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失恋したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました【コミカライズ完結】  作者: 二兎凛@失恋Vtuberコミカライズ最終巻8/27発売予定
WCS日本代表選考会編!

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292:薫さんにお礼を!

お待たせしました!!!!

 薫さんの家のキッチンへ入り、早速ご飯を作る準備を始める。


 買って来た材料は前、薫さんが食べてみたいと言っていた料理のものを買って来たんだけど、口に合うと良いな。


 まずはじゃがいもやにんじん、玉ねぎと言った野菜をそれぞれいい感じに切って、じゃがいもを水にさらしておいたり、しらたきの下処理を済ませたら、用意していた牛肉と玉ねぎをフライパンで軽く火が通るまで加熱。


 そしてお肉に軽く火が通ったら調味料を入れて、軽く炒めてからにんじんも投入。軽く味がついたらじゃがいもを入れて半分くらい顔が出るくらいまで水を入れ、じゃがいもに火が通るまでは蓋をして加熱していく。


 ある程度時間が経ったら串を刺して火が通っているかを確認して、大丈夫だったらそのまま蓋を外して水分を飛ばしたら肉じゃがの完成。


 あとは他のおかずとしてほうれん草の卵とじ、お味噌汁を用意したらご飯は完成。


 味見した感じも問題無いから大丈夫⋯⋯なはず。


「⋯⋯出来た!」


 盛り付けが終わった僕はそう呟き、料理を運ぼうとすると由良さんと薫さんの二人が待ち遠しかったような顔をしながらキッチンの前で待機していた。


「⋯⋯い、いつからいたんですか?」

「さ、さっきだよ?良い香りがしたから来ちゃっただけだよ??」

「本当ですか?」

「ごめんなさい、じっくり見てました⋯⋯」

「まぁ良いんですけど⋯⋯ただ、目の前でじっくり見られるとそれはそれで恥ずかしいですね⋯⋯」

「でも、慣れた手付きで格好良かったよ?」

「えっと⋯⋯ありがとうございます⋯⋯」


 格好良いなんて言われ慣れてなくて、少し恥ずかしい。


「作ってるところは格好良いのに、照れちゃうところは可愛いね」

「うっ、だ、だって⋯⋯」

「だって?」

「さ、冷めちゃうといけないですから!

 は、早く食べちゃいましょう!」


 僕は薫さんが微笑みながらそう褒めてくれた事に照れを隠しきれず、恥ずかしさを隠すように料理を運ぶためにキッチンを出て行った。



「あっ、逃げちゃった」


 その様子を横から見ていた由良はにやにやとしながら私の側に寄って来た。


「お姉ちゃんもやりますなぁ⋯⋯」

「えっ?」

「優希くんを褒めて好感度アップ作戦でしょ?」

「ち、違うよ由良!?」

「天然⋯⋯だと⋯⋯?」

「だ、だって、テキパキとご飯作ってるところじっくり見てたら、格好良いって思ったんだもん、仕方ないでしょ」

「お姉ちゃんって隠し事苦手すぎない⋯⋯?」

「そ、そうかな?と、とりあえず私たちも運ぼう?」

「それもそうだね、冷めたら勿体無いし!」


 私達は素早く料理を運ぶと、テーブルにお皿を並べて優希くんと向かい合いながらご飯を食べることにした。



「「「いただきます!」」」


 三人揃ってそう言うと、それぞれご飯を食べ始める。薫さんは一口食べると凄く良い表情をしながら食べ進めていて、頑張って作って良かったな。


 僕も一口食べると、安心するいつもの味で、ご飯が進み、自然と頬が緩んでしまう。


「んー、美味しい!」

「本当に美味しいねお姉ちゃん」

「ありがとうございます!」

「しっかり味がついてるから、ご飯が進んじゃうね」

「久々におかわりしそうだよ私」


 薫さんも由良さんも満足気に食べてくれて、あっと言う間にお皿にあった肉じゃがは減って行った。


 残りが少なくなると、箸の行き先というのも被りやすくなって——


「あっ」

「あっ」


 僕の箸と薫さんの箸がぶつかってしまった。


「ご、ごめんなさい!」

「だ、大丈夫!私も食べるのに夢中になってて気付かなかっただけだから!」


 お互いに口をつけたものがぶつかったのに、薫さんは気にしていない様子で、そのまま箸で掴むと口に運んでいた。


「(か、間接キス⋯⋯いやいやいや!

 こ、これは事故みたいなものだし!ノーカンだよね!?)」


 僕が内心でそう考えていると、由良さんが薫さんに何かをこっそり伝えていた。


 その瞬間、薫さんの顔は真っ赤に染まり、あわあわし始めた。


「ゆ、優希くん⋯⋯これ、これはそのね」

「こ、これは事故です!だから気にしないでください!!」


 そう言いながら僕はパクリと肉じゃがを食べる。


「あっ」


 薫さんの小さな声に気付いた僕は思い出した。箸がぶつかったということは、もちろん僕の箸も⋯⋯


「あ⋯⋯」

「お、おそろいだね!?」

「そ、そうですね!?」


 もう途中から僕達はヤケクソになってしまい、何を喋ったのか忘れてしまった。



「薫さん、次はコミケの日でしたよね?」

「うん。今回も前日に行くから一緒に行こうね」

「はい!今からもう楽しみです!」


 ご飯を食べ終えて落ち着いた僕達は本題の一つであるコミケについての打ち合わせを始めた。


 今回は僕が一人で頒布をする予定だから細かいポイントなんかを教わり、今日は解散する事になった。


 帰り道、僕は本当にこんなのでお礼になるのか、そう思わずにはいられなかったけれど、薫さんが喜んでいたし⋯⋯良いのかな?

とうとう5/18より3巻が発売⋯⋯!!

しかも今度の表紙はやばいくらい可愛い!!!

凛愛先生のツイートでイラストが見れるのでぜひ確認してださいね!

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― 新着の感想 ―
由良さんがwww がんばれマジで 甘くなるのはしょうがないwww
[一言] とんでもなく肉じゃがが甘くなってそうだなd=(^o^)=b
[良い点] 早く発売されないかなーと楽しみです。 イラストがつくと、より一層素敵な感じになりますね!
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