことで最近公開されてた映画とかも追加されてるし丁度良いだろう。
映画の他に何かやるとしたら…そうだなぁ……
2人で出来るゲームとか?この前配信でやったパーティゲームとか面白かったし。
一応トランプとかオセロみたいなのも一通りあるからそっちでもいいしな。
後はまぁ…いっそ何もしないとか。ぼ〜っと2人でゆっくりするとかデートっぽいよな。
ご飯を一緒に作るとかもお家デートっぽいけど…それは昼ご飯の時間の時だな。
「映画にしよっ!」
「おっけ〜。じゃあこれにするか」
クリスマスらしく恋愛映画でも見るか…クリスマスの時期が舞台の奴だし丁度いいな。
再生する前にポップコーンや飲み物等を持ってきて…っと。準備も終わったしそろそろ再生するぞ〜
「じゃあ再生するぞ…って、何してんの」
再生しようかと操作している間にしれっと俺の膝を占領してきた海莉。膝の上に頭を乗せて横になっている。
「だめ?」
「良いけど映画見てる最中に寝ないようにね?」
「大丈夫だよ〜…(多分)」
自信満々に言ってるから大丈夫なのだろう。…多分って聞こえたような気がするが、きっと気のせいだろう。
というわけで映画を再生する。…膝の上で構ってほしそうにしている海莉にも構いつつ映画を楽しんでいこう。
普段しっかりしてて俺を甘やかしてくれる分甘えてくれた時にこれでもかと甘やかして上げないとな。
お、映画が始まったな。さてさて、ネットで好評だったこの映画の面白さを存分に味わおうじゃないか。
今更ながらこの映画悲しい結末だったような気がするが……まあいいか、細かい事は。
そのまま2時間ほど海莉に構いながら映画を見てたが、案の定1時間程経過した所で海莉が夢の世界へ旅立ってしまった。
言わんこっちゃない……風邪引かないようにだけ配慮しつつ起きるのを待つ…というか、起こしますか。
せっかくのクリスマスだし一緒に過ごしたいからな。しかも外凄いことになってるし。
明日に後編投稿される〜はず。
それではまた次のお話で会いましょ〜




