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37.すれ違い

 

 その日の夕方。

 サファナがチャーターした馬車に揺られて、お城に戻っていくカレンぼく。馬車を操るのはベアトリス。


 あぁ、今日も疲れた…

 だけど、もうすぐおうちに到着だ。エリスにも会える!

 今日もいろいろあったことを話したいなぁ。

 それに、本番も間近だし…最後の確認をしておかないとね。



 ベアトリスにフォローされて、こっそりと帰城したぼく。他の人に見つからないようにしながら、やっとこさ双子ぼくたち専用のリビングに到着した。


 すると部屋では…エリスが一人でソファーに座って、魔術書らしき古めかしい本を読んでいた。

 …もしかして、ぼくを待っててくれたのかな?


「ただいま、エリス」

「あっ、おかえりカレン。お疲れ様」


 魔術書を横に置くと、立ち上がって嬉しそうな笑みを浮かべてくれるエリス。

 あぁ、エリスの笑顔を見ると、一日の疲れが吹っ飛ぶ気がするよ。


 ぼくを部屋に案内してくれたあと、ベアトリスは「それでは、カレン様の湯浴みの準備をしてまいります」と言って頭を下げると、そのまま出て行ってしまった。

 自然と…ぼくたち二人だけが部屋に残される形となってしまったんだ。



「と、とりあえずカレンも座らない?疲れてるでしょ?」

「う、うん。ありがと」


 エリスの導きに従って、ぼくはソファーに座る。

 本当は早くお風呂に入って汗とお化粧を落としたかったんだけど、それよりも今はエリスと話す方が優先だ。


 エリスは紅茶を淹れてくれているようだ。ふんわりと、紅茶の柔らかい香りが部屋の中に拡がってゆく。


「はい、どうぞ」

「ありがとう…美味しい」


 あー、エリスの淹れた紅茶を飲むと疲れが取れる。


 ぼくの向かいに座ったエリスは、嬉しそうにぼくが紅茶を飲んでいるのを見つめていた。

 …なんだかちょっと照れるな。


「カレン、今日はどうだった?」

「あ、んーとね…」


 ぼくは、今日あったことをエリスに話した。

『スパイラルエッジ』の人たちとの連携のこと。ボロネーゼの、ぼくに対するフォロー。サファナの見事なプロデュース。などなど…


 いろんな話をしている間、エリスは黙ってぼくの話を聞いてくれていた。

 ずっと俯いてて表情がよく見えないのが気になったけど、ときどき頷いてくれてるから大丈夫かな?


「あっ、そういえば『清涼水アクアウォーター』の差し入れ、ありがとう!」

「ほんと?よかったー。口に合わなかったらどうしようかと思ってたんだ」

「ううん、柑橘類レモンの味がして、とっても美味しかったよ」


 その言葉に、顔を上げてニコニコ嬉しそうに微笑んでくれるエリス。

 うん、大丈夫だ。いつも通りのエリスの笑顔に、なんだか幸せな気分になる。


 ぼくはほっこりとした気持ちになって、次の話をしようとしたんだ。

 ところが…


「あっ、カレン。そういえばね…」

「そうだエリス!話さなきゃいけないことが…」


 ぼくとエリスは同時に口を開いてしまった。

 慌てて口を閉ざしたものの、お互いが遠慮して二の句が続けられない。


「…ごめん、エリスから先に…」

「ううん、私のほうは大した話じゃないから、後で良いよ。それよりカレンの話を先に聞かせて?」

「あ、うん。わかった。そしたらね…」



 お言葉に甘えて、それからぼくはエリスに…二日目の芸能人タレントイベントの演出の話をたくさんしたんだ。

 結構細かいアイディアも多かったから、内容は次第に熱を帯びていく。


「…それで、このタイミングでエリスに魔法花火をお願いしたいんだ」

「うん、わかった。ここは大人しめな感じで良いのね?」

「そうだね…あと、こっちのほうでは派手めな方が良いかな?」


 そんな感じで相談をしているのは、本当に楽しかった。だから、つい夢中になってイベントのことばかり話していたんだ。



 …だけど、このときぼくは気付いていなかった。

 エリスが…時々寂しそうな表情を浮かべていることに。







 結構長い時間、話しただろうか。

 なんだか最後のほうは一方的にぼくだけが喋ってたような気がするけど…


 一通り説明し終わった頃になって、ようやくぼくはエリスの異変に気付いた。


 あれ?なんか…エリスの様子が変?

