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52 『さすがは『クランマスター』』



 お昼のログアウトまで補充のためのアイアン系装備を作って、【開拓者組合(ギルド)】で評価査定などをして、お店に補充して告知をしたらログアウトです。いつもの手順ですね。

 ログインする頃にはお店の方の大休憩が終わるタイミングですので、なかなか忙しかったですね。

 まぁあまり時間もなかったので製作した量もそれほどではなかったので、時間も大してかかりませんでしたけど。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 諸々を済ませてログインすれば予定通りにお店の大休憩は終わりの時間です。

 今頃補充されたアイアン系装備を求めてお店は混雑している事でしょう。

 次の商品補充まではまだ時間もありますので、これからは自由時間ですよ!


 まぁその前にちょっと自分のスキル状況をみてみましょうか。


 ====

 メイン

 細工・改Lv39/鍛冶・改Lv64/商人・改Lv34/道具製作・改Lv18/魔術陣・改Lv54

 発見Lv100/集中Lv100/魔力操作・改Lv76/魔力強化・改Lv76/魔力回復力強化・改Lv76

 召喚Lv100


 サブ

 裁縫・改Lv28/織Lv97/皮革Lv100/木工Lv100/錬金術・改Lv18/

 言語Lv100/魔術言語Lv95

 採取Lv5/採掘Lv5/察知Lv1/隠密Lv1


 SP11

 ====


 ケデリック商会での修行前と比べると、まず『道具製作』と『錬金術』を進化させました。

 『皮革』と『木工』も優先順位が高かったのですが、レシピが手に入った以上は『道具製作』が最優先です。

 『錬金術』は迷ったのですが、『魔法紙』のためと割りきりました。


 でも相変わらずのSP(スキルポイント)不足でLv100止まりになっているスキルが大量に出てきてしまっています。

 生産活動と平行して鍛えることが出来るスキルが限られている現状では仕方ないことですが、さすがにちょっとこれは困りものです。


 ですので前から行きたい行きたいとは思っていた、例の合同採取に参加しようと思っていたのですが、素晴らしいタイミングで別口からお誘いがあったのです。

 そう、それは『Works』結成初の合同作業です!

 『クランメンバー』自由参加による合同採取ツアーなのですよ!


 まぁ自由参加といいつつも全員が参加するんですけどね。

 『Works』のメンバーは全員生産特化ですので、戦闘できる人は多くありません。

 まったくいないわけではないのですが、そこは採取ツアーですので護衛を雇うことになっています。

 しかも『クラン』初の合同作業ですのでここは甘ロリさんが奮発してくれました。

 とはいっても護衛費に関しては参加者全員で分割なんですけど。


 護衛をしてくれるのはなんと、『ミストナイツ』と『キコリドットコル』のメンバーです。

 ミカちゃんと姫ちゃんの『クラン』ですね!

 もちろん彼女達2人も参加してくれるそうです。

 戦力としては相当なものですよ、これは!


 『ミストナイツ』はミカちゃん率いる戦闘系トッププレイヤー開拓者の精鋭ですし、『キコリドットコル』は魔樹伐採専門です。

 魔樹を伐採していれば嫌でもMOB(モンスター)と戦闘になります。

 さらには伐採しているメンバーを守る必要がありますので、護衛もお手の物というわけです。


 護衛メンバーも気心の知れている2人がいますし、採取メンバーも同じ『クラン』ですからね。

 クエストでまったく知らない人と組むよりはずっと気楽にやれるでしょう。

 ちなみに同じ『ミストナイツ』に所属しているラッシュさんは時間の都合上不参加です。残念ですね。


 私はもちろん合同採取初参加です。

 ちなみに他のメンバーは何回か参加したことあるそうです。

 ですので、どういったスキルが必須かなども相談させてもらいました。


 その結果が『採取』、『採掘』、『察知』、『隠密』の4つの新たなスキルというわけです。

 戦闘系スキルを取得していないのは護衛がいるので必要がないからです。

 最低限の装備は入りますが、スキルまで揃える必要はないんだそうです。

 そもそも守ってもらう私達にまでMOB(モンスター)が接近する時点で護衛の力量不足か、場所の選定ミス、または採取者自身のミスという話です。

 今回は甘ロリさんが採取場所の選定まで全部やってくれているので問題ないそうです。

 実に頼りになりますね。さすがは『クランマスター』!


 そんな合同採取ツアーも『ゲーム内時間』で明日に迫っています。

 未だに街の外に出たことがない私は遠足気分でワクワクしちゃってたりします。


 ちなみにすでにLvが5になっている『採取』と『採掘』は講習(チュートリアル)を受けているからです。

 【ふろんてぃあーず】の採取行動はちょっと特殊ですからね。

 ちゃんと教わっておかないとひどい目に会うのは結構通過儀礼的な失敗談として有名です。


 フィールドエリアに点在する採取ポイントで色んなアイテムを取得できる代わりに、周りのMOB(モンスター)を引き寄せてしまうのが採取行動ですからね。

 何も知らずに採取するとたくさんのMOB(モンスター)に集られてあっという間に死に戻るというわけです。怖いですよね。


 私用の装備は全てアイアン系装備で製作済みですし、道具の方も『初級採取セット・改』と『初級採掘セット・改』を★6で製作済みです。

 残念ながら中級セットはレシピがないので作れませんが、とりあえずはこれで十分でしょう。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 明日の用意の確認も済みましたので、そろそろ補充商品でも製作しますか。

