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理想の小妖精 ♯.13

 一度体験すればそれに対する方法も解かってくる。

 リアルでは何度も何度も繰り返してようやく少しだけ進歩できるともいうが、ゲームでは一度の体験だけで対処法が解かるという傾向が顕著に現れる、と思う。

 毒の攻撃をしてくる相手と戦う時には解毒薬を用意し、一撃のダメージが大きい相手と戦う時は高い防御力を身につける。

 あれが来るからこうしよう。

 足りないものがあるから手に入れよう。

 問題が生じたとしても絶対に明確な答えがあり、それを解決するのも簡単ではないとしても決して不可能ではない。

 いうなれば問題の提起と解決の繰り返しこそがゲームたる所以なのだ。

 今回のカース・ヴァイパーとの戦闘もそうだ。

 与えてくるダメージの大きさも、付与される状態異常も何もかもプレイヤーの努力次第でどうにでもなることだ。


「もう少しで最後のHPバーになりますよ」


 後方で支援に徹しているセッカが告げる。

 ヒカルを襲った呪いと毒を付与する攻撃は今も時折繰り出してくる。けれど、それをまともに受けることは二度とない。

 事前にある予備動作を的確に察し、安全な距離まで下がり、その攻撃をやり過ごす。

 そうして出来た隙を狙い今度はこちらが必殺の一撃を繰り出した。

 アーツの光が迸り、それと同時にカース・ヴァイパーのHPを削ってゆく。


「これで、どうだっ」


 もはや枠組みしか残っていなかった二本目のHPバーが俺の一撃によって消滅した。

 全身をくねらせて、悶え苦しむ素振りを見せるカース・ヴァイパーが一際大きな叫びを上げる。

 最後のHPバーに突入した合図だ。


「脱皮、きます」


 俺とセッカの中間に立っているヒカルがいった。

 こちらを見る無機質な瞳がぼやけたかと思うと、直ぐに透明な膜が貼り、一瞬にしてそれまで纏っていた皮を脱ぎ捨てたのだ。

 本物の蛇は脱皮するごとにその体を大きく太くしていく。それが爬虫類の成長。

 しかし、目の前にいるのは蛇の姿をしていてもモンスター。それも最後のHPバーに突入したのだ。ただの成長であるはずがない。

 そんな俺の考えを証明するかのように、カース・ヴァイパーの全身にある斑模様がどこかの魔法陣のような形に変わった。


「うわっ」

「な、なんなの、コレ」

「耳……痛い」


 突然俺たちの鼓膜を揺さぶる不快な音が鳴り響いた。

 音の発生源はカース・ヴァイパーの尾。その先が細かく震えて音を出しているようだ。

 武器を持ったまま耳を塞ぐがあまり効果はない。

 酷い耳鳴りのように、自分の話す声すら上手く聞きとれない。この音が続く限り仲間内でのコミュニケーションを取ることが困難になってしまったということだ。


(けど、動けないのはアイツも同じはず)


 音を出している限りカース・ヴァイパーもその場で静止しなければならないのだろう。こちらを見つめているものの攻撃をしてくる気配はない。

 普段なら絶好の攻撃のチャンスなのだが、この音のせいで立っているのがやっとだった。

 手が出せないことを悔しく感じながらも均衡状態なまま時間だけが過ぎていく。

 いつまで続くのか。

 俺たちがこの音に慣れて動けるようになるまで何も起きないのだとしたら、もういっそ動きだした方がいいのかもしれない。


「きゃあっ!!」


 顔を顰めつつ動きだそうとしたその時、俺の耳にセッカの悲鳴が届いた。


「どうした?」


 自分の声もはっきりと聞こえる。

 カース・ヴァイパーの尻尾が奏でる不快な音がいつの間にか止んでいたようだ。


「なにか……落ちてきた」

「落ちてって……これは茨、か?」


 熟れ過ぎて落ちてきた果実のように足下に転がっている蔦を拾い上げると、それはこの洞窟内の天井や壁に張り巡らされている茨がだいたい一メートルくらいの長さで千切れて落ちてきたらしい。


