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方針は、決まった。さて、クラスチェンジをしようか。
「今回の戦いで、クラスチェンジができるようになった。まずは、阿門、吽門。」
(クラスチェンジ先は、ロックゴーレムです。クラスチェンジしますか?)
「クラスチェンジをする。」
(了解いたしました。クラスチェンジを開始いたします。)
おお、表面が溶けたようにつるりとして、やや大きくなったようだ。
「どんな感じだ?」
「ゴッ、ワレ、チカラ、ミナギル。」
「フム、しゃべれるようになったか。これからも頼むぞ。」
「「ゴッ、ワレラ、ヌシ、マモル。」」
「次は、サジュン、サキュウ、ウキュウをクラスチェンジ。」
(クラスチェンジ先は、マギドールとキルドールです。)
フム、キルドールのほうが戦闘に向きそうだな。マギドールは、汎用か魔法系だろう。前衛のサジュンと後衛のサキュウ、ウキュウに分けることにするか?
「サジュンは、キルドール、サキュウ、ウキュウはマギドールにクラスチェンジしてくれ。」
(了解しました。クラスチェンジを行います。)
キルドールは、メカニカルぽくなり、マギドールは、人に近づいたようだ。少し動きが滑らかになっているようだ。
「問題はないか?」
「はい、問題ありません。ありがとうございます。」
「「ありがとうございます。」」
「後は、西斗とウガをクラスチェンジする。」
(グレイウルフ、マギウルフにクラスチェンジ出来ます。)
グレイウルフは、単純強化、マギウルフは、サポートタイプだろう。
であれば、ボスは、強くたくましいほうがよいだろう。
「西斗は、グレイウルフ、ウガは、マギウルフにクラスチェンジを。」
(了解しました。マギウルフの属性は、どうしますか?火、水、風、土内から選んで下さい。)
属性があるのかよ。風でよいか