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ガン・ブレイズ-ARMS・ONLINE-  作者: いつみ
第十八章 
578/683

大変な改変は異変!? 10『防具、新調』


 テレス王国の王都を一言で表わすのならば“水の都”だろうか。

 街に広がっている淀み一つない水が流れている水路に沿って作られた建造物の数々。異国情緒に溢れるその街並みはここがゲームの世界だということを差し引いても現実離れした光景が広がっていた。


「こっちだ」


 王都の転移先として設定されていたのは街外れの港の一角。

 海に面しているわけではなく王都の近くにある大きな湖と繋がっている水路に作られている港の一つには作られたばかりと思わしき船が二隻停まっていた。

 転移してそのまま港を出て移動するムラマサの後を追って王都に足を踏み入れたわけだが、景色を楽しむ余裕もなく一目散に目的地へ歩いていると程なくしてどこぞの観光地にあるお土産やのような趣をした店が見えてきた。

 まさかと思いながらムラマサの顔を見てみるとどうやら目的地はその店で間違いないらしい。


「こんにちは」


 店先に出て飾ってあるマネキンに付いた埃を払っている女性にムラマサが声を掛けた。


「おやまあ? ムラマサじゃないかい。何か防具に問題でもあったさね?」

「いえ、モーリアンさんに作って貰った防具に不備は出ていませんよ。今日はオレじゃなくて彼の防具を見繕って貰おうと思いまして」

「ほう? 新しいお客かい」


 こちらへと視線を移したモーリアンはまるで値踏みをするかのように俺を足下から舐め回すように見渡した。


「あ、えっと。初めまして。ユウです」

「こりゃまた、随分ともったいない感じの装備さねぇ」

「は? え?」


 しみじみと頷きながら呟くモーリアンに俺は戸惑いの声を漏らしていた。

 何しろモーリアンの格好がまさに南国のお土産やの仮装かと言わんばかりに白い花模様が施された空色の半袖シャツにカーキ色をしたハーフパンツ。履き物はこんな物もあったのかと驚かされるビーチサンダル風ときた。燃える炎みたいな赤い髪を乱雑に後ろで一纏めにした髪型。赤茶色をした大きな目は彼女の生来の性格の明るさを表現しているかのよう。


「で、どこまで買うつもりなんだい?」

「んー、そうだね。使えそうなものは使い続けることにして、買い換えた方がいい物は全部かな」

「こりゃあまた。予算はどのくらいのもんさね?」

「物によるけど、ある程度は金額を気にしなくてもいいくらいかな」

「ほーう。景気がいい話だね」

「あの、できればこの防具を強化する方がいいんだけど…」


 意気揚々と話している二人に自分の意見を伝えるも返ってきたのは微妙な二人の表情。次いで二人揃った困ったような顔だった。


「確かにその防具なら強化すればまだ使えないこともないだろうけどね、これから先も使い続けるつもりがあるのならここで買い換えた方が得策さね」

「え? そうなんですか?」

「どうせ強化するのなら新しいやつを強化したほうが強くなるってもんさ」


 モーリアンが自身の店舗の中へと入っていく。

 慣れた様子でムラマサが店に入り、その後を俺が追う。

 外から見ていた時には想像もできなかったほど店内は広い。それでいて所狭しと並べられた防具の数々があるが、その数からは想像もできないほど整然としている印象がある。


「で、だ。その前にユウって呼ばせてもらうよ」

「あ、はい。どうぞ」

「それじゃあユウが使いそうな防具はこっちさね」


 店内に陳列されている防具の数々に視線を奪われて足を止めてしまった俺をモーリアンが呼ぶ。

 声のする方へと近付いて行くとそこにあったのは俺が今装備しているような布の部位を基調とした軽装タイプの防具だった。全身鎧に代表される金属製の防具はここから離れた場所に並んでいる。