「大丈夫ただの茨だって」


 と、言いつつもどうしてこのタイミングで落ちてきたのだろうと首を傾げた。

 切っ掛けのようなものがあったとすれば、それはカース・ヴァイパーが尻尾で音を鳴らしたこと。ならばこの茨がただの蔦であるはずがない。


「ユウ、それを放して!」


 ヒカルが叫んだ。


「早くっ!!」


 切羽詰まったとはこういうことをいうのだろう。

 その声からは余裕など消え失せてしまっていた。


「何を―――」


 問い返そうとするその刹那、俺の手の中にある茨が動いた。

 まるで命を宿しているかのように、そう、本物の蛇のように。


「これは。モンスターなのか?」


 地面に投げ捨てられた茨がほんの僅かな変化を見せた。

 千切れた茨の端々が頭のように、尾のようになり、俺の方を見て威嚇してくる。


「また降ってくるよ」


 天井を見上げてセッカが告げる。

 俺とヒカルもそれに倣い天井を見上げると、先程俺が放り棄てた茨と同じくらいの長さで天井に蔓延っていた茨が次々と雨のように降り注いた。

 地面に落ちた茨は暫らくそのままだったが、次の瞬間には蛇の頭と尾を獲得し一メートル程の長さの蛇型モンスターへと姿を変える。

 しかもその全てが俺たちに敵意を向けてきているのだ。

 戦闘中に出現したモンスターだからだろうか。無数の蛇の頭上には短いHPバーが一本と『ソーン・ヴァイパー』という名前が浮かび上がった。


(茨の蛇、ね。これまた安直なネーミングセンスだな)


 どこかの軍隊の如くジリジリと近づいてくるソーン・ヴァイパーの牙から雫が垂れる。

 その一滴が地面に触れるとジュっという何かが解けるような音と、硫黄のみたいな臭いが周囲に漂い始めた。


「これに咬まれても同じなんですよね?」

「……多分」


 背中合わせに立つヒカルとセッカが無数のソーン・ヴァイパーに怯える様子が窺えた。

 特別爬虫類が苦手というわけではなかったが、さすがにこの数には幾許かの気味の悪さを禁じ得ない。なによりカース・ヴァイパーよりも小さな体なのにソーン・ヴァイパーから付与される状態異常も同じな可能性があることがより恐怖を掻き立てた。

 再び、カース・ヴァイパーがその尾を掻き鳴らす。

 先程とは違いその音の大きさ事態は大したことがなかったが、まるでその音を合図にしたかのように、足下を這いずるソーン・ヴァイパーがいっせいに俺たちに攻撃を仕掛けてきた。

 この時ばかりは小回りの利く片手武器でよかったと思う。大型の武器を使っていては何体か撃ち漏らしてしまっていたかもしれない。

 その内の一体にでも噛み付かれれば呪いと毒を兼ね合わせた状態異常を付与されることだろう。


「くっ、これじゃ身動きが取れない」


 襲いかかってくるソーン・ヴァイパーを捌くので精一杯でその奥に構えるカース・ヴァイパーにまで手が回らない。


「二人は――」


 ソーン・ヴァイパーの攻撃はどれも下からで常に視線を地面に向けていなければならないのだが、そこにできる僅かな合い間を縫って、背中わせになって応戦しているヒカルとセッカの方を見た。

 二人ともが襲い掛かってくるソーン・ヴァイパーに対応することに必死で俺と同じようにカース・ヴァイパーまでは手が回っていないようだ。

 無数に思えてもその実は有限。元が天井に張り巡らされていた茨だということもあっていつかは倒しきれるのだろうが、その時までカース・ヴァイパーがじっと待っている保証はない。

 むしろソーン・ヴァイパーが残っている間に俺たちを追い詰めようとしてくるはずだ。


(どうする? どうすればこの状況を切り抜けられる?)


