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決戦ガーディン邸!!⑤

「【火球】」


「【火球】!!」


 レイナの炎を相手に私も炎で立ち向かいましたが...。


「うぐぐ...!」


「あらあら、私の炎を前にしてあなたの炎は怖がっている見たいねぇ...」


 と言われてしまいます。


 と言うのも、レベル差のせいか同じ魔法でもあちらの方が威力が上のように感じました。


 チリチリと熱い炎が私の方に迫ってきているというのに、彼女は遠慮などしてくれません。


「ほらほら! 頑張って【火球】を連発しないとやられちゃうぞ!」


「わっ! わっ! わっ!」


 何回【火球】を放ったのか分かりませんが、徐々に手が疲れてきました...。


(やばい...もう魔法力が...)


 いくら低燃費な魔法である【火球】と言ってもこれだけ連発していれば当然ガス欠になります。


 しかし、魔法を止めれば黒焦げになってしまうので止められません。


 力の続く限り【火球】を放ちます。


「「【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】【火球】」」


 お互いの声が廊下中に響き渡る中、ついにその時がやってきてしまいました。


 プス...。


「あっ!」


 私の魔法力がついに切れてしまったのです。


 それを見た奴はニヤリと笑いながら私に【火球】を投げつけてくるのでした。

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