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3冊目の【聖典】

 私達の目の間に現れたのは3冊目の聖典と...。


「アポロ...?」


 でした。


 全員の視線がが一箇所に集中する中、とてつもない憎悪の気持ちで聖典を睨みつけている存在がいました。


 そう、ケロナです。


「アポロ!! 今すぐその手に持っている【聖典】を叩き斬って!!」


 と声をあげる彼女の姿を見て笑い声をあげる金髪の貴族。


「ははは! 何を言っているんだ? 僕はこの【聖典】を手に入れる為に君達に協力していただけに過ぎない...、まあクラールと2冊目の【聖典】まで失う事になるのは想定外だったけどね...」


「...何を言っているの? どうでもいいから早く【聖典】を壊しなさい!!」


 そう叫びながら3冊目の【聖典】に飛びかかるケロナでしたが、アポロの放った強力な魔力障壁によって弾かれてしまいました。


「させないよ、この【聖典】は僕にとって大切な物だからね」


「アポロ? 冗談を言っているのならそれくらいにして、これ以上は私も手加減できないから...!」


 ケロナは声を上げると一気に彼の近くまで近づき刀を振りかざす!!


(決まった!!)


 私がそう思った瞬間でした!


 アポロの体が光輝き出したのは!!

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