 まずはお馴染みの『アイアンインゴット』製作からです。

 時間はまだたっぷりありますので、丁寧に丁寧にたくさん作っていきましょう。


 『個人倉庫』と『店舗倉庫』の容量も買い取る素材の種類が増えそうなので、一段階上げて契約し直しています。

 今のところ容量はまだまだ余っていますが、姫ちゃん達が開拓しそうな新たなフィールドエリアなどで得られる素材などでどんどん埋まっていってしまうでしょうから問題ありません。


 そう、実は姫ちゃん達『キコリドットコル』ではすでにフィールドエリアを1つ開拓に成功していたりするのです。

 街道の開拓が1回目の開拓ですから、これで2回目の開拓も姫ちゃん達ということになりますね。


 そのフィールドエリアは『ミズーリ村』という拠点エリアで、農耕地に適したエリアでした。

 魔樹を一定以上伐採すると一気にフィールドエリアが広がり、開拓されたことになります。

 魔樹全部を伐採する必要は無いですが、開拓までに伐採する量もかなり多いのでとてもではないですが楽とは言えません。

 姫ちゃん達でも結構かかってますからね。


 そして開拓されたフィールドエリアは拠点エリアと戦闘エリアに別れます。

 拠点エリアはその名の通り、拠点とするのに適した何かしらのボーナスが得られるエリアで、今回開拓された『ミズーリ村』は農耕地ボーナスがあり、農業をするのに適したエリアというわけです。


 戦闘エリアもその名の通りで、MOB(モンスター)が出現するエリアとなります。

 今まで見ないMOB(モンスター)や素材が手に入るので、戦闘系開拓者にはこちらの方が喜ばれるでしょうね。


 開拓される場所は魔樹の侵攻を受けて奪われた土地です。

 でも昔の地図を紐解いても同じ土地の状況になるとは限らないようです。

 開拓が完了するまではどんなエリアになるのかもわからないのも厳しいところです。

 魔樹を切り開いても、開拓が完了するまではただの伐採跡地でしかないのです。

 どこかに当たりをつけて開拓する、というわけにはいかないんですよね。


 ちなみに開拓完了するまでの貢献度に応じて国から様々な報酬が出ます。

 今回は『キコリドットコル』のメンバーで大部分を伐採したらしく、国から出た報酬がほとんどそのまま彼らの懐に入ったわけです。

 その報酬も農耕地ボーナスがある拠点エリアだったので、かなり多かったみたいです。

 すでに『ミズーリ村』には小さな村が出来ており、その村の名前がそのままエリア名になっていて、農作業もすでに始まっているそうです。

 無論魔樹は放置していたら侵攻してきますのでアフターケアも必須です。

 ですが、ずっと魔樹の侵攻にぎりぎりのところで耐えてきた【ザブリナ王国】が、1つだけとはいえフィールドエリアを取り戻したのはかなり大きなことだったらしく、『女神(システム)インフォ(インフォメーション)』でのお知らせのあとはNPC(ノンプレイヤーキャラ)達が大騒ぎをしていました。めでたいことです。


 ちなみに開拓した拠点エリアにはプレイヤー開拓者も土地を購入すれば家を建てたりすることができます。

 もちろん農業だって出来ます。

 ですので、農業系のスキルを取得したプレイヤー開拓者が合同で土地を購入して参入したりもしているようです。

 私は農業には興味はないので参加するつもりはありませんが、姫ちゃんが開拓したエリアですからね。見てみたい気はします。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 たっぷりと時間をかけて『アイアンインゴット』を大量に製作し終わりました。

 これで少しは持ちそうです。

 まぁたぶん2,3日で使いきってしまうでしょうけど。


 ちなみに性能はこんなところ――


 ====

 アイアンインゴット

 素材/★6

 ====


 実に見事な性能です。

 中級の設備と道具、現在のスキルLvがあってこそでしょう。

 ですが実はそれだけでは『オプション品』を生み出すことが出来ないのです。

 工房で親方さんから教わった【ふろんてぃあーず】独特の鍛冶技術、そして『鍛冶・改』のLv50で取得できた『アーツ』――『鍛冶・改アーツ/Lv50/成型・真』があって初めて『オプション』が発生するのです。


 とはいってもそれはLv50代の頃の話。

 現在の『鍛冶・改』はLv64ですからね。あの頃に比べてすでに14も上です。

 おかげで『オプション』の発生する頻度も気持ち多いような気がしないでもないような……やっぱり運ですかね!


 有用なものとなれば本当に運ですけど、数を作っていればやっぱり出てくるものです。

 もちろんそういったものは優先して知り合いメンバーに販売する形になるんですけどね。

 でも今現在までついている『オプション』はシングル止まりです。

 ダブルになるのはまだまだ時間がかかりそうです。


 でも『ダブルオプション品』が製作出来れば他の生産設備も中級を導入することができるようになるでしょう。

 何せ値段が跳ね上がりますからね!


 ……もちろん買える人も限定されてくるのですが、そこはプレイヤー数が多いですからなんとかなるでしょう。

 特にミカちゃん達トッププレイヤー開拓者はお金持ちですからね!


 目指せ、全生産設備中級導入!

 まだまだ大量な資金がいるのは間違いありません。


 さぁ、合同採取ツアーまでばりばり製作しますよー!


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