「防具の色は買った後にでも変更することができるからね。性能とデザインで選ぶといいさ」


 ずらりと並んだ防具はざっと見渡しただけでも十数種類以上もある。防具の形状の傾向に偏りはなくよく使われているような類の形状は軒並み揃っている感じだ。

 マネキンやトルソーが着ている防具以外にも雑多に棚の上に置かれているような防具もある。これら一つ一つをしっかりと吟味していたのでは時間がどれだけあっても足りやしない。何よりも防具と一言で言ってもその性能を考慮すればまさに星の数ほどもある。モーリアン曰く今の俺に合っているのがここにあるものということらしいが、それでもと戸惑ってしまう。


「迷っているみたいだね」


 適当に防具を手に取りながらその性能を確かめている俺にムラマサが声を掛けてきた。


「まあ、正直これだけ数があるとね。性能がいいのは間違い無さそうだけどさ」


 今ひとつ煮え切らない口振りなのは、俺が今装備している防具に比べて見て分かるほど能力値が上昇するものばかりだったからだ。

 例えば俺が今見ている【新雪のコート】と名付けられている純白のコート。装備箇所は“胴防具”になるのだろう。コートに合うようにインナーもデザインされているそれは防御力だけでいっても1.5倍近い性能を有している。となれば後はそれぞれが持つ“特殊効果”が選ぶ基準となるのだが、問題はそれだ。防具に与えられた特殊効果は何をどう組み合わせるべきなのか。同じ意匠を持った一式装備にしたほうが簡単で分かりやすいような気がするが、困ったことにここに全ての部位が揃っている防具はなかった。

 売れ残りというわけではないのだろう。ここにあるものはある程度装備が纏まった人がどこかの部位の防具だけを切り替える時に選ぶものと考えれば納得することができる。


「決まらないのなら、あたしのお勧めにするかい?」


 持つ防具を変え悩んでいる俺に今度はモーリアンが声を掛けてきた。


「お勧めですか?」

「そうさね。ユウがムラマサと一緒に来たってことはムラマサが進めているクエストを一緒にしているってことなんだろう」

「えっと…」

「その通りさ」

「だったら中途半端な防具にしたって意味がない。何より資金が潤沢にあるっていうのならここで思い切らなくてどうするってもんさ」


 ガハハと豪快に笑いながら断言するモーリアンに俺は乾いた愛想笑いを返していた。

 それでもモーリアンの言うことは一理ある。

 俺自身頻繁に変えるわけじゃない防具を新調するとなれば、これから先も使い続けられる物を選んだ方がいいに決まっている。決めきれなかったのは目の前の防具の全ての性能が高いものばかりだったからだ。


「せっかくだ。“とっておき”を持ってきてやるかね」

「とっておきですか?」

「ちょっと待ってな」


 そう言い残してモーリアンは店の奥に行ってしまった。


「モーリアンさんはどのくらい俺たちの状況を分かっているんだ?」

「んー、全てを話してはいないけど、強い相手と戦わなければならないとは伝えてあるよ。だからここにある物も、オレが装備しているこれも戦闘に特化した性能を持っているというわけさ」


 とムラマサは自身が装備している着物風の防具を指していった。


「オレの場合は偶然にも好みのデザインのものもあったからね。それに必要だったのは胴と脚の防具だけだったからね、それほど時間を掛けることなく決めることができたものさ」

「へえ。それ以外は前から使っている物を使っているんだ」

「まあね。色や細かな装飾を合わせてあるから一式装備に見えるだろう」

「うん」

「だからというわけじゃないけど、防具の能力やデザイン云々は彼女を信用しても良いと思うよ」


 優しい声色でそういったムラマサに頷いてから俺は暫く近くの防具を見て待っていると、程なくしてモーリアンがなにやら大きな箱を抱えて戻って来た。


「開けてみるといいさね」

「はあ…」


 言われるがまま箱を開けるとその中に少し汚れている白色の防具が入っていた。


「これはあたしが作った【イヴァターレ・シリーズ】さね」


 モーリアンは箱の中から取り出した防具【イヴァターレ・シリーズ】を手近な棚の上の空きスペースに並べていく。

 頭防具は【イヴァターレ・ネックウォーマ】という頭というよりは首を守るためのものだった。生地は想像よりも柔らかく装備したからといって動き辛くなるということはなさそうだ。

