66:ふわちゃんとオフコラボ!⑦
Twitterでは告知していましたが書きながら寝落ちしてしまったせいでこの時間になってしまいました...
明日、今日?も投稿予定ですのでよろしくお願いします!
歩いていまなんじの地区事務所へ向かっている僕達だったけど、事務所は想像以上に近くてすぐに到着した。
「それじゃ、一応ここの責任者やってるマネージャーさんに聞いてくるから少し待っててね。」
華さんは僕にそう言うと事務所の中へと入っていった。
それから数分もすると華さんが出てきた。
「大丈夫だって!」
いい笑顔で僕にそう言った。
「それはよかったです!」
「それじゃ案内するから行こっか!」
「あれ?そう言えば荷物は・・・?」
「もう預けたから大丈夫だよ!」
「早いですね!?」
「まぁ、渡すだけだからそんなもんだよ?」
そんな話をしていると入り口付近にいた僕達に話しかけてくる人が。
「あら、あなたが噂のゆかちゃんかしら?」
「あっ、ついでだから紹介しておくね、この人がこの事務所の代表兼私のマネージャーの三葉さん。」
華さんのマネージャーさんだった。
見た感じは30代のお姉さんで出来るOLさんといった感じ。
「あっ、はじめまして!白姫ゆかの中の人をやらせてもらってる、姫村優希です、よろしくお願いします!」
「優希くんね、こちらこそよろしくね。」
「空木さんが案内する前に聞きたい事があるんだけどいいかしら?」
「なんでしょう?」
「あなた、ほ、本当に男の子なのよね?」
「えっ?そうですよ?」
「いや、何というか・・・その・・・あなたの格好が・・・ね?」
「あっ」
「あっ」
「い、違和感の無くなって来てる自分が怖い・・・」
「私は似合ってていいと思うけどなぁ・・・」
「正直似合いすぎてて本当に男の子なのか疑わしいのよ・・・」
「うぅ・・・そうやって言われると恥ずかしくなってきました・・・」
僕は恥ずかしくて指を自分の指同士でつんつんとしてしまう。
「(ね?マネージャー、可愛いですよね?)」
「(これは反則だわ。)」
「それじゃあ私はまだやる事があるからここで失礼するわ、空木さん案内よろしくね。」
「はい!」
「あっ、あとそうね。
今なのちゃんが配信もうすぐ終わりの予定だから、もしかしたらばったり出会うかもしれないわ。」
「優希くん見たら絶対テンション上がるんだろうなぁ先輩は。」
「なのさんって一期生のあのなのさんですか?」
「そうだよー、今日優希くんの配信に来てた割には自分の配信もちゃっかりやるんですね。」
「代わりに今日は短めで2時間くらいで切り上げるって言ってたわ。」
「それでも2時間やってるんですね・・・」
「まぁそういう訳だからもし会ったら声くらいかけてあげるとあの子も喜ぶと思うわ。」
「分かりました!」
「それじゃマネージャーも頑張ってください。」
「お互いにね?」
「はは、ありがとうございます。」
そしてマネージャーさんはどこかへ歩いていった。
「それじゃ優希くん、まずは配信用のスペースを見せてあげるね。」
「はい!」
そう言って入った部屋には中央に広々としたスペースが。
カメラのある場所には大きなモニターが3枚用意されている。
「あのモニターどうして3枚もあるんですか?」
「えっとね、3Dモデルを映すためのものとコメント欄を出すためのモニター、あとはゲーム配信なんかをする時の為のゲーム用のモニターの3つがあるんだよ。」
「操作ってどうやってやってるんですか?」
「あそこのモニターの下が引き出しになってて、マウスとキーボードを引き出しを出すだけで使う事が出来るようになってるんだよ。」
「おぉ、僕の家だと2枚しか用意してないので凄く便利そうですね!」
「代わりにパソコンのスペックかなり要求されるから一般家庭にあるパソコンだと厳しいと思うかな。」
「そうなんですか?」
「まずコメント欄はいいとしても、画質を極限まで上げる設定にしてあるゲームとそれを録画するキャプチャボード、あとはそれの処理を引き受けるパソコン。
3Dモデルもあるから負担は更にドン!とくるよね。」
「確かに、少なくともゲーミングマシンじゃ無いと厳しそうですね・・・」
「これが企業勢が安定して高クオリティの動画や配信を出せる理由だね。
ちなみにVライブも似たような感じになってるらしいよ?」
「そうなんですね・・・あともう一つ思ったのが企業勢とは言っても大きく設備が変わる訳じゃ無いんですね・・・」
