ロボット
掲載日:2022/12/02
「僕、ロボット、壊されるために生きている」
「なんで、」
「いや、それが命令だから」
「辞めてくれよ、冗談でも……」
「この顔はマジだ!」
次の瞬間、僕はロボットになっていた、
「これは夢か」
と思い、目を閉じる。
目を閉じれば現実に帰れる、
そう考えたからだ。
しかし、現実は違った。
「本質的には、君の言葉の如く、もう書きたくないと笑っていた」
「えっ!?」
意味不明な夢だった。
夢と思うことで滑稽な夢だと思いたかった。
「あなた性懲りもなく、ゲームをやって」
取り上げられて捨てられた、
私のロボット、
ロボットは起き上がり、私のアイデンティティを
奪い去る。
ナワバリをアラスナ
彼の声はいつしか、
無機質な声へと変わっていった。