 胴防具は【イヴァターレ・ジャケット】。コートのように裾丈が長くない長袖のジャケットだ。既定のインナーはシンプルな二本のライン模様が施された丸首の長袖シャツ。

 腕防具は【イヴァターレ・グローブ】という五指全てが覆われた薄手の手袋。

 脚防具の【イヴァターレ・ボトム】は先のインナーのシャツと同じ二本のライン模様が左脚の方だけに施されているシンプルな細身の長ズボン。

 足防具は【イヴァターレ・グリーブ】という脛当てが一体化したショートブーツ。


「一式装備を揃えることには意味があるのは分かっているさね?」


 モーリアンがそう切り出した。

 反応の薄いムラマサの隣で俺は分かっているような、分かっていないような曖昧な感じで頷き、首を傾げていた。


「聞いたことはあります。でも、一式装備を揃えたのは最初の頃だけでしたし、その頃は揃えたことによる追加効果なんかは…」

「ということは随分と古参なわけだ」

「そうだね。オレと同じくらいには」

「だったら最古参もいいとこじゃないか。なるほどね。だとすれば一式装備にする必要も無かったってわけかい」

「どういうことですか?」

「一式装備を揃えたことによる追加効果が導入されたのは随分と前のことだけどね、その頃にはゲームを進めていたプレイヤーはわざわざ装備を一式で縛るよりも自分で揃えた防具のほうが性能が良かったってわけさね。だから一式装備は初心者装備なんて揶揄された頃もあったのさ。懐かしい話さね」

「そもそもNPCショップで売っているような性能の低い装備には追加効果なんてものは無かったからね。ドロップ品の装備は揃えることが困難。それをしようとするくらいに強くなっているとどのみち一式を揃えるよりもいくつかの防具を組み合わせた方が強かったりするのさ」


 モーリアンの話をムラマサが捕捉する。

 二人の話を聞いて俺も防具を組み合わせた方が良いのではないかと思い始めた矢先だ。モーリアンがバンッと強く【イヴァターレ・シリーズ】が並べられている机を強く叩いた。


「だがこれは違うさね。これは一式を揃えることでその真価を発揮するように作った防具なのさ」


 驚き目を見開いている俺とは対称的にムラマサは苦笑を浮かべている。


「そのせいで売れ残っているとも言えるんだけどね」

「やかましいわっ。わざわざこっちに店を開いて心機一転したというのに、売れるのはそれまでと変わらないんだから嫌になっちまうよ」

「んー、そのおかげでこうして選択肢に入れられるっていうのは喜ばしいんじゃないかな?」

「ものは取りようだね」

「そうかい? 何事も良いように考えないとだろう?」


 二人が話している間も俺はずっと机の上にある【イヴァターレ・シリーズ】を見つめていた。

 正直に言ってくすんだ白色は自分の好みではない。だが防具の色合いは簡単に変更することができる。問題はデザインだが、奇を衒ったところのないシンプルなそれは自分が選びそうなものではある。総じて俺としてはこの防具に好印象を受けているわけだが。


