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第9回 タワーリング・インフェルノ

パニック映画の名作です。

ご存知の方、いるといいなぁ……

好きというかインパクトがある映画として記憶に残っている映画のひとつです。

タイトルは


『タワーリング・インフェルノ』(日本1975年公開)


日本では1975年公開です。平成生まれの人にとっては「超むかしの映画じゃん!」と言われそうです。たしかに私にとってもちょっとクラシックな印象を持つ作品。

でも、内容は現代でも十分受け入れられるはず。


スティーブ・マックウィーンとポール・ニューマン出演で、タイトルだけ聞いた人もいるのではないでしょうか。ジャンルとしてはパニックムービーです。

舞台はアメリカ、サンフランシスコの超高層ビル(138階もある!)。

落成式パーティーが催され、オーナーのダンカンをはじめ上院議員や市長、各界の要人まで参加していた。


豪華なオープンを迎えるはずだったが、電気配線のトラブルにより81階で火災が発生。

落成式の行われているホールは135階。

本来ならボヤで済むはずが、炎は勢いを増してパーティーの招待客を恐怖のどん底に落とすことになる。


ポール・ニューマン演じるダグは、火災が発生したビルの設計者。

パーティーにも参加しており、配電盤を確認すると、自分が設計したとおりに配線が行われていないことを知り愕然とする。

建設責任者が予算を浮かせようと手抜き工事をしていたためにスプリンクラーも役に立たず、ビル内は延焼するばかり。

ビルのオーナーはダグがパーティーを中止して避難するように言っても、火災は消防隊が消火すると聞く耳を持たない。

それが、最悪の結果を招くことになってしまう。


スティーブ・マックウィーンが演じるマイケルは消防隊のチーフ。

逃げ遅れた人々を救うために奔走するが、次か次へと問題が発生し、招待客、消防士たちも理不尽な犠牲を支払うことになる。


避難路を断たれたダグたち。消防局が決定したビルの消火手段に一同驚愕し、パニックを起こす。

果たしてマイケルはどうやって火災を鎮火させるのか。

ダグは生きて135階から地上へ戻ることができるのか。


というドキドキハラハラな展開です。

NHKのBSで一年に一度は放映しているのでは…という印象があります。

あらすじをざっくりと説明するだけでも結構長くなりました。

この作品を見ると、日本では1982年のホテルニュー〇ャパン火災を連想される方もいるそうです。

やはり人の驕りこそが人災を招くというテーマなのかなぁとも思えます。


私のなかでは、この作品と「ポセイドンアドベンチャー」(1972年米公開)という豪華客船が高波で転覆する映画が同じくらいのスケール感がありました。こちらは2006年にリメイクされています。

どちらもその時代では代表的なパニック映画です。


ときどきBS放送の映画番組で放映される場合もあるので、もしチャンスが来た際には挑戦してみてはいかがでしょうか。







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