第337話〜1周年記念企画〜
日曜までお休みいただいてすみません。本当は昨日ちゃんと投稿するつもりだったのですがベッドを組み立てたり色々していたら一日が終わっていました。
それではどうぞ
「……さあ始まりました〜独野ウルフ1周年記念クイズ大会〜!」
『いえーーーい!!』
何が「いえーい!」なのだろうか。何故俺は1周年の日にクイズに答えなければならないのだろうか。
言いたいことが多すぎてもはやなんでも良くなってきたよね。
「ではまずは今いる人達からの自己紹介からやっていきましょう」
そう言ってみんな順番に挨拶していく。ちなみに俺はまだ居ない。
そう言ってる間にもみんなの挨拶が終わっていた。さすがに手早い。
「遂にこの日がやってきましたね!我らがウルフくんの1周年記念ですよ」
「もう1周年か、短いね」
ほんとにな。時間って本当に短いよね。
「さて、それではそろそろ本日の主役に登場して頂きましょう!」
お、そろそろかな?と思いちらっとスタッフ陣を確認すると大きく頷いていた。
よーし、了解。準備は出来てるよー
「この方です!どうぞ!」
「どうも!独野ウルフでーす。この度遂に1周年を迎えました!!いつも応援してくださっている皆様ありがとうございます!」
感謝の言葉を軽く述べる。…ちゃんとしたのは後半?というか最後に時間取ってくれているらしい。
「おめでとーーー!」
ありがとーーー!。…で、何すんの?結局。
「ウルフくんにはこれからクイズを答えていただきます!」
「クイズねぇ」
「難しくはないよ!」
ほんとかね?…いや、本当に簡単なんだろうね。…最初だけ。
意外と意地悪だからな、海莉とかこの事務所の企画者。
「全問正解すればなんと〜!プレゼントが貰えちゃいます!1周年記念のプレゼント!」
ふむふむ。ちゃんと正解すればプレゼントがもらえると。そしてそれは1周年記念に相応しいと。
正解してなくても欲しいんだけどな……
「間違えたら?」
「全部没収!」
厳しい。せっかく買ってくれたのに……これはちょっと間違えられない。
「全部で質問は10問あるから頑張ってください!」
「頑張ります」
10か…多いのやら少ないのやら。とにかくそれに答えていく感じだな?
「そう!…で、質問形式はVTRを撮ってきてるのでそれを見ながら行います!見てる最中に質問が流れてくる感じ」
なるほどなるほど。テレビとかでよく見る方式かな?
これならまぁ、先の展開が予測できる分答えるのは少し楽になるだろうし有難いな。
「…はい、これでだいたい説明終了。何か聞きたいこととかある?」
「んー……」
色々とあるにはあるけど、それはまぁ後ででもいいだろう。
今大事なのは聞いておくべきことがあるかどうかだが……特にないな。
「ない」
「おっけー。…答えられると思う?みんな」
「私の問題は行けると思う。簡単だもん」
とは六花さん。
「なかなか難しいと思うけどね」
とダイヤくん。
ふむ……みんなが問題を作ってきた感じか。
「じゃあ早速第1問に移る前に意気込みを聞いていきましょう」
「せっかくなんで全問正解できるように頑張ります」
意気込みと言われても難しいが…まあ、無様な結果にならないようにだけ頑張らなければな。
まずはVTRを見てからかな?第1問だし簡単だと助かるね!
それではまた次のお話で会いましょ〜




