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失恋したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました【コミカライズ完結】  作者: 二兎凛@失恋Vtuberコミカライズ最終巻8/27発売予定
初めてのムービー撮影!

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71:初めてのムービー撮影!

お待たせしました!

今日は予定があったのでちょっと確認が雑なのでもしかすると明日改稿する可能性もあります。

着替えも終わり、とうとうムービーの撮影が始まる。

まずは着替えた時にいたスタッフの加藤さんと一緒に撮影スタジオへと入る為に部屋を移動し始めた。


「えっと、今はゆかちゃんって呼んだ方がいいかな?」

「そうですね、お願いします。

僕もちょっと意識を切り替えます。」


「意識を切り替える?」

「すぅー・・・」


深呼吸をして自己暗示をかけていく。

僕は白姫ゆか。


僕から、ボクに。


『うん、これで大丈夫!』

「うぉ!?」

ボクの急な変わり様にびっくりしたのか変な声を出す誠二お兄ちゃん。


『どうかした?お兄ちゃん?』

「い、いやなんでもないよ。

(こ、これが白姫ゆかちゃん・・・)」


『それじゃ、入るね?』

「う、うん、入っても大丈夫だよ。

行こうか。」


『うん!』

ボクは緊張しつつもスタジオの中へと入っていく。


スタジオに入るとそこはボクの想像と違い洋風の木を基調とした部屋だった。

かなり広くて窓まで付いているみたい。


『おぉー!凄い!』

ボクはその光景に思わず驚いちゃった。


すると1人の男の人がスタッフさん何人かを連れてこちらへやってきた。


「君が白姫ゆかちゃんかな?」

『はい!そうです!』


「俺は今日の撮影を担当させてもらうカメラマンの大塚です、よろしく。」

『こちらこそありがとうございます!

ボクがVtuberをやっている白姫ゆかです、今日から撮影の方よろしくお願いします!』


「一応予定では今日明日明後日の3日間の予定になっているけど、3種類の衣装を着て撮影する様に言われているから頑張っていこうか。」

『はい!』


それからボクは椅子に座っているところを撮影することになった。


「まずはこの椅子に座って貰うんだけど椅子に座った後にカメラを回すからこっちから目線を送ったり、正面から撮らない限りはそのままのポーズでお願いします。」

『はい!』


ボクは椅子に座り女の子がよくやる脚をぴったり閉じて膝を斜めにするあの座り方で座った。


「おっ、いいねその座り方、それじゃあカメラを回していくからあんまり声を出さないように気を付けて下さいね!」

『はい!』


カメラマンのお兄ちゃんはボクの周りを回るようにカメラを動かしていく。


じーっと見られているこの感覚は未だに慣れないけどお仕事なので我慢。

ある程度周りを撮り終わった後に正面からボクを写したのでボクはにっこりとカメラに向かってはにかんだ。


「いいよいいよ!最後のはにかむところ何も指示して無かったのにタイミングが完璧だったよ!」

『ありがとうございます!あんな感じで大丈夫でしたか?』


「問題無し!ビデオにするには素材がまだまだ必要だからどんどん次の素材を撮っていくよ!」

『了解です!』


次は窓の外を見る為に窓を開けるシーンを撮り始めた。

ボクは窓を開けて風を受けて髪の毛が舞う。

ちなみにこの風は送風機を使っているらしいよ。


そして風を受けたボクは風の強さに驚いたように再び窓を閉める。


そしてカメラの方を向いててへっと笑う。

何度かNGが出たり、風の勢いが強すぎてボクの顔や髪が大変な事になったりしたけどなんとか無事に撮影出来たよ。


「よし、次はコートのボタンを外してトップスを出しながら撮影しようか。」

『はーい!』


この頃には他のスタッフさんともいつもの調子で話せるようになっていて緊張も解れてきた。


「それにしてもゆかちゃんはなかなか汗かかないねー、羨ましいよ。」

『これくらいだったらなんとか大丈夫だよ!』


「俺なんかはやっぱりカメラ動かすからなのかねぇ・・・」

『体動かしてると暑いし、仕方ないと思うな!』


「やっぱそうだよなぁ、まぁここからはボタンも外してるしもうちょっと涼しくなるだろうし快適になるんじゃないかな。」

『かなり涼しくなったよ!』


「ははは、それはよかった。

それじゃ今度はこっちから送風機で風を送るから風を正面に受けてくれるかな。

その後に俺がゆかちゃんの斜め前に行くから、気付いた雰囲気を出して可愛いポーズを取ってくれるかな。」

『可愛いポーズの指定は無いの?』


「ゆかちゃんが自分を一番可愛く見せられると思ったもので大丈夫。」

『うん、わかった!』


再び撮影が始まると

風を受けてひらひらとボクの服や髪が揺れる。

そうするとカメラマンのお兄ちゃんが少しずつ動き始め、ボクの斜め前にやってきた。


ずっと正面を向いていたボクはカメラに気付いたフリをするとカメラに近付きもじもじとする。

ボクはカメラの前でカメラマンさんに聞こえるかどうかという小さな声で似合ってる?

と聞くとカメラが上下した。


ボクはぱーっと輝くような笑顔を見せながら目元の涙を拭うような動きをして撮影は終了した。


ちなみにこれもオッケーが出るまでに何回もやり直したから結構大変だったんだよ!


そんなこんなで色々なシーンを撮影する事既に3時間ほど経っていて、今日は必要な素材が揃ったとの事で解散する運びとなった。

「はーい!お疲れ様でしたー!」

『お疲れ様でーす!』


「ゆかちゃんいい感じだったよ、また明日もよろしくね。」

『はい!こちらこそよろしくねお兄ちゃん!』


『一つ聞きたかったんだけど、このIVはどういう流れの動画になる予定なの?』

「あくまで予定だけど、秋っぽさを感じさせるこのスタジオで日常的にするような動作をワンシーンずつ集めて、今日明日明後日と3日間で着る予定の三着の服を順番を変えながら映像を作っていって最後にうちのロゴをバーンと出す感じって聞いてるよ。」


『あれ?っていう事は動きは同じ感じなの?』

「というかほぼ同じだね、編集でこういう服があるんだよってアピールをするから明日も同じような感じだと思って貰えるといいかな。」


『そ、それはそれで大変そうかも・・・』

「変わるのは服だけだから仕方ないさ。」


『出来る限り頑張るね!!』

「期待してるよ、それじゃお疲れ様。」


『お疲れ様お兄ちゃん!』

ボクはその日家に帰り早めに寝て、体をゆっくりと休めた。

コストコって楽しい場所ですね...(年甲斐もなくはしゃいでしまった人

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― 新着の感想 ―
意識切り替えってけっこう難しいはずなんだけどなあ、、、
[気になる点] トランスゆかたん知ってたとしても、 タメ口にイラッとするスタッフはいらんもんかね
[一言] 男の骨盤であの座り方できるのは凄い
感想一覧
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