2ー11
【ダンジョンポイントを1030ポイント得ました。】
【ポーションが800ポイントで落札されました。】
【ダンジョン位置開示まであと20日です。】
ヨクナリがやっと帰還したので、皆を集め、今後の方針や現状報告をしようか。
集めるメンバーは、西斗、北斗、親方、監督、ラクシュ、亜門、ウジュン、棟梁、ヨクナリ、マイヤー、アリス、そして、ゴブリンのリーダーとして新たに召喚した、ゴブリンファイターのゴジン、ゴブリンアイコラのマリアは、設置予定の救護班のリーダーとなって貰う予定だ。
アリスのたち位置が今一決まっていない。どうするかな?
「皆、よく集まってくれた。」
「「「「「「はッ」」」」」」
「「ゴッ」」
((はッ))
「まず、ヨクナリ、報告を頼む。」
「はッ、報告いたします。現在、ダンジョンの位置でありますが、半径約8キロの盆地の中央部に有ります。西側森、北側は草原、南側は、大河、東側は草原と林が有ります。南側の大河より奥は、湿地帯でリザードマンや大型爬虫類等が生息しておりました。」
「大河は、南東から流れて、ダンジョンから3キロ地点で南西に方向を変えており海にと流れております。」
「盆地の外側は、南西から北東まで海に面しており、河口付近以外は、断崖や岩場で、海側からの上陸は、不可能に近いと推測いたします。」
「河口付近は砂浜が有りますので上陸は可能と思われます。」
「西側山脈中央、東側山脈中央部に峠が有りますので、山越えは可能ですが、山の反対側は深い森で、人が入ることは難しく思えます。」
「北側も森が有りますが、いくつかの開拓村らしきものがありました。人口は、30~50人位だと思われます。」
ふむ、ダンジョンの位置がばれても当面は、人が来ないな、防衛は、対モンスターで良いか。
「ヨクナリ、よくわかった。ところで、他のダンジョンは、あったか?」
「いえ、見ておりません。捜査いたしますか?」
「イヤ、いい。ご苦労だった。」
「は、ありがとうございます。」
「監督、親方、棟梁、進捗状況はどうだ。」
「はい、主様、掘削は、南西、西、北西の通路を掘り終わり、現在南、北の通路を掘削しています。」
「円周通路は、とりあえず、基部をつないでくれればよい。後は、各方位に伸ばして欲しい。」
「わかりました。」
「次は、ワシじゃな。塔の基部は、東と南東に二ヶ所のみを遺すのみですじゃ。そのあとに塔の建設を予定しておるのじゃが、多少でいいのじゃが、スパイダーをいただきたいのじゃが。」
「10匹位で良いか?」
「十分ですじゃ。たすかりますじゃ。」
「最後は、私が。現在、第一城壁の内側に通路と部屋をつくっております。一層の20%完成しています。もう少し人手をいただく。」
「わかった。召喚しておこう。」
「ありがとうございます。」
「ラクシュはどうだ?」
「はーい。野菜いっぱい取れた。お芋たくさんできた。」
「そうか。ご苦労だった。」
「うん。もっとつくる。でも場所足りない。」
「もう一層つくるまで待て。」
「うん、わかった。」
「他のものは、なにかあるか?…………。特にないか?」
(西斗隊は、7体体進化いたしました。)
(北斗隊は、4体進化いたしました。)
「パペット隊は、8体進化いたしました。」
「ゴッ、5体、進化、した。問題ない。」
「うむ、訓練と警備を続けてくれ。では、解散とする。」
大分進化体が、増えてきたな。
さあ、階層を増やそうか。