 どうしたんだろう…ずっとうつむいたままだ。


 そう思ったとき、エリスが急に顔を上げて、口を開いたんだ。


「…ねぇカレン。その、商工会議所での皆さんとの打ち合わせには…私は出ない方が良いんだよね?」

「えっ?あ…うん…」


 どうして突然そんなことを聞いてくるんだろう。

 突然の質問に動揺してしどろもどろになりながらも…ぼくはエリスに理由を説明した。


「その…サファナからは、『魔法花火はアフロディアーナの力ってことにしたい』って言われてるんだ。だから…」

「そっか…そうだよね」

「う、うん…

 それと、その…今回はぼく一人の力で、出来るだけ頑張りたいなぁって思ってさ。

 えーっと、エリスのこと…その、置いてけぼりみたいにして、ゴメン…」


 そのとき、ぼくは…

 エリスに…今まで見たことないような表情が浮かんでいることに、初めて気付いた。

 とても悲しそうな…それでいて、辛そうな表情に、ぼくは胸を突かれる。


 そしてエリスは、思い詰めたような表情を浮かべながら…ぼくに対して決定的な一言を言ってきたんだ。


「ううん。それは全然構わないんだ。

 ただ…なんだろう、カレンの話を聞いててね、ちょっと寂しいなーって思っちゃったんだ。

 …私が居なくても、カレンは大丈夫なんだなーって…」


 ぼくは、エリスのその一言に…完全に言葉を失ってしまったんだ。








 僕たちの間に流れる、少し微妙な空気。



 どうしよう…

 何か話さないと…


 そう思えば思うほど、言葉が出てこない。なにより考えがまとまらない。

 頭の中は…先ほどのエリスの台詞が繰り返されていた。


 そんなぼくの様子に気付いたエリスが、ハッとして口を抑えると、慌てて訂正してきたんだ。


「あ!ご、ごめん!私、変なこと言っちゃって…今のは忘れて!」

「う、うん…」


 エリスがそうとりなしてきて、ぼくもなんとか頷いて返事を返したものの、またお互い沈黙してしまう。






 そんな…ぼくたちの間に流れた微妙な雰囲気を打ち破ったのは、ドアをノックする音だった。



「カレン様。湯浴みの用意が出来ました。よろしければ浴室へご案内します」

「あ、ありがとう、ベアトリス」


 こうしてぼくは、微妙な空気を残したまま…ベアトリスの案内でお風呂場へ向かったのだった。








 ざっぱーん。

 湯船に一気に身を沈めると、ぼくは大きくため息をついた。


 はぁ…

 まいったなぁ。


 ぼくは一人、さっきの出来事について考えていた。



 本当はぼくも、エリスと一緒にイベントの作戦を練りたいという気持ちはあった。

 だけど…サファナからの要請という理由だけでなく、エリスに頼るのは必要最低限にして、自力で出来る限り頑張りたいっていう気持ちのほうが強かったのだ。


 それに、正直に言うと…ぼくはエリスが、他の男の人にナンパされたりするのが嫌だって気持ちもあった。

 もちろんそれは、エリスに迷惑かけたくないって意味で…なんだけどね。



 でも…エリスは、もしかしたら一緒に参加したかったのかな?

 アフロディアーナの魔法花火の演出については、ぼくばっかりが表に出て、エリスは文字通り『黒子』になることになる。

 エリスは否定してたけど、それが…やっぱり辛かったのかなぁ?



 色々なことを考えては、明確な解決案も浮かばずに立ち消えてしまう。




 そして…ろくな策も出ないまま、ぼくはお風呂場から出たのだった。







 夕食後、エリスの姿をあちこち探してみたんだけど…見つけることができなくて。





 結局その日、ぼくはエリスとまともに話すことはできなかったんだ。










 ---------------------











 夕食のとき、ミアあたしはなんだか微妙な空気を察した。


 んー、なんかカレンの様子がおかしい。

 話してても上の空といった感じだった。


 クルード王おとうさまも気付いて声をかけたものの、生返事しか帰ってこない。


 どうしたんだろう、カレンあいつ




 とりあえず、そんな微妙な雰囲気の夕食が終わったあと、あたしは食後の散歩がてら、屋上にあるバルコニーにふらりと寄ってみることにしたんだ。







 屋上にあるバルコニーは、ハイデンブルグの街をある程度一望することができる…なかなかの絶景ポジションだった。

 密かに、あたしのお気に入りの場所だ。


 満杯のお腹を抱えながらバルコニーに到着してみると、なんとそこには先客が居た。

 先客の正体は…一人でボーッと外を眺めているエリスだった。

 手すりに寄りかかって、ハイデンブルグの夜景を眺めるエリスの背中は…なんだか寂しそうに見える。



 エリスってば、こんなところで何してるんだろう。

 …なんだか元気なさそうだし、ここはいっちょう驚かせてやろうかなっ!



