春:白い花
画像がとっても多いです。
御注意ください。
春の足音と共に紫、黄色と咲き始め、3月半ば過ぎると、今度は一斉に白い花が咲き出す。
地元で最も目立つ白は雪柳。
子供の頃は、同時期に咲くコデマリと比べて荒々しい印象であったが、久々に見ればなんとも清々しい。
子どもたちとゆっくり歩く道、ふと、顔を近づけると意外にも良い匂いがして、改めて驚いた。
甘くふくよかな香りは、びっしりと枝を覆う小さな花をより華やかに見せる。
年取って新たな発見があるって素晴らしい。
バイモ、中国原産のユリの仲間であるらしい。 『貝母』 の名はその球根の形からという。深いなー、植物のネーミング。
花の形状からは 『アミガサユリ』 という別名も。こちらの方がしっくりくる。
ハナニラ、別名ベツレヘムの星。
桜の蕾が膨らみ始める頃、一斉に咲く何かの木。
近寄れないのでよくわからないが、ベリーの仲間だろうか。
白と緑、爽やかな色合い。
何か懐かしい気がするな、と思ったら、自分の結婚式のブーケカラーだった(赤面)
馬酔木。アセビ、あるいはアシビと読む。
毒性があることを知ったのは、子どもの頃コッソリ読んだ 『浮浪雲』 (ジョージ秋山、小学館コミックス) でだったか。
実物を見たのは初めて。肖像画で見て憧れてた女性に会ったら思った以上に美しくて夢中になる、世間知らずのボンボンの気持ちがちょっとわかった(笑)
コブシ (かモクレンかちょっとわからない) に、道端のオランダミミグサ、畑のエンドウ。
街の春はまだまだ、白い花であふれている。




