チェルヌィフでの登場人物
以前に頂いた感想で、登場人物紹介があっても良いのでは、というご意見があったので書いてみました。
本編のエピローグと同時に更新していますので、そちらを読み忘れのないようにお願いします。
◇◇◇◇主人公サイド◇◇◇◇
ハヤテ
本作の主人公。旧日本陸軍のレシプロ戦闘機『四式戦闘機・疾風』を模した機体に転生した、元引きこもりの成人男性。
ティトゥ
本作のヒロイン。ハヤテと契約を交わした(と、本人は信じている)貴族の少女。ナカジマ家の当主。類まれなる美貌の持ち主だが、いささか中二病を患っている。
カーチャ
ティトゥが当主となる前から彼女に仕えていたメイド少女。作品中では気の毒な目に会う事が多い。
◇◇◇◇チェルヌィフ王朝◇◇◇◇
チェルヌィフ王朝は王家が途絶え、有力な六大部族が持ち回りで国王代行として政務を執り行うという、特殊な政治形態をとっている国である。王都はザトモヴァー。六大部族は”戦車派”と”帆装派”と呼ばれる二つの派閥に分かれている。
戦車派
ベネセ、バルム、ハレトニェートの三つの貴族家からなる、軍事色の強い一派。
帆装派
サルート、ベルキレト、アクセムの三つの貴族家からなる、商業色の強い一派。
基本的にこの国の貴族家は、全てこの六大部族に属しているが、例外的な存在もいる。この国の面積の約四割を占める砂漠に住む者達は”隊商派”と呼ばれ、どちらの派閥にも属さない特殊な立場を取っている。しかし隊商派の力は小さく、全ての貴族家の力を合わせても六大部族のひとつにすらかなわないと言われている。
◇◇◇◇隊商派貴族◇◇◇◇
◇カズダ家
南北におよそ1300km。東西におよそ1100kmの範囲に広がる広大なザトマ砂漠。その北東部に位置するオアシスの町ステージを治める貴族家。
カルーラ
叡智の苔の言葉を伝える巫女、小叡智の姉弟の姉。16歳。ハヤテ達がこの国に来るきっかけとなった少女。おっとりとした見た目で、会話の際は口数は少なく端的に喋る。逆に日本語で喋る時は年相応な饒舌となるがどうしてだろうか?
キルリア
小叡智の姉弟の弟。聞き分けの良い真面目な少年。11歳。小叡智としての能力は姉よりも高いとされている。自分を溺愛する姉に、弟離れして欲しいと願っている。おそらく、思春期に差し掛かっているせいだと思われる。
エドリア
カズダ家当主。カルーラとキルリアの歳の離れた兄。真面目な苦労人。妻と11歳の長男、生後一年の娘がいる。
◇◇◇◇帆装派貴族◇◇◇◇
◇サルート家
クリシュトフ
サルート家の元当主。王都で国王代行をしていた所を、ベネセ家のクーデターで命を失う。
イムルフ
ベネセ家のクーデターで父・クリシュトフが死んだため、急遽サルート家の当主となった少年。17歳。ハレトニェート家当主レフドは彼の叔父にあたる。
◇ベルキレト家
◇アクセム家
両家共に名前だけ登場。
◇◇◇◇戦車派貴族◇◇◇◇
◇ベネセ家
ベネセ領は敵国である帝国と国境を接した領地で、ベネセ家は昔から帝国の侵略を何度も退けた、武断派の筆頭ともいえる貴族家である。
エマヌエル
ベネセ家の当主。クーデターの首謀者の一人。帝国工作隊の破壊工作を阻止するために前線で指揮を執っていたが、工作隊の凶刃に討たれて死亡する。
マムス
エマヌエルの弟。ベネセ・バルム同盟軍の総司令官。ベネセ家の軍事を一手に引き受ける荒武者。ハレトニェート家の当主レフドとは昔からライバル関係にある。兄エマヌエルの死後、ベネセ家の新当主となる。
◇バルム家
バルム領は北方の険しい山(ピエルカ山脈)を含む領地だ。農地に適した平地こそ少ないものの、山脈から採れる各種鉱石及び、良質な木材に岩塩と、六大部族の中で一番天然資源に恵まれた領地となっている。
◇ハレトニェート家
ハレトニェート領は、戦車派の貴族で唯一、領地が帝国との国境に面していない領地である。そのためか戦車派の中では比較的帆装派に近い立場にあると言える。
レフド
ハレトニェート家当主。帆装派連合軍の軍司令官。サルート当主クリシュトフは彼の兄にあたる。現サルート当主イムルフの叔父。ベネセ家の将マムスとは若い頃からライバル関係にある。ハヤテを召し上げようとして地獄のアクロバットツアーに招待され、思わぬ醜態をさらす。入り婿である事を気にしている。
◇◇◇◇帆装派関係者◇◇◇◇
◇水運商ギルド
帆装派を代表する巨大ギルド。本拠地はサルート領。主に聖国との貿易で利益を上げているが、他の商売にも広く手を伸ばしている。
ドッズ
現在のギルド長。保身にしか興味のない俗物。心労を抱えてリタイア寸前となっている。
マイラス
無気力な若手(といっても30歳手前だが)ギルド商人。ギルド長に命じられ、ハヤテ達竜 騎 士の下へと向かう。そこで彼らの桁外れな能力に衝撃を受け、現体制を覆す野望を抱くようになる。現在はハヤテ達が見つけた古代の黄金都市リリエラで、太古の塩湖の発掘作業に日々勤しんでいる。
ジャネタ
マイラスが師匠と呼ぶ元気なお婆ちゃん商人。誰しも認める実力を持ちつつも、女というだけで出世を阻まれ、半ば飼い殺しのような状態にあった優秀な商人。マイラスの手引きで、ハヤテ達竜 騎 士と共に暗躍するようになる。
ヤロヴィナ
新人ギルド職員。ドジな眼鏡少女。ジャネタの指示でハヤテ達と行動を共にする事になる。
◇◇◇◇王城関係者◇◇◇◇
◇王都ザトモヴァー
チェルヌィフ王朝は、三年おきに六大部族が国王代行を務めるという特殊な行政方法を取っている。そのため、長期的な政策に弱いという一面を持っている。この欠点を補うため王城には大臣を頂点とする官僚集団が作られ、具体的な政務は彼ら文治派が執り行っている。
イグノス・ヒゴ
大臣。見た目は人当りの良い太った中年男性だが、その行政手腕は非常に優れている。交渉のために何度か帝国を訪ねた際、中央集権国家の国力を目の当たりにし、現在の国王代行制に疑問を抱くようになる。クーデター計画の立案者。帝国と友好関係を築けると信じているため、上手く利用されている事に気付いていない。帝国工作隊を招き入れた罪でマムスに切られて死ぬ。
これで第十一章は終了となります。
更新の再開までしばらくお待ちください。