 あたしは抜き足差し足でエリスに忍び寄ると、肩を激しく掴んだ。





「わっ!!!」

「うわきゃあっ!?」


 面白い声を上げて、ひっくり返りそうになるくらい驚いているエリス。

 うしし!うまくいったわ。


「あぁぁぁ、ミアかぁ…びっくりしたぁ」

「あはは。なんだかボーッとしてたから、ちょっと驚かせてみたんだよ。エリスはこんなところでなにしてんの?」


 エリスは胸に手を当てたまま大きく深呼吸をすると、気持ちが落ち着いたのか…あたしのほうをゆっくりと見返してきた。


「んーっと、特に何かをしてたわけじゃないんだけど…」

「ふーん。それじゃあ、なんで寂しそうにしてたわけ?」

「…えっ?」


 あたしの言葉に、エリスは心底驚いたような表情を浮かべていた。

 …そんなに驚くようなことかな?


「私…そんな感じだった?」

「うん。なんか黄昏ちゃってさ、『私、アンニュイですー』って無言でPRしまくってる感じだった」

「えー?うそー?それはちょっとヤダなぁ…」


 エリスは大げさに驚いてみせたものの、あたしにはわかる。

 これは、たぶん…誤魔化しの態度だ。


 誰が見ても、寂しそうなオーラ出しまくってたんだけどな。

 …もしかしてエリス、自覚が無かった?


「で、本当のところはどうしたん?何かあったの?」

「うーん…」


 そう言うと、エリスは下を向いて黙り込んでしまった。

 …んまぁ、言いたくないならしょうがないんだけどさ。無理に聞くつもりもないしね。



 仕方ないので、あたしはエリスの横に立って、一緒にバルコニーからの眺めを見ることにしたんだ。





 バルコニーから見える夜景は、キラキラ輝く宝石みたいだった。

 あたしはその中でも…ひときわ輝いて見える大通りを指差した。


「お、あそこに見えるのがマリアージュ通りだ!…こうやって見るとちっぽけだねぇ」

「…」


 エリスが食いついてきそうな夜景ネタを振ってみたものの、反応はイマイチ。

 本当にどうしちゃったんだろ?


 だけど、間を置いたのが結果的に良かったのか……それまで黙り込んでいたエリスが、すこし困ったような表情を浮かべながら、ようやくその口を開いたんだ。







「あのね…私…」

「ん?」


「私、もしかして…カレンに避けられてるんじゃないかなーって、思っちゃったり…したちゃったんだよねー。なんちゃって」

「…はぁ?」


 あたしは、予想外のエリスの発言に、思わず間抜けな声を出してしまった。


 いやいや、いくらなんでもそれは無いでしょー。

 だって、いっつもエリスのことを一番に気にかけているカレンだよ?

 あいつに限って、さすがにそれは無いわ。



 続けてエリスは、先ほどのカレンとの間であった出来事についてあたしに説明してくれた。

 それは…なんともまぁ痴話喧嘩みたいな話だったんだ。



「……それで、カレンの話を聞いてたら、私が居なくても大丈夫なんだなぁって感じてしまって…

 そしたら急になんだか寂しくなっちゃって。

 それで私、思わず口にしちゃったの。

『カレンは、私が居なくても大丈夫そうだね』って。

 言ったあと、自分でもビックリしちゃって、慌てて謝ったんだ。だけど…なんか変な雰囲気になっちゃって…

 …それ以降まともにカレンの顔を見れなくなっちゃったんだ」


 それかっ!


 そこであたしは、ようやく合点がいった。

 …カレンあいつが夕食のとき変な感じだったのは、これが原因だったんだな。



「…にしても、なんでまたそんなことを思ったわけ?」

「えーっと。そ、それはね…」


 そこまで言い出しながらも口ごもるエリス。なんだか少し言いにくそうにしている。

 んー、まどろっこしい!


「そこまで言ったなら、もう一緒じゃん!言っちゃおうよ!」

「あ。う、うん…あのね…」


 そうしてエリスが口を割った内容は…

 あたしからすると、実につまらないものだったんだ。



 曰く、最近カレンに避けられている気がしていた。

 本当なら、アフロディアーナの演目には自分エリスも必須なはずだから、一緒に行ったほうが良いはずなのに、頑なに一人で行こうとしている…等。


「…最近カレンちょっと疲れ気味みたいで、なかなかゆっくりお話する時間も無いんだ。

 話す内容は、ほとんど予行演習の話か、二日目のイベントに関係する作業分担の話ばっかりだし。…それ以外だとカレンは考え事ばっかりしてるし、夜はグッタリしてすぐ寝ちゃうし…」

「そりゃ、あいつ色々がんばって準備とかリハーサルとかやってんでしょ?

