第390話〜試合開始〜
昨日休むつもり無かったのですが気付いたら日付超えてましたすみません
それではどうぞ
「さてじゃあ1戦目だなぁ…」
「ね、早め早めに移動しなきゃ」
1戦目。練習の時からかなり狙われてる事(使ってるスキンがバレてる)もあって早め早めに移動しなきゃ間に合わなくなることがわかっている。
1度戦闘が起これば近くのパーティが漁父りにくるから連続して戦闘になるし、避けれる戦闘は可能な限り避けていきたい。
キルポもほしいっちゃ欲しいが……キルポ欲しい!敵倒す!で行動して何とかなるような大会じゃないからね、これ。参加者のレベル高いのよ…
尚降りる所も大体固定化されてきているので移動ルートはなるべくランダムになるように移動している。じゃないとバレるしね。
「さ〜て…武器何にしよう」
「あるもの使お」
最終的にはこれを持つ!って言うのは決めてあるが、序盤は中々にそれが難しいからな。あるやつを使う方針になっている。
さすがに弱い武器を使いたくはないし。
まぁそこそこ大きめの所に降りているので基本的に問題なく集まるんだけどね。たまーーに無いぐらいで。
「作る?どうする?」
「あー……作るか」
このゲームは回復アイテムとかを作ったりアーマーを強化したりできる機能がある。…無論無限に作ったり出来る訳ではなく材料が必要になるが、幸いここには材料も作れる機械もある。
作っていった方がいいだろう、安置は近いしな。基本的に何があっても逃がしてはくれない以上物資もかなり消費するし。
「周り警戒しとくね」
「おっけーい」
作ってる最中に襲われるなんて事もあるかもしれないからな…作ってる時は遠くからみても比較的分かりやすくなってるんだよな。
まだ残ってるよ!って知らせることになる訳だし…その辺は慎重に動かなければならない。
「…ん、私作り終わった」
「俺も終わった、移動しようか」
今回は何事もなく作り終えたので最終安置まで残るであろう場所に向けて出発する。
2人なので3人の時と違い維持できる場所とかが変わってくるんだが…そうだな、何処にしようか。
「ここにするか?建物の中に人いなかったら中で居たら外」
「りょーかい」
この場所は外でも強いし中も強いから出来れば取りたい。
上をとった瞬間下に襲われる可能性もまぁあるにはあるが…
基本的に待ち構えてる方が有利だからな。ここは侵入口が2つしかないから2人でちょうど見張れるし。
「両方いたらどうしよう?」
「いたらこっちかな」
その近くにも一応強い場所はあるから居たらそっちに移ろう。
そっちもいたらもう知らん、諦めて逃げる。
「はーい、じゃあ飛ぶよ」
移動キャラを採用してるからそいつのウルトで移動していく。
逃げれるし安置行けるし、居た方がいいかなという結論で採用した。便利だし。
空を移動して、少しすると目的地が見えてきた。敵は……居なさそうだな。中に入れるか?
「中いる中いる」
「じゃあ上」
もう移動してるチームがいるんだな…はっやいな。でも他にもいるってことはやっぱここが最終安置か?
まぁなんにせよこのまま最後までここにいればある程度順位は盛れそうだな。
肝心なのは最後ら辺の収縮…間違いなく安置に追われて人が来るため戦闘が過激化するだろう。
残れるかどうか、だな。
それではまた次のお話で会いましょ〜