「問題は値段、か」

「ん?」

「おっ、気に入ったのかい!?」


 ぼそっと溢した俺の呟きを聞いてモーリアンの顔が喜色に染まる。


「あまり高く無ければ、ですけど」

「そうだねえ。このくらいの性能の防具を一式揃えようとするのなら大体これくらいは必要だけど…」


 手近な机の上に置かれているペンでメモ用紙にすらすらと数字を書き込んでいく。

 次々と増えていく“0”の数に困惑していると悪戯っぽい笑みを浮かべたモーリアンが俺を見た。


「その様子だと持ち金が足りないって感じさね?」

「んー。いや、どちらかといえば値段を知って戸惑っているって感じかな?」

「あまり防具を新調するタイプには見えないもんねぇ」

「確かに。ユウは通用しなくなるまで使い続ける節はあるね」


 自分のことを話しているというのに俺は【イヴァターレ・シリーズ】の値段のことで頭がいっぱいになっていた。


「どうするのさね? 止めておくかい?」

「あ、いや、このくらいの値段ならなんとか」

「ははっ、嬉しいねぇ」

「あっ」


 ケラケラと笑うモーリアンは数字が書き込まれたメモ用紙をいきなりくしゃっと握り潰した。


「心配しなくてもこれはバラバラの防具で一式を揃えた場合の値段さね。これを一式買ってくれるというのなら、そうだねぇ。このくらいにしてやってもいいかもねぇ」

「ええっ!?」


 思わず叫んでしまった。

 新たに提示された金額は先程の七割程度に抑えられている。


「そうそう。売れ残りだからね。多少は安くしないと」

「やかましいよ。って、まあ、これはバラ売りするつもりもないしねぇ。これを買うって言う顧客も多いわけじゃない。何ならユウに合うように色とかの微調整もサービスしてやってもいいさね」


 ペンを机に置き腕を組んでいるモーリアンに今度はムラマサが驚いた顔を向けた。


「どうしたんだい? 思っていたよりもサービスがいいじゃないか」

「そうさねぇ。なあ、ムラマサ」

「何かな?」

「お前さんがやっている戦闘ってのは最近耳にする“新種の人型モンスター”に関するものなのだろう?」


 真剣な目をしたモーリアンの問いにムラマサは敢えて何も答えない。


「あたしがこっちに来てから懇意にしている素材屋がいるんだけどね。最近、その仕事場の傍でそれが目撃されるようになったって話なのさね。次いでに言えば多くはないとはいえ被害も出ているらしい」

「なるほど」

「この金額でこれを譲ってやってもいいさね。条件はこの件の調査、というところかね」

「“解決”じゃなくていいのかい?」

「できるのかい?」

「どうかな。(ユウ)次第かな?」


 いきなり話を振られた俺をモーリアンが見る。


「わかりました。俺がその条件を受けます」


 いくつかの防具を組み合わせて装備を選ぶよりも俺はこの【イヴァターレ・シリーズ】にしたいと思うようになっていた。

 まずは指定の金額を支払い自分の物となった【イヴァターレ・シリーズ】の色を変える。白色も悪くはないが、やはり汚れが目立つ。ゲームなのだから汚れは付かないようになっていてくれればいいものの、基本的には装備の類は汚れたり傷ついたりする。傷や汚れを目立たせないようにするとはいえ黒一色にするつもりはないが、目的を考慮すればやはり黒を基調とした色合いになってしまう。

 色を変えた【イヴァターレ・シリーズ】一式を装備する。インナーやボトム、ジャケット等の面積の広い箇所は明るめの黒、インナーとボトムにある二本のライン模様は白色に。他の部位は纏めて濃い灰色に変えた。


「随分と印象が変わるものだね」


 装備を一新した俺を見てムラマサがいった。

 確かにそれまでの自分の装備を思えば幾分か軽装になった気がする。

 防具を変えても変わらないガンブレイズを収めたホルダーベルトを腰に装備して、左腕にはガントレットを着ける。

 それだけでも当初の【イヴァターレ・シリーズ】とは異なる印象が際立った。


「着てみた感想はどうさね? 何か不具合があれば直させてもらうさね」


 モーリアンの提案を受けて俺はその場で軽く腕を回したり、小さくジャンプしたりとこの場で可能な限り動いてみることにした。

 軽く動いてみた感じ違和感はない。

 防具も自分の動きを阻害するような感覚はなく、有り体に言って動きやすい防具だと思うと答えていた。

 その後に俺は【イヴァターレ・シリーズ】の性能を再確認することにした。

 頭防具である【イヴァターレ・ネックウォーマ】はMP+270、INT+210、MND+210。加えて氷耐性+30、毒耐性+70、麻痺耐性+70、暗闇耐性+50という高い基本性能がある。特殊効果は【打撃耐性】と【衝撃耐性】であり受けた打撃技や発生した衝撃波等のダメージを軽減してくれるものだ。

