前へ目次 次へ 26/71 早春:道端の花々(黄色) 春はじめ、彩りの少ない石垣や地面に、ポツポツ黄色の絵の具を散らしたように、鮮やかに目を惹く花たち。 ヒイラギナンテン。 ずっとこれが柊(ひいらぎ)だと信じてきたけど、実は別種らしい。 柊の花は白、実は赤だから…… 言われてみれば別種だわ。うむ。 雲南黄梅(ウンナンオウバイ)。 雲南、は行ったことない。のに、この名前がつく植物があると、旅情を掻き立てられる。 そして出た。カタバミ一族。 たぶんオキザリス(オオキバナカタバミ)。 冬、花の少ない時期からついていた蕾が、ゆっくりゆっくり時間をかけて開いていく。 カタバミの花言葉はいくつかあって、そのひとつが 「あなたを待つ」 だそう。 確かに咲くまで、めっっちゃ待った。