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盗賊との戦い

 私はまず切りかかってくる2人を殴り殺しました。


 剣の間合いを読んで危なげなくかわして腹に拳を入れる。


 そのまま3発程殴ってしまうと何故か人が死んでしまうのです。


「なんだこいつ...、ただ殴っただけなのに...」


 明らかに空気の感じが悪くなっていると察する者も出ているだろうに、なかなか撤退しない盗賊達。


「怯むな!! 相手は1人だ!! 囲んで叩けばどうにでもなる!!」


「そうだ!! 全員で一斉にかかれば...」


「ぐへへ、うちのめした後のお楽しみタイムが楽しみだぜ〜!!」


 下衆な事を呟く奴もいましたが別に気にしていません。


「なら試してみる? 全員まとめてかかってきなさい!」


 25人の大人の男を相手に啖呵を切る私。


「ガキが!! 大人を舐めるなよ!!」


 少しは学習したのか今度は5人同時に切りかかってきた。


(...この数を相手にするなら)


 数秒と短い時間感覚の中で思いついた答えが...。


「【ケロっとすぱいらる☆】」


 を5本同時に展開し、足元から彼らを突き刺す事でした。


「あへっ...?」


 5人が5人とも突然すぎる死に理解する間も無く死んでいきます。


 それを見て露骨に怯え出す盗賊達。


「な...、なんなんだこいつは...」


「くそっ!! 高レベルの魔術師でも乗っていたのか!?」


「いや...魔術師にしては移動速度が早すぎる!! 誰かあいつの動きを捉えられんのか!!!」


 私の対策をする為に話し合いをしながら仲間割れを始めている様は滑稽ですね...。


「ハハッ、こんな子供1人黙らせられないなんて盗賊が聞いて呆れますね」


 私は笑って彼らを挑発しました。


 何故でしょうか? 普段こんな事絶対に言わないはずなのに、今の私は何故か彼らを殺す事が楽しくてしょうがありません!。


 黒い何かが私の中で増幅していくのを感じます。


『さぁ...、楽しい狩りの始まりだ...』

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