ギフトの日

ある日、日本に初めて誕生した女性総理大臣を始め日本の政権や国民を煩わせていたＣ国からの嫌がらせが止まった。

宇宙の彼方から飛来した数十メートル程の大きさの隕石によって。

日本やアメリカ合衆国などＣ国をクソだと思ってた国々からは奇跡のギフトと呼ばれ、Ｃ国自身やＣ国と仲の良い国々からは厄災のギフトと呼ばれる隕石。

飛来した隕石は１００００００００００００００００００００００００分の１くらいの確率で、ドンピシャＣ国の中央委員会全体会議が行われていた天安門に落下、Ｃ国の総書記を始め幹部全員を天に召す。

ドンピシャ天安門に落ちて総書記と幹部全員を天に召しただけで無く、その隕石による被害も他国には及ばずＣ国だけが未曾有の被害を受けたのだ。

だからその隕石が落ちた日を記録として残す為に、Ｃ国からの度重なる嫌がらせを受けていた国々は、ギフトの日としてその日を祝日に定めた。