表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

515/568

アポロの正体

 金色に輝くアポロの片手によってケロナの一撃は止められてしまっていた!


「なっ!?」


 驚きの声をあげるケロナでしたが、勿論私たちも全員が驚いていました。


(ケロナの一撃をあんなにあっさり止められるなんて...!)


 と誰もが思った次の瞬間! 彼は反撃に転じる!


「流石ケロナだ、【次元龍】の依代としてこれ以上ないくらいの素質を秘めているな...」


 彼はそう呟くとケロナの腹を蹴飛ばし町の外まで吹き飛ばしました!


「おや? 少し力を入れすぎたか?」


 彼は妙に煽るような言葉を投げかけてくるのがうざい所ではありますが、実際の所その力は折り紙付きです!


「ケロナ!!」


 私が彼女の名前を叫ぶと、彼女はすぐさま元の位置まで戻ってきていました...。


 黒き鎧を纏いて金色の鎧を纏うアポロを睨みつる!


「...そう、そう言う事だったのね...、今の一撃で理解した、アポロ、あなたが【シュライン】で見た祭壇の【眷属】だったって訳ね...!」


 その言葉に対してアポロの反応はただ笑みを浮かべるのみ。


「そうだったらどうする?」


「ここで消す!!」


 そう叫んだ時のケロナの表情はとてつもなく感情がこもっていて、まるで怒りを露わにした狂犬のようなイメージをしてしまう私なのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