第30回 最高の人生の見つけ方
今回、ついに30回目の作品紹介となりました!
第20回目は自分でも気づかずにスルーしてしまったので、30回目は意識して臨もう!と心に誓ったのを覚えています。ただ、どの作品を紹介したものかと迷いまして……考え抜いた結果、落ち着いた大人のための作品を選びました。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン共演という贅沢な作品です。
『最高の人生の見つけ方』(2007年米公開)
余命半年と宣告された男性二人が、やり残したことを実現させようとするハートフルな物語。
自動車整備工のカーター(演:モーガン)と、大金持ちの実業家エドワード(演:ジャック)は病院の一室で相部屋になった。病名は癌。二人はともに余命宣告を受ける。
エドワードはやり手実業家で金儲けは上手いが、家庭人には不向きな男。四度の離婚を経て女性遍歴もさまざま。二番目の妻との間に授かった娘はいるが、あることをきっかけに娘からは完全に嫌われて絶縁状態。見舞いにくるのは秘書だけという始末。かたやカーターは大学に進んだものの恋人が妊娠したことで退学し、家族のために身を粉にして働き続けたよき夫とよき父親。妻と子供、孫たちが病室を代わる代わるお見舞いに。人生の黄昏時を迎えた対照的な二人だが、闘病生活を送る二人はいつしか打ち解けていく。
ある日、カーターが死ぬ前にやっておきたいことを書き留めた「棺桶リスト」を見たエドワードが、そこに自分のやりたいことを書き足して二人で実行していこうと提案。
それぞれの事情を抱えたまま、二人はリストの内容を実現できるのか……という内容です。
詳しく紹介してしまうと、じんわりとした満足感が得られなくなるので本編で確かめていただけると幸いです。
公開当初気になっていたけど映画館に観に行けなかったのでレンタルしたのを覚えています。モーガンファンの母と一緒に観ました。
母:「山登りしてるの誰?」
私:「きっと最後まで見るとわかるようになってるの!」
――なーんて、にぎやかに鑑賞してたなぁ…。
日本でも、某有名女優さん二人が主演でリメイクされています。ネットでタイトル検索すると日本版のほうがヒットする場合もあるのでご注意を。
人生について考えさせられる物語です。観た人によって色んな見方があると思います。
更新間隔がまちまちですが、「私もこの映画が好き!」とか「まだ観てないけど、暇なときにでも観てみるか」なんて興味を持っていただけると本当に嬉しいです。
これからもヨロシクお願いします。