「確かにそうかもしれないかな。
ただこっちのは耐久性と性能の両立をしたものが多いから、値段がかなり高くなってる事かな?」
「そうなんですか?」
「あのマイクあるでしょ?あれ1個で10万円くらいするらしいよ。」
「10万!?や、やばいですね・・・」
「私たちも使う時結構緊張するんだよね・・・」
「絶対そうだと思います・・・」
「さて、と。この部屋はこれくらいかな?」
「次は何かあるんですか?」
「会議室かな?」
「それ見る意味ありますかね・・・?」
「ぶっちゃけないかも?正直、ここを見学にくる人ってあんまりいないから・・・」
「あんまりって事はたまにいるんですね・・・それにしても沢山の部屋ありますよね、全部配信スペースなんですか?」
「3分の2はそうかな?残りが会議室なんだけど、そこでその日の配信の方向性を決めたりするんだよ?」
「華さんもですか?」
「私は最初の頃結構使ったよ。」
「という事は今だとある程度自分で配信の方向を決められている人は使わないって事なんですね。」
「そういうこと!」
歩いて別の部屋に行こうとしていると、ふと目の前の扉が開いた。
「ふぅ・・・」
「あっ、先輩だ。」
「この声は・・・ん?ふわりって呼ぶべき?」
「いえ、いつも通りでいいですよ?」
「ところで、そこのぼく好みの可愛い子は誰?」
「この子ですか?ゆかちゃんですよ!」
「えっ?」
「はじめまして!白姫ゆかの中の人やってる姫村優希です!」
「あ、あり、がとう。」
「先輩可愛いでしょ?本当に男の子なんですよ?」
「え?本当?」
「本当ですよ?」
「僕は男ですよ?」
「信じられないの・・・」
「口調出てますよ!?」
「それはしょうがないと思うの・・・」
「まぁ気持ちは分かります・・・」
「なんで見る人全員同じような反応見せるんですか!?」
「だってその格好はただの女の子だよ?」
「そうなの・・・」
「これは着替え忘れてただけですって!」
「実は満更でも無かったりして!」
「口では否定してても体は正直なの。」
「うぐっ・・・」
否定出来ない自分がいるのも確かなんだ。
可愛い物は昔から嫌いじゃなかったしむしろ好き。
熊のぬいぐるみとか昔はよく持ってたっけ。
でも、女装とは話が・・・別、だと思う。
うん。
「まぁ、今日は仕方ない部分も多いからあんまり言わない方がいいか。」
「あの配信の内容だと仕方ないの。」
「そうしてもらえると助かります・・・」
「それじゃぼくはこのあと少し予定があるからここでおさらばするの。」
「喋り方混ざってますよ!?」
「ぼくはコミュ障なの、キャラ作らないとすぐにでもどもっちゃうの。」
「そういえばそうでしたっけ。」
「それはそれで大変そうですね・・・」
「ぼくの演じれるキャラが聖曽なのだけになったから正直Vtuber以外の仕事できる気がしないの・・・」
「「いやだから混ざってますよ!?」」
「ふふっ、2人揃って同じツッコミしてるの。それじゃまたねなの。」
「先輩お疲れ様ですー」
「お気をつけて!」
「先輩って言われるほど歳離れてないの・・・」
そう呟きながらなのさんは歩いて行った。
「今日優希くんとの配信の時も観に来てくれてたんだよ。」
「あっもしかして・・・」
「そう、あのなのなの言ってたコメントだね。」
「なるほど・・・」
それから会議室を見たり、他のライバーさんに見つかって大変な目にあったり・・・
何があったか?
聞かないで・・・簡単に言うとふわちゃんみたいなスキンシップの連続だったよ・・・
ディ◯ニーの着ぐるみの中の人はこんな気分だったのかな・・・
そしてある程度見終わりまた入り口まで戻って来た。
「見るところは大体こんな感じかな、ぶっちゃけ結構普通でしょ?」
「思っていた以上に普通でしたね、もっとこうVtuber感を押し出してるかと思ってました!でも機材は部屋によって微妙に変わっててびっくりしました。」
「事務所でそれやっても意味ないからね、その分イベントではVtuber感を結構押し出してるんだ。よかったら一回遊びに来てみてね!」
「はい!」
「それじゃあ駅まで一緒に帰ろっか。」
「そうですね!」
そして駅で僕達は分かれ、帰路についた。
恥ずかしかったり、疲れたりしたけど楽しかったな。
スマホ握りしめたまま寝落ちしてて書こうという努力だけはしていて笑いました・・・




