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第164話〜歌い方〜

それではどうぞ

「うん、流石だね。音はしっかり取れてる。」


「ほんと?良かった…」


「ただもうちょっとこうした方が綺麗かなぁ…」


こう歌って欲しいと言われた部分を覚えておく。歌えるかはまた別の話だが……多分大丈夫だろう。そんなに難しいわけでもないし


「ん〜…」


「どうかした?」


「いや、誰かに聞いてもらうのもありなのかな〜って」


「ああ…」


確かにそれはありだが…実際問題聞いて貰えるような人はいない。


「まぁそれはおいおいとして……もっかいやろ?」


「わかった。」


とりあえず今日のところは何回もやって感覚を掴むしかない。海莉の歌い方とかもちゃんと分かっておかないとダメだしな。



「ん、だいぶいい感じ!最初に比べたら自信のある声になってるし」


「心境の変化がね…」


海莉の良さをちゃんと引き出そうと思ったのだが、そもそもこれは2人で歌うもの。一緒に歌うんだし…俺がだらしない歌い方だと海莉の名前に傷をつけてしまうことになる。

ということだ。


「偉い!…それにこっちの方が私は好きだし。と言うかアドバイス全部私が好きなだけなんだけど…」


「的確だしいいんじゃない?」


「それについてこられる優成くんの凄さを感じる…」


言うほどでもない。これでももっと上達せねばとも思っている。

だって海莉、めちゃくちゃ上手いんだもん。アイドルなんか比にならないぐらいだと思う、可愛いさも含めて。


「ちょ、ちょっと…もう!」


「あ、声に出てた。…失礼。」


「そういう事サラッと言わないでっ!」


つい思ってたことが口から出てしまった。……申し訳ないとは思っている。


「で、明日も練習だからね!」


「ん、わかった。」


ならある程度1人で練習もした方がいいだろう。音源はあるわけだしな。


「…やる気があるのはいいんだけど、張り切りすぎないようにね?優成くんはもう充分上手いんだから自信もって。かっこいいんだから」


そう言って海莉はリビングの方に向かっていった。


「………………はっ」


おっと、いけないいけない。ぼ〜っとしてたが…こうしては居られない。いつまでもここにいる訳には行かないのだ。


とりあえず今日やるはずだったことを急いでやらないとな。そろそろ返信も届くだろう。

それではまた次のお話で会いましょう〜

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