 胴防具の【イヴァターレ・ジャケット】はHP+210、DEF+410、MND+380。雷耐性+30、氷耐性+60。特殊効果は【反動軽減】という攻撃時に発生する反動が減少するというもの。この効果が上位になれば【反動無効】になるらしい。

 腕防具の【イヴァターレ・グローブ】はATK+330、DEF+240、AGI+160。火耐性+10、氷耐性+10、雷耐性+30、毒耐性+30、という性能。特殊効果は【命中率上昇】と【会心率上昇】となっている。

 脚防具である【イヴァターレ・ボトム】の性能はHP+110、ATK+210、DEF+320、AGI+410、氷耐性+30、裂傷耐性+40。特殊効果は腕防具と同じで【命中率上昇】と【会心率上昇】。一つの特殊効果で上昇する値はおよそ二割程度。同じものを重ねることでより高い上昇率となる。

 足防具は【イヴァターレ・グリーブ】といい、ATK+110、DEF+370、AGI+460、氷耐性+20、雷耐性+40、麻痺耐性+30。特殊効果は【気絶無効】と【落下ダメージ軽減】。前者は文字通り“気絶”の状態異常を無効化するもので、後者は移動、戦闘時問わず高い所から落ちた時のダメージを減らしてくれるものだ。

 一式装備による追加効果は【物理ダメージ上昇】と【魔法ダメージ上昇】の二つ。上昇率はそれぞれ二割とはいえ俺の場合は射撃が魔法攻撃に該当することからも有用な追加効果だと思う。


「凄いな」


 防具の能力値を目の当たりにして感嘆の声が出た。

 何より驚いたのはその耐性の高さ。各種耐性は“100”に近付くに連れて効果が高くなり、状態異常に影響する耐性は“100”になれば大抵の場合掛からなくなる。無効ではないのはそれぞれの状態異常にはその上位版とでも言うべき強力なものを使ってくるモンスターが存在していて、それを相対した時には無いよりはマシと言えるくらいにしかならないからだ。ちなみにそれを防ぐには耐性が三倍の“300”は最低必要となるらしい。

 属性の耐性は“100”を超えれば攻撃に付随して受けることがある影響を受けなくなるという。


「どうだい?」

「どんな感じさね?」


 確認を終えたのを見計らってムラマサとモーリアンが同時に問い掛けてきた。


「本当に凄い防具だと思う。どうして売れ残っていたのか不思議なくらいです」

「だから売れ残っていたわけじゃないって言ってるさね。まあ、耐性のことを考えるといくつかの防具を組み合わせた方が高くなるのは間違いないし、特殊効果も重ねれば重ねるほど強くなるからそれを目当てに集めるもの真っ当な選び方なのは間違いないのさね」


 組み合わせることでより強力な防具を纏える。モーリアンの言っていることは理解できる。しかし一式装備の性能の高さも間違いではない。


「最後はアクセサリだ! ……と言いたいところだけど、時間切れみたいだ。ルミナから連絡があったよ。完成したから取りに来いとね」

「それに、モーリアンさんの条件もクリアしないといけないから」

「わかっているとも。準備を終え次第、素材屋の仕事場とやらに向かう事にしようじゃないか」

「だったらあたしから素材屋の方に連絡を入れておくよ。二人組が調査に向かうとね」

「助かります」

「それじゃあ任せたよ!」

「はい!」


 軽く挨拶をしてモーリアンと別れ再び工場のある町へと向かう。

 転移ポータルがある港に向かう道中、思い出したようにムラマサが言った。


「言い忘れていたけれど、ああいうときは“俺”がではなくて“オレたち”がって言ってくれた方が嬉しいかな」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


