表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

130/568

馬車つかうよりも走った方が早いなんておかしいよね!?

 〜ハーメルンの町〜


 予想通り夕暮れ時に次の町についた。


「ついたな、ミストレインから数えて村3つあったけどやっぱり町に泊まりたいだろうから頑張ってよかったよかった」


 私がそう呟きながら後ろを振り向いてみると...。


「なんで...、馬車使うよりも走った方が早いんですか!! ケロナは!!」


 汗だくになりながら私よりも後に到着した彼女はこうも言っていた。


「と言うか先行く馬車を2台くらい追い越しましたよね!? 【魔女】である私はともかく、ただの【村娘】ができる芸当じゃないですよ!!」


 息切れをしながらそう叫ぶ彼女の腕を掴みながらサラが話に介入してくる。


「まあまあ、ケロナお姉ちゃんだから」


「それ全く答えになってません! さぁ! まずはこの町にある教会に言って()()()ケロナのレベルと職業を確かめさせて貰いますからね!」


 プンスカ怒りながら教会に足を運ぶレイナに続く私達。


「サラも全然レベル聞いていなかったからどれだけ上がっているのか楽しみ!」


 ウキウキしながら教会に向かうサラとプンスカ怒りながら教会に向かうレイナの温度差が面白くてついつい笑ってしまう私なのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