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神々のダンジョン~チートスキル【アイテムボックス】と【鑑定】でアラフォーおっさんは成り上がる~  作者: 葵はるか
ダンジョン探索編

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クエストモンスター討伐の報酬

 地下18階層での狩りを一度終えたあと、スキル【ワープ】で自宅へ戻る。


「それじゃ、俺は一回冒険者協会に顔を出してくるから、ミツハと浩二は休んでいてくれ」

「おう!」

「旦那様、私も付いていきましょうか?」

「大丈夫だ。ミツハ」

「分かりました」


 再度、スキル【ワープ】で、ゾンビの階層である地下13階層に転移したあとは、周囲のゾンビをアイテムボックスからの操作で魔鉱石を回収し殲滅する。

 そのあと、降魔真理教信者の遺体をアイテムボックスから取り出そうとしたところで、




 ――クエストモンスターの死体X1278


 元・降魔真理教の信者の遺体。

 



「――ん? あれ? クエストモンスターの死体?」


 疑問に思いながらも、クエストモンスターと書かれている名前アイコンをクリックする。

 すると視界内にテンプレートが開きログが流れる。




 ――クエストモンスターをダンジョンに捧げますか?(y/n)




 ダンジョンに捧げる? どういうことだ? まぁ、どっちにしても死体はいらないからな。

 良くは分からんが、いつまでも死体をアイテムボックスに入れておくわけにはいかないし降魔真理教の信者の死体だけで100トン近くアイテムボックスを圧迫している。

 なのでYを押す。




 ――指定クエストモンスター討伐を確認しました。

 ――ダンジョンにクエストモンスターが捧げられました。

 ――追加クエスト報酬が発生します。

 ――スキル【アイテムボックス】のレベルが上がります。

 ――スキル【アイテムボックスXⅢ】が【アイテムボックスXⅥ】に上がりました。

 ――スキル【アイテムボックス】のレベルがXⅤを超えた為、アイテムボックス内で解体及び変換が可能となりました。

 ――スキル【アイテムボックスXⅥ】の索敵範囲が2キロ四方に拡大されました。

 ――スキル【アイテムボックスXⅥ】で収納できる重量が3276800キロまで回収できるようになりました。

 ――使用頻度の高い魔法の熟練度が上がりました。

 ――【水魔法Ⅴ】のレベルが上がりました。

 ――【氷魔法Ⅰ】のレベルが上がりました。

 ――【光魔法Ⅰ】のレベルが上がりました。

 ――【回復魔法Ⅰ】のレベルが上がりました。





 何かアイテムボックスのスキルが集中的に強化されたな。

 それよりも降魔真理教の信者たちがクエストモンスターとしてカウントされたのか。

 だが、これでアイテムボックスを圧迫していた降魔真理教の信者たちの在庫を処分できたのは大きい。

 あとは、アイテムボックスの収納容量が3276トンになったのは、熊のモンスターが一匹あたり500キロ換算だったので、これから戦っていく上で非常に助かる。


「とりあえず、熊と狼の処理もしないといけないよな」


 スキル【ワープ】を使い地下11階層に移動したあとは、階段を上がり地下10階層へ。

 地下10階層に上がったあとはエレベーターを使い地下1階層まで上がったところで、電動スクーターで移動している冒険者が何人も見えた。

 電動スクーターの重量は100キロ以内なので以前のような石油で動くスクーターを利用することはなくなったのだろう。

 階段を上がり養老渓谷のダンジョンを出たあとはゲートを潜り抜ける。

 そして、やはりというか注力されている。

 とくに日本ダンジョン冒険者協会の人たちから。


「色々とやらかしたからな……」


 まぁ、最初の原因を常に作っていたのはダンジョン職員からであって、原因は俺ではないんだが。

 日本ダンジョン冒険者協会のカウンターへ赴く。

 時間帯はダンジョン内と連動しているだけあって、まだ日は落ちていないので何人もの冒険者がカウンターの前に並んでいた。

 ただし、カウンターは10以上はあるので、すぐに俺の順番に。


「こ、こここ、こんにち……わ……。ほ、ほんじつは、どんなご用件でしょうか?」


 20代前半と思わしき日本ダンジョン冒険者協会の女性が体を震わせながら、表情を青くしつつ用件を尋ねてくる。


「少し質問なんだが、熊の買い取りとか狼の買い取りとかってしていますか?」

「狼と熊は、持ってくる方は殆どいませんが、解体が済んでいるのでしたら買い取りはしています」

「そうなのか?」

「はい。ですが、基本的に魔鉱石のみで持って来られる場合が普通です。アイテムボックスの容量が圧迫される割には、買い取り価格は高くありませんので」

「なるほど……」

「ちなみに狼の買い取り価格は?」

「狼ですと1万円前後、熊ですと5万円前後となります」

「狼だと1匹あたり15キロ、熊だと500キロだと考えると……、普通に肉として持ってくるのは効率的に考えてよくないのか」

「はい。ですので冒険者の方は、魔鉱石のみを持ってきます」

「如何なさいますか?」

「また今度来ます。解体出来ていないので」


 そういえば、アイテムボックスのレベルが上がって解体スキルを手に入れたから、あとで確かめてみよう。




【名前】佐藤和也

【レベル】64

【HP】S

【MP】SS

【STR】A

【DEX】A

【CON】A

【WIS】SS

【INT】S


 職業

 【剣士I】

 【魔法使い】


 スキル

 【鑑定XⅡ】【アイテムボックスXⅥ】【経験値上昇Ⅸ】【ステータス補正Ⅹ】【魔法防御力Ⅸ】【体力補正Ⅸ】【魔力補正Ⅸ】【回復補正Ⅻ】【視力補正Ⅷ】【攻撃力補正Ⅸ】【魔法攻撃力補正Ⅸ】【ワープ】【火魔法I】【水魔法Ⅵ】【氷魔法Ⅲ】【風魔法I】【土魔法Ⅱ】【聖魔法I】【闇魔法I】【光魔法Ⅱ】【雷魔法I】【回復魔法Ⅱ】【水魔法耐性Ⅶ】【防御魔法Ⅰ】【パーティ編成】



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