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第169話〜優勝?〜

それではどうぞ

「それではまず、第3位の方から発表させて頂きます。……第3位は!粉雪・エメラルペア〜!」


いよいよ、待ち望んだ結果発表の時間。1.2.3位+審査員特別賞があるらしい。俺は最初から1位しか狙ってなかったし言われてなかったのもあって知らなかった。


「あ、そういえば1位になった人にはコメントが求められるみたいだよ」


「あら……1位になったらどうするの?」


「一緒に見てたっていえばいいんじゃない?」


確かに?最悪それで行こう。


「第2位は……ダイヤ・六花ペア〜」


おお!あの二人2位なのか!おめでたい!


「凄いね、あの2人。確かにお似合いだったもんな〜。……もう付き合ってるのかな?」


「いやいや、流石にそこまでは行ってないんじゃない…?」


ただ仲がいいだけという可能性もあるし断言するのははやすぎるだろう。


「でも2人、かなり仲良いよ?」


「そうなの?……今度見てみようかな」


2人のLIVE配信見てみよう…と決めつつ、1位の発表を待つ。


「さてそれでは…1位、の前に!審査員特別賞の発表に参りたいと思います。審査員特別賞は……マイ・貴之ペア!」


……誰だろう?ごめん、俺の勉強不足で…


「私も知らないから大丈夫。……誰だろう?」


海莉も知らないのは珍しいな。とぼけてるわけではなく本気で知らなそうだ。


「…ん、出た。最近名前が売れるようになりだしたんだって。主催者さんのお知り合いじゃないかな」


なるほどな〜。まぁそれで賞取れてるんなら凄いんじゃないか?さすがにこんなに大きな企画で忖度とかするわけないと思うし。


さて……いよいよ1位の発表か?ドキドキしてくるな……


「1位の発表の前に!一旦、CMです!」


「テレビかっ」


んで本当にCM流れてるしっ!いややり方上手いけど…!


「まぁ宣伝するのには絶好の機会だからねぇ…そんなに慌てなくても大丈夫だから、ね?」


「むしろ海莉は落ち着きすぎだよ…」


「どっからみても俺らが優勝だろ!ぐらいの気持ちでいいのに。」


ダメでも頑張ったことは無駄にならないから、と海莉に優しく言われながら頭を撫でられる。


……うん。落ち着いてきた。なんか最近海莉に頭を撫でられるとすっと気持ちが落ち着くようになってきた気が?


「気のせいだと思うよ?…あほら!CM終わったよ」


ほんとだ。もう終わってる……意外と早いな。


「ではでは気を取り直して……栄えある第1位は!………でん!ボタン・ウルフペア!」


盛大なドラムロールの後に発表されたのは……俺と海莉だった。……え、ほ?と


「やった!!……え、嘘じゃないよね?」


「うんうん、頑張ったね!やったね!」


「え〜ともう圧倒的ですね。見てくれてる人たちもみんなこの人達だ!!って言う感じで。プロかな?ってぐらいレベルが高かった人達ですね〜!」


「元々相性がいいけどお互いがお互いを補っていい感じでしたね。」


そこまで言ってもらえるのは嬉しいな。収録までの日数頑張った甲斐はある。


あ〜今日は満足して寝れそうだな〜


「ね、ほんとにもう。……ではでは1位なんでね、呼んでみますか!」


そうだった。これがあったわ。





短くてごめんね……


クリスマスですが、今の所メインで進行してる奴以外に番外編的な感じでもう一本出す予定です。イブに出すか当日に出すかは悩んでますが…


それではまた次のお話で会いましょ〜

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