表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

357/411

第357話~メイドの膝枕最強~

それではどうぞ

「ボタン起きたからご飯食べてくるね」


ちょっと早いが配信を終わりまして……っと。さて、ご飯食べますか。


終わってることを確認してリビングに向かう。リビングの方を見ると海莉がメイド服を着て準備をしていた。


それちゃんと着直したんですね……


「もうちょっとかかるから待ってて!」


「手伝おうか?」


「大丈夫!待ってて!」


俺に気付いたのか声をかけてきた。…手伝った方がいいかと思って聞いたのだが断られたので素直に任せることにする。


……にしても見てて飽きないな、今日の海莉。メイド服って新鮮だな~

コスプレって似合う人が着るとこうも可愛いのね。


「…お待たせ致しました、ご主人様」


そう言って料理を目の前に運んでくれる海莉。これまた美味しそうだな…


「あ、ありがとう…」


凄い、メイドのロールプレイまで上手い。それにちゃんとオムライスだしケチャップでハートも書いてある。


凝ってるなぁ今日の海莉……


「流石に掛け声は恥ずかしいからなしだけど、ごめんね?」


「いや、充分だよ。…頂きます」


そもそもそんなのまでされたら悶えすぎて食べる所の騒ぎじゃ無くなっちゃうからな。

海莉が座ったのを確認してから食べ始める。


「ふわっとしてる。半熟?美味しい……」


「こっちの方が好きかなと思って。良かった~」


ふわとろって言うのかな?そっちの方が好きだね。流石分かってらっしゃる。


オムライスの他に用意されている料理もバッチリ美味しいし。


このミネストローネとか味加減完璧だしね。気合い入れて作ってくれたんだろうなぁ……


「ご主人様、はいあーん」


「あ、あーん」


ご主人様って呼び方なれないから何とかして欲しいんだけど……そわそわする。


「メイドだもん。優成くん専用のメイドさんだよっ」


当たり前だけど、俺専用か……。そう言われると喜んでしまうのは俺がちょろいだけなのだろうか。


「優成くんが喜んでくれてよかった。引かれたらどうしようって正直不安もあったんだよね…」


海莉が俺のために色々やってくれてるのに引くわけ無いでしょ。

むしろ嫌じゃなきゃまたやって欲しいぐらいだよ。……料理は大変だと思うからコスプレだけね。


「…次は何がいい?」


「何が似合うかな、何でも似合いそうだけど」


海莉が着たいのを着てくれればそれでいいかな。着たくないのをお願いするのは嫌だし。


「…もう。優成くんはなにかサービスでもして欲しいのかな?」


「して欲しいとしたら膝枕ぐらいかなぁ……」


最近海莉のお膝を堪能してないんだよな。耳かきまでは要らないけど膝枕はあると嬉しいかな…


でもあんまり長時間だと寝てしまうから寝ない程度に抑えなきゃ。

海莉の膝の負担が大変な事になるからな。


「片付け終わった後なら寝てもいいのに」


そうは言っても毎回寝るのは申し訳ないし……。

…っと。ご馳走様でした。美味しかったよ、ありがとうね海莉。


「どういたしまして。……あ、そうだそうだ優成くん。今年の誕生日何か欲しいのある?」


「誕生日?……ん~、特に何も思い浮かばないかな。…ってもうすぐ誕生日か」


早いなぁ誕生日。海莉曰く今年もお祝いするから楽しみにしてて!との事。

そりゃ楽しみだけど去年みたいなことをされたら腰抜かしそうだな……


そんな事を思いつつ海莉と話してると片付けがあらかた終わったようで海莉がソファーに移動してきた。


「はーい、じゃあお膝おいでー」


尚この後海莉の膝枕に屈したことは言うまでもない。

眠気には抗えなかったよ。


それではまた次のお話で会いましょ~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