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【城塞都市クレイトン】

 〜3日後〜


 そこそこの日程と安全性をかけた結果。


 無事に【城塞都市クレイトン】にたどり着く私達。


 馬車から降りる私達からお金を受け取る冒険者の男。


「まいどあり、レベル1の嬢ちゃん」


「んっ、ありがとう、ところで今からギルドって所に行くんだよね?」


 私の問いに男は答える。


「まあな、あの馬車の護衛代金をギルドに受け取りに行くからな」


 この冒険者の名前はディールと言ってDランクの冒険者らしい。


 職業は剣士でレベルは24。


【城塞都市クレイトン】の中では冒険者の中でもそこそこの成績を収めているらしい。


 彼にはこの3日間、一緒に過ごしている中で色々と教えて貰った。


 基本的に冒険者は誰でもなれるらしく、サラみたいな小さい子でもギルドは大歓迎らしい。


 それだけを見ても安全面に関してはとても無責任な仕事場であるのだが、裏を返せば誰でも稼げるチャンスがあるとも考えられているらしい。


 実際初心者の死亡率は物凄く高いらしく、初心者のうちは知り合いのベテランと組んで仕事をするのがベターらしいのだが、当然私達にそんなコネはないので取り敢えず仕事の内容を見て出来る仕事からやってみるつもりだ。


 彼に連れられてギルドに向かった私達は冒険者登録を行う事になった。


 〜冒険者ギルド〜


「ではまず職歴とお名前、そしてレベルをお書きください、あっ偽装しようとしてもレベルだけは無駄ですからね」


 ニコニコと答えるギルド職員に私は経歴を書いて渡す。


 勿論サラの分も書いてあげた。


 トミーおじさんに文字の書き方を教えて貰っておいて助かったとこの時になって思う。


「では次に嘘のレベルを書いていないか検査させていただきます、目の前にある水晶に手を当ててください」


 と言う職員の前には青い水晶が置かれていた。


 私が手をかざすとレベル1と表記される。


「嘘ではないようですね、次はそちらのおチビさん」


 今度はサラの番だが、レベルはきっと1のままだろう。


 そう思っていると...。


「こ...これは!?」


 驚くギルドを職員の姿があるのでした。

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