 身体はソーン・ヴァイパーを迎え撃ちつつ、頭は別にフル回転させる。

 今この瞬間の俺には出来ることと出来ないことがある。

 出来ることは襲いかかってくるソーン・ヴァイパーを迎え撃つこと。出来ないことは奥にいるカース・ヴァイパーと戦うことだ。

 その二つを両立させなければならない。でなければ俺はこのイベントをクリアすることなどできないのだから。


「ヒカル、セッカ、大丈夫か?」

「だい……じょうぶ」

「なんとか平気です」


 ソーン・ヴァイパーはその数こそ多いものの一体一体のHPは低く、噛み付かれさえしなければ耐えきることも難しいことではない。

 となれば、ここで誰かがカース・ヴァイパーとの戦いに専念することで事態が好転する可能性がある。

 その誰かとは二人で背を合わせて戦っているヒカルとセッカではなく、一人で戦っている俺だ。


「どうにか持ちこたえてくれ!」

「え? なに?」

「……任せた」


 二人にソーン・ヴァイパーを任せ、俺は駆け出した。

 足下から襲いかかってくるソーン・ヴァイパーは適当に弾き飛ばし、ひたすら真っ直ぐカース・ヴァイパーを目指す。

 それほど広くないはずの洞窟がとても広く感じる。

 やはりどう足掻いても足下から迫りくるソーン・ヴァイパーの存在が無視できない。気を配っているからこそ走るスピードがそれほど上げられないのだ。


「クロスケ!」


 上空で待機していたクロスケを呼ぶ。

 巨大なダーク・オウルであるクロスケは俺の声に反応して滑空してきた。

 俺の頭上で停まるとそのまま俺を掴み再び高度を上げる。


「リリィは二人の元に」

「え? なんで?」

「俺はこのままカース・ヴァイパーと戦う。だからまだ安全そうな二人の元へ行くんだ」

「ううん。このまま行って」

「いいのか?」

「邪魔しないから、お願い」

「わかった。クロスケ!」


 このまま突っ込んでくれと言おうとした俺をクロスケは一度放した。

 不意に訪れた落下感に顔を引き攣らせる。

 悲鳴が出そうになるのを堪えていると素早く俺の下へ潜り込んできたクロスケがその背中で受け止めた。


「落ちるかと思った」

「っていうか落ちたよね。一瞬だけど」

「気を付けてくれよ。クロスケ」


 頷いたのか面白がっているのか、俺の下でクロスケが一鳴きした。

 空を飛んで行けば地面を這うソーン・ヴァイパーを無視できる。

 クロスケを足場として俺たちとカース・ヴァイパーの第3ラウンドのゴングが鳴った。

 上空からの攻撃を仕掛ける俺を迎え撃つカース・ヴァイパーはその尾を上に向かって打ち上げる。それまでその巨体から繰り出される横からの尻尾攻撃は地上にいる限り距離を取る以外の回避方法はなく、そのせいで近付いて攻撃し続けることができなかった。

 しかし、今度は俺とクロスケの方が行動範囲は広い。

 回避するにしても攻撃するにしても俺たちの方が優位であることは明らか。

 剣形態のままでは攻撃が届かないのは困りものだが、俺の剣銃にはもう一つ銃形態がある。撃ち出される弾丸の威力が一定なのもこの状況ではそれほど悪いわけでもない。

 カース・ヴァイパーの攻撃を回避しつつ飛行するクロスケの上から攻撃するには銃形態の方が適しているということだ。


「ATK、ATK、ブースト!」


 攻撃強化の二重掛けの強化術を発動し、撃ち出される銃弾の威力を上げる。

 一定といっても俺の剣銃が撃ち出す弾丸は俺のMPの塊。俺自身の攻撃力が上がれば銃弾の威力が上がることは当然。パラメータの強化である≪強化術≫スキルは近接攻撃だけに影響があるわけではなく遠距離攻撃にも影響を及ぼす。

 近接攻撃メインで偶のアーツ発動だけだった時に比べ、たった二発の弾丸を撃ち出してはリロードし攻撃を繰り返す今の現状ではMPの消費スピードが早い。

 手持ちのMPポーションに余裕がなければ取れない戦法だった。


「クロスケ、回避!」


 急旋回で下から大口を開けて噛みつこうと伸びてくるカース・ヴァイパーの攻撃を回避する。

 ガキンっと大きな音と共に閉じられた大口のカース・ヴァイパーの顔がすぐ横を通り過ぎた。


「インパクト・ショット!!」


 威力強化の銃撃を繰り出す。

 予め込められた弾丸を撃ち出すだけでは消費するMPは《リロード》を発動させた分だけで済むが、このアーツを発動させるのには別途MPが必要になってくる。

 一定のダメージである通常の銃撃とは違いアーツによるダメージは倍近くにまで引き上げられ、単純に消費MPが増える=倒しきるまでの攻撃回数の減少に繋がっているのだった。

 なによりアーツによる銃撃はHPにダメージを与えるだけではなく、着弾を同時に生じた衝撃が幾許かのノックバックを引き起こす。

 それはカース・ヴァイパーの反撃を阻害することに一役かっていた。

 俺一人の攻撃ではボスモンスターであるカース・ヴァイパーを倒すまでかなりの時間を要するはずだ。その時間でセッカとヒカルの二人は地面に蠢くソーン・ヴァイパーを全て倒しきり、こちらに駆け付けてくる手筈になっていた。

 ソーン・ヴァイパーを倒しきるまでの時間稼ぎが今の俺の役割だ。


「ねぇ、ユウ」

「なんだ?」


 俺の肩にしがみ付くリリィが呼ぶ。


「なんか蛇の数増えてない?」

「蛇の数?」


 茨が変化したソーン・ヴァイパーであるからこそいつかは倒しきれると考えたのだが、リリィが言うようにその数が減っていっているという印象はない。

 有限だと思っていた茨が驚くべき速度で壁と天井で増殖を繰り返し、相対的に地面に千切れ落ち変化するソーン・ヴァイパーの数が減らないという事態になっていた。

 倒しても倒してもその数を減らさない攻撃はゾンビのよう。セッカのクエストの手伝いで無数のアンデッド系モンスターと戦った時を思い出していた。あの時もモンスターは倒しても倒しても数を減らすことなく、最終的にセッカの持つ十字架によって拡散された浄化魔法によって一掃するという方法を選ぶしかなかったのだ。

