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温泉旅行の計画


 勝手に助手席に乗り込込んだ雅。

先に帰ったと思ったのに。

俺の荷物は雅の手によって後部座席に移動された。


「一緒に帰るなら声かけろよ。危ないだろ」


「ごめん……」


 雅を助手席に乗せ、先輩の家まで送る。

これと言って特に会話もなく、流れる音楽を聞きながら運転する。

不意に視界に入る雅の表情。何となくいつもと違う気がするな。

雅を送ったついでに上がり込む。


「いらっしゃい。送ってもらって悪かったね。コーヒでも飲んでいく?」


「いただきまーす」


「あのさ、純平。武ちゃんと相談したんだけどさ。温泉旅行、行きたくない?」


 旅行。温泉、おいしいご飯、楽しい観光地。

いいね! 行きたい!


「行きたいけど、なんで?」


「こないだネットを見ていたら格安で泊まれるホテルがあったんだよ」


「おぉ、すごいな」


「一室四名様までで、純平も一緒にどうかなって」


 先輩が俺に数枚の紙を手渡す。

ネットの画面をコピーしたものだけど、豪華なホテルの写真が映っている。

豪華な部屋、天然温泉、バイキング、ゲームコーナーに各種イベント。

いいね! 超楽しそう!


「どう? 折角だから一緒に行かないか?」


「是非ご一緒に!」


 やったー! 温泉ホテル! しかも超豪華!

ありがとうござます!


「でね、一つ相談なんだけど、純平車あるよね?」


「ありますよ」


「私と武ちゃん、それに三人分の荷物、乗せられるよね」


「余裕ですね。お土産たっぷり買ってもまだ余裕がありますね」


「ホテル代、ガソリン代、高速代はこっちが持つから、車出してもらえないかな?」


 先輩と雅がキラキラした目でこっちを見てくる。

俺に足になれと? 二人の旅行を楽しませるために、俺が運転手?


 やっぱり、俺を利用するためだったのか!

これだから、信用できないんだよ!

俺がそんな簡単に騙されると思うのか!


「喜んで! 自宅までお迎えにあがります!」


「やった! ほら、武ちゃん。純平に相談して良かったでしょ」


「悪いね。公共機関で行こうとすると、どうしても現地で身動きが取れなくてさ。ずっと運転任せるけど、大丈夫?」


「全く問題ないっす。むしろそこまで出してもらえるなんて悪い気がしますよ。それに、先輩にも雅にも沢山お世話になったし、運転位させてくださいよ! 何百キロでも運転しますよ!」


 夏。熱い日差しの中汗をかきながら愛車にワックスをかける。

温泉、ホテル、プール、バイキング、牧場、その他もろもろ観光地。

俺は旅行が楽しみでしょうがない。


 早く出発の日にならないかなー!


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