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弟子入り②

「はい...? つまり貴女は私に魔術を教えて欲しいと言う訳ですか?」


 その言葉に私は元気よく返す。


「はいっ!!」


 レイナさんはしばらく考えた後にこう言いました。


「本来なら弟子を取るつもりはないのですが、今回ばかりは命の恩人...いえ人生の恩人として貴女に敬意を表し、特別に【魔女】レイナへの弟子入りを認めましょう」


 その言葉に舞い上がってしまう私。


「やった〜!!」


 思いっきりジャンプして全身で喜びの表現を表していると...。


「ただし! 私の教育は厳しいですよ! その代わり本気で貴女を育ててあげますので一人前の【魔女】になってくださいね」


 ふふんと鼻で笑いながらも私にチャンスを与えてくれた事には感謝しかない。


「はいっ! 頑張らせて頂きます!」


 ビシッと決める私を見て彼女はニッコリと笑う。


「ふふっ...、そういえば貴女の名前は?」


「サラ!」


 私は元気よくそう答えました。


「サラ...ですね、わかりました、私はレイナです、これからよろしくお願いしますね」


「こちらこそよろしくお願いします!」


 そんな私とレイナさんのやりとりをケロナお姉ちゃんは遠くから眺めているのでした。

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