 ある意味原因の排除がキャンペーンクエストクリアへの道筋なのだろう。

 アンデッド系モンスターを一掃するのに必要だった要素は全てイベントの過程で身につけられたと言っていた。ならば俺たちにもこのソーン・ヴァイパーの全てを一掃できる方法が用意されているはず。

 もしくはこの戦闘を切り抜けられる方法が既に提示されているはずだ。


「くっ、俺たちだけでアイツを倒さなきゃいけないってことか」


 一人でも参加、クリアできるキャンペーンクエストだから複数人でしか突破できないような仕掛けが用意されていることはないはずだ。

 だとすればこの状況で俺が選ぶ選択肢は一つ。


「クロスケも攻撃に参加出来るか?」


 力強くクロスケが鳴いた。

 銃撃を繰り返してきたことで俺のMPは殆ど無くなり、その代わりカース・ヴァイパーのHPバーも三割を消滅させている。

 ストレージ内のMPポーションを二本一気に飲み、消費していたMPを回復させると、俺たちは意識を時間稼ぎから攻撃にシフトチェンジした。

 ただの銃撃を行うことを止め、アーツを連続でしようしていく。

 併発されるノックバックがカース・ヴァイパーの動きを阻害するとその隙を狙いクロスケが大きく翼をはためかせ羽を投げナイフのように飛ばした。

 まだ仲間になる前のクロスケと戦った時にも見せた攻撃方法で、その威力は身をもって知らされている。

 カース・ヴァイパーの身体に突き刺さる羽根が陽炎のように掻き消えた。

 俺のアーツ並みのダメージを叩き出すクロスケの攻撃を織り交ぜつつ、俺は果敢に攻め続けた。


「インパクト・ショット!!」


 攻撃力強化の強化術の二重掛けに加え威力強化のアーツを発動させる。

 外れることなく命中する弾丸がカース・ヴァイパーのHPを確実に削っていく。

 さらにクロスケの羽根攻撃も併用することでカース・ヴァイパーのHPバーは半分を切り、遂に残り二割にまで追い詰めた。


「このまま押し切るぞ」


 クロスケにそう言いながらストレージに残っている最後の一本のMPポーションを煽る。

 最後の攻撃準備が完了した、その瞬間、カース・ヴァイパーはそれまで見せなかった新たな攻撃を繰り出した。

 口を開けるとこまでは一緒だ。けれどその行為の示すものは噛み付きではなく、毒液を吹きかけること。

 クロスケの咄嗟の回避によって空を切ったカース・ヴァイパーの牙と同じ紫色の毒液が重力に従って雨のように降り注ぐ。

 毒液が降り注ぐ先にいるのはソーン・ヴァイパーだけだったが、毒液に当たったソーン・ヴァイパーは強力な酸をかけられたかのように溶けて消えていった。

 立ち込める異臭に開いている左手で顔を覆うと少し離れた場所で戦っているヒカルとセッカを見た。

 毒液が当たる距離にいない二人は安全だが、もし俺が戦う位置取りが間違っていれば巻き込まれていたかもしれない。

 連続して吹きかける毒液を回避しつつ、クロスケは前進していく。

 銃撃をするにはもう少し距離があっていいはずだが、それでは残るHPを削り切るまでまだ暫らく時間が掛かってしまう。

 俺が指示するまでもなく近付いて行くクロスケに任せるまま、俺は剣銃を剣形態へと変形させた。

 クロスケの背中で立ち上がり、剣銃の刃を水平に構える。

 カース・ヴァイパーの頭と最接近したタイミングで俺は一気に跳躍してみせた。


「インパクト・スラッシュ!!」


 威力強化の斬撃をカース・ヴァイパーの頭に叩き込む。

 普段は斬る攻撃だが、この時は鋭さを増した刃を頭に深々と突き立て、カース・ヴァイパーの頭に着地した。


「おおぉっおおおおお!!!」


 アーツの効果が切れる刹那、再び同じアーツを発動させる。


「インパクト・スラッシュ! インパクト・スラッシュ! インパクト・スラッシュ!!」


 赤く発行する剣銃を突き立てたまま、駆け出した。

 脳天から尻尾の先までカース・ヴァイパーの身体を道にして駆け降りていく。

 アーツの光が消えそうになる度に発動させていく。

 絶叫するカース・ヴァイパーの身体を駆け巡り、地面に辿り着くその時には俺のMPは完全に空になってしまっていた。

 両断されたカース・ヴァイパーが力無くその身を横たえると、無数に蠢いていたソーン・ヴァイパーが一斉に動きを止め、意志を持たない茨に戻る。

 そして、戦闘終了を告げるかのように洞窟内に張り巡らされている茨と地面に転がっている茨に紫色の炎が宿り、綺麗な火花を散らす。

 消えていく炎とカース・ヴァイパーを見守る俺の目に突然コンソールが出現し、そこにこの戦闘で獲得した経験値とアイテムが刻まれた。



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