第393話〜運営のお仕事〜
それではどうぞ
「やば漁夫だ」
「逃げれる?」
戦闘中上手く他のチームから撃たれてしまったな。…ダイヤくんが速攻やられたところを見る限り1人は近くにいそうな感じだが…
「逃げる逃げる」
六花さんが撃たれたのだから、当然近くにいる俺はバレてるはず。
射線を切るように…なるべく見失ってくれるように移動していく。
とはいえ、スナイパーが上手い人達がスナイパー使ってるだけあって普通に当ててくるんだよな。
遠距離からちくちくされるのがこんなにストレスになる日が来るとはな…っと。まずいな、ここから先遮蔽物が何も無い。
海莉はそっちに居るのか。…ん〜、難しいな。とはいえ何時までもここでグズグズしてる訳にも行かないしなぁ。
この位置は後ろのスナイパーたちの射線は切れるが他の場所からは結構狙われる場所だから留まるって選択肢は最初からない。
「待っててボタン、必ず帰るから…!」
「待ってる……!私ずっと待ってるから……っ!」
さあ、勇気を出して1歩踏み込んで見ましょう。大丈夫大丈夫、案外撃たれないか軽傷で済むって。
そう言いながら1歩踏み出してみると案の定元から狙われているチームから蜂の巣に。
別の所見ててくれないかな〜と思ったがそんな淡い希望も特になく……って冷静に考えればそうなんだけどな。
何とか避けようと必死に動いてみるが特に意味もなく……
抵抗虚しく、悲しいほど静かにダウンさせられる。
「あ」
「あー!ウルフくん……そんなっ!」
余計なフラグを立ててしまったのが悪かったのかな……ともあれそのまま削り着られて絶命。
「ああ……だめだった」
「私このまま潜伏でいいよね?」
「そのまま順位あげるのでいいと思う。」
それでも上げれるところは限界があるだろうが、下よりはマシだからな。
まぁその後結局直ぐに俺が倒されたチームにやられてしまって反省会に入ったんだけども。
今回は下手すぎたな〜…しかも優勝は出来ないだろうし悔しさは倍増だ。
「結果発表〜」
試合が終わってから暫く(20分ぐらい)時間を貰い、しっかりと準備を終わらせてから結果発表に移る。
集計も終わらせたが…なんと言うか、上位勢は意外と接戦だったな。
「言い方が違う。あれにしてあれ」
「結・果・発・表〜!!!」
エコーをかけながら…イメージ的には某国民的芸能人の奴だ。
「ごほん。…それでは結果発表に行きますよ?」
「どうぞ〜!まずは20位〜11位まで!」
ここのグループの中には俺と海莉、そしてダイヤくんと六花さんが含まれている。
俺らが14位、六花さん達が15位だ。…もう少し上に行けると思ったのだが如何せん狙われすぎたのと純粋に立ち回りが下手くそだったな。
要改善……次の大会に向けて特訓ということで。
「では〜2チームほど選んで聞いていきますか」
とりあえず今は切り替えて運営のお仕事をやりますか。
台風(低気圧)の時ってなんでこんなに眠くなるのでしょうね。
それではまた次のお話で会いましょ〜