 だったら、相談内容が打ち合わせになっちゃったり、イベントのこと考えてたり、疲れてすぐ寝ちゃうのは仕方ないんじゃないの?」

「それとね、予行演習って意味では…一度合わせた方が良いから、私が一緒に行こうか?って聞いたんだ。

 だけどカレンにはね。『ぼく一人で大丈夫だから、エリスは心配しないで待っててねー』って言われちゃったの…」

「ふーん…」


 あたしからすると、カレンあいつの発言は裏表無く…言葉通りにしか受け取れなかった。ずっと一緒に生きてきたんだから、それくらいは分かる。


 あいつは…自力で頑張りたいって言って、張り切ってるだけだ。だから、気にせず放っておけば良いのに。



「なんかエリスってさ、本当に心配性だよねぇ。そんなに気にしなくても大丈夫なんじゃない?」

「そっか…そうだよね。それだったら良いんだけどね…」


 一人でブツブツ言っているエリス。

 なにがそんなに…不安なんだろうか。




 ちなみに、あたしの考えだとこうだ。


 まず、エリスはカレンのことを友達だと思ってる。

 これまで大体どこに行くのも一緒に行動してきた。

 だけど、今回の件ではカレンが…なんか変なものに目覚めちゃって、一人で行動したがった。

 そしたら、置いて行かれたエリスは…そのカレンの変化についていけなくて、寂しい思いをしちゃってる。


 …こんなところかな?




 それにしても、腹が立つのはカレンだ。

 あまりにもエリスの気持ちに対して鈍感すぎる。

 あいつ一回とっちめてやらないとな。


 ただ、エリスのほうも、もう少しドカッと腰を据えて構えてれば良いのに…

 なんでこんなに、動揺しちゃってるんだかなぁ。

 そのあたりは、本人に聞いてみるしかないかな。



「ねぇエリス、なんでそんなに…怖がってるの?」

「えっ?」

「エリスは、カレンが離れて行くことを怖がってない?」

「私…怖がってる?」



 その言葉を噛み締めるように呟くと、エリスは思案する顔になって俯いてしまった。

 …しばらく無言の時間が続く。



 やがて、エリスはなにかを悟ったのか、ゆっくりと顔を上げて口を開いた。



「そっか…私、怖かったんだ…

 もしかしたら、そうかも…」

「ん?」

「…私ね、あんまり友だちが居なかったんだ」


 おーっと、いきなりエリスの衝撃的な告白が始まっちゃったよ!

 急な展開に、あたしはどんな話が来ても大丈夫なようにすこし身構える。



「私…ずっと病弱でね、ほとんど外にも出れないような生活を送ってたの。だから、同年代の子と知り合う機会もほとんど無くくて…

 ずっと、友達と呼べるような人と出会うことができなかったんだ」

「へぇー。でもさ、エリスには親友がいるんでしょ?

 確か…ティーナとバレンシアっていったっけ?」

「うん。そうなんだけど…

 実はその、友達が出来たっていうのも、つい最近のことなんだ。

 だから私、友達との接し方や距離感がイマイチよく分からなくって…」


 なるほど、エリスは今の状況を経験したことがなくて、どうしたら良いのか戸惑ってるんだな。

 もしかしたら友達が離れていってしまうかもしれないという、未知の恐怖に怯えているというか、なんというか…


 あたしはようやくエリスの不安…というか恐怖を少しだけ理解することができたんだ。

 …まぁ、理解できたからといって共感できるわけじゃないんだけどね。



「だからってさぁ…さすがにそこまで気にしなくて良いんじゃないの?」

「う、うん…そうだよね…」



 それにしても、なんだか手のかかる二人だこと。

 やっぱあたしが居ないとダメだな。



 あたしは…とっても心配性なエリスを見ていて、何か良い解決策がないかなーって考えた。


 ふとそのとき、唐突に一つのアイディアが浮かんできた。


 むふふっ、これは良いアイディアだぞ!


「そうだ!エリス、そんなに心配ならさ。ひとつ良い手があるよ?」

「えっ?なになに?どんな手?」

「それはね…あたしも知らなかったんだけど、なんでも『精霊の儀式』のあとに『精霊のダンス』っていう非公式イベントがあるらしいんだ。それにカレンを誘ってみたら?」

「『精霊のダンス』?」

「そう。なんでも…仲の良い友達同士で踊ると、永遠の友情が約束されるんだって!」

「永遠の…友情…」


 あたしは、エリスの目の色が変わるのを見た。

 やっぱりエリスは『友情』ってキーワードに弱いみたいだ!


「そっか…ありがとう、ミア。今度カレンのことを誘ってみるね!」

「ん。上手くいくと良いね」

「でも…そんなダンスだったら、私ミアとも踊りたいなー」

「えっ!?あたしっ!?」


 ちょっ、それはいかん!

 さすがに…あたしと踊って永遠の愛を誓い合ったりしたら、いろいろマズイっしょ!


 そのあたりはとりあえず適当に誤魔化すことにして、あたしはなんとかエリスを騙すことに成功したのだった。




 さーて、あとは…もともと考えてた、もう一つのやつを仕込んでおけば完璧かな?




 うししっ、どうなることやら…楽しみっ!

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