大晦日の雑談
よぉ兄弟、初めましてだな。
俺ァな、青チンの奥村ってんだ。ああ、チンコが青ェんだ。
ああ、そうだな。チンタオビールのチンだな。チンゲン菜のチンだな。だから青青、またはチンチンだな。
そんなことよりコイツを見てくれよ。
駐車場に落ちてたガム⋯⋯いや、ダブルガムだ。
雪だるまのキンタマみてえだな。
なァ兄弟。
年末ぐれえカッコつけさせてくれよ。
な、いいだろ?
餅を吸う。
雑煮って、あったかい。
冷凍庫の中からハットくんを取り出して風呂へ向かう。そう、シャンプーハットのことだ。
頭を洗っていると、指先に何かが触れた。
冷たい。
硬くもなく、柔らかくもない、細長い感触。
――指だ。人の指。
あまりの恐怖に身体が固まった。
1分⋯⋯2分⋯⋯どれだけ時間が過ぎても、その「手」は俺ァの頭から離れない。
最初はただただ怖かった。
だが、じわじわと恐怖が別の感情に変わっていく。
怒りだ。
いい加減にしろよ。
手をどけねェンなら、てめえが洗えよ。
俺ァの頭、しっかり洗いやがれ!!!!
と心の中で念じると、その手が動き始めた。
シャカシャカ、シャカシャカ
(カユイトコナイデスカ〜)
行きつけのカレー屋のネパール人店主そっくりの落ち着く声が、脳内に直接響いた。
(シッコがカユい死)
俺ァもネパール人の幽霊の手の脳内にカユいを申し上げる。
(ワカリマシタ〜)
ネパール人の幽霊の手はそう言うと風呂場から出て、孫の手を掴んでトイレへ向かった。
ふぅ、これでゆっくり頭部を洗浄出来る。
頭を洗っている時、人は何を考えているのだろうか。今俺ァは、特に何も考えていない。かといって、洗髪に集中しているわけでもない。適当に泡立てて適当に頭をこねくり回すだけだ。
シャワーで泡を洗い流す。
ハットくんのおかげで目を開けたままこなすことができる。
その後ハットくんを首まで被り、身体を舐めないようにする。
湯船に入り、部屋の角を見つめる。
あったキャイ。
マツコ・デラックスの幻覚が見える。
クレヨンしんちゃんと同じくらいの大きさなんだね。いやまあ、俺ァの脳のさじ加減なんだけども。
風呂から出る。
脱衣所の隅を見つめる。
体を拭いて、棚と棚の間に入る。俺ァは狭いところが好きなんだ。
ダンボール箱に入って丸まる。出る時に爪を研ぐ。
(シッコカイテキマシタヨ〜)
おう、ご苦労。
(オツギハ〜?)
おう、単三電池買ってこい。
(ウス)
さーて、七宝大先生の『サクサクうんちのマーメイド』の続編『シャキシャキはなくそのサイクロプス』が届いたことだし、読むか!
シュッ⋯⋯泣けるぜ⋯⋯
シュッ⋯⋯なんていい話なんだ⋯⋯
シュッ⋯⋯
シュッ⋯⋯
シュッシュッシュッシュッシュッシュッ
シュッシュッシュッシュッシュッシュッ
シュッシュッシュッシュッシュッシュッ
にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜
( 'ω')ン!
三(((((( 'ω')ン!!!
「あいつ、この前調子の悪い犬に負けたらしいっすよ」
後輩のキム木村が耳打ちをした。俺ァは笑いをこらえながら、ブランコに飛び乗った。
「先輩、34漕ぎしたら出動してくださいよ?」
「ああ、分かってる。あと32漕ぎ集中させろ」
〜1時間後〜
「よし、行くか!」
「行きましょう!」
2人でムキムキ大学ムキムキ部の部室へと向かう。俺ァたちは顧問なのだ。
「おはようございます!!」
「おはようございます!!!」
「監督、おはようございまァす!!!」
ムキムキの学生たちが俺ァたちに元気に挨拶をする。気分がいい。俺ァたちも挨拶を返す。
「ピョコっ」
俺ァはぶりっ子なので、可愛く見られたいのだ。
さて、今日はこれから大事な試合がある。彼らは負けられない。今日負けたら終わりなのだ。そんな彼らに俺ァから言えることはただひとつ。
「やらなきゃ意味ないよ」
見事我が校は優勝を果たし、国中から祝福された。
〜数ヶ月後〜
『悪質タックル元年8月7日、今日はハムの日の次の日です。みなさん、昨日ハムを食べましょう! それではさようなら。永遠に』
ピカチンTVの朝のニュースを見ながら仕事の支度をする。
髭を剃る。
シェーバーから髭を取り出し、すり鉢にあける。
髭をあたる。
次第にツヤを帯びてくる。
そう、この質感。
てーれんてーれれ〜
中略
次回!
『波平、加齢臭』
『母、更年期!?』
『松本、アウト〜!』
の三本で〜す!
てーてん!
モチュヌアゲバス(閑話休題の意)
俺ァな。
ホントはな。
青チンじゃねェんだ。
トメちんなんだ。そう、透明。
いい?
透明でも、生きてていいか?
ありがとうございます!(´▽`)良いお年を〜
試着室でエッチなことしてる漫画の女、カーテンの真ん中から顔出して外の人と喋るけど、両側からのカーテン見たことない気がする。片側カーテンのとこしか知らない。良いお店は両方カーテン試着室なのか?
あーーーーー!!
やばい!!!
やばいようんちが!
漏れルークス!
懐かしい道を久しぶりに通った。
友達と喋りながら、遠回りで帰った道。
エモいね。しじみのサンドイッチとランランルーもつけておこう。
来年の目標:イム様のパンチラを見る