レベル【21】ランク【3】


HP【9950】(+320)

MP【8840】(+770)

ATK【266】(+1810)

DEF【235】(+1880)

INT【261】(+900)

MND【188】(+1110)

AGI【294】(+1130)


【火耐性】(+10)

【水耐性】(+50)

【土耐性】(+50)

【氷耐性】(+150)

【雷耐性】(+100)

【毒耐性】(+100)

【麻痺耐性】(+200)

【暗闇耐性】(+150)

【裂傷耐性】(+40)


専用武器


剣銃――ガンブレイズ【Rank1】【Lv1】(ATK+600 INT+600)

↳アビリティ――【魔力銃】【不壊特性】

魔導手甲――ガントレット【Lv67】(ATK+460 DEF+460 MND+420)

↳アビリティ――【フォースシールド】【アンカーショット】


防具


頭――【イヴァターレ・ネックウォーマ】(MP+270 INT+210 MND+210 氷耐性+30 毒耐性+70 麻痺耐性+70 暗闇耐性+50)【打撃耐性】【衝撃耐性】

胴――【イヴァターレ・ジャケット】(HP+210 DEF+410 MND+380 雷耐性+30 氷耐性+60)【反動軽減】

腕――【イヴァターレ・グローブ】(ATK+330 DEF+240 AGI+160 火耐性+10 氷耐性+10 雷耐性+30 毒耐性+30)【命中率上昇】【会心率上昇】

脚――【イヴァターレ・ボトム】(HP+110 ATK+210 DEF+320 AGI+410 氷耐性+30 裂傷耐性+40)【命中率上昇】【会心率上昇】

足――【イヴァターレ・グリーブ】(ATK+110 DEF+370 AGI+460 氷耐性+20 雷耐性+40 麻痺耐性+30)【気絶無効】【落下ダメージ軽減】

一式装備追加効果【5/5】――【物理ダメージ上昇】【魔法ダメージ上昇】


アクセサリ【10/10】

↳【大命のリング】(HP+500)

↳【魔力のお守り】(MP+500)

↳【強力の腕輪】(ATK+100)

↳【知恵の腕輪】(INT+100)

↳【精神の腕輪】(MND+100)

↳【健脚の腕輪】(AGI+100)

↳【地の護石】(地耐性+50)

↳【水の護石】(水耐性+50)

↳【暗視の護符】(暗闇耐性+100)

↳【麻痺の護符】(麻痺耐性+100)


所持スキル


≪剣銃≫【Lv98】――武器種“剣銃”のアーツを使用できる。

↳<セイヴァー>――威力、攻撃範囲が強化された斬撃を放つ。

↳<カノン>――威力、射程が強化された砲撃を放つ。

↳<ブレイジング・エッジ>――剣形態で極大の斬撃を放つ必殺技。

↳<ブレイジング・ノヴァ>――銃形態で極大の砲撃を放つ必殺技。

≪錬成強化≫【Lv100】――武器レベル“100”までの武器を錬成強化することができる。

≪錬成突破≫【Lv1】――規定のレベルに到達した武器をRank“1”に錬成突破することができる。

≪竜化≫【Lv―】――竜の力をその身に宿す。

≪友精の刻印≫【Lv―】――妖精猫との友情の証。

≪自動回復・HP≫【Lv20】――常時発動。一秒毎にHPが少量回復する。

≪自動回復・MP≫【Lv20】――常時発動。一秒毎にMPが少量回復する。

≪全状態異常耐性≫【Lv40】――状態異常になる確率をかなり下げる。

≪全能力強化≫【Lv90】――全ての能力値が上昇する。


残スキルポイント【7】


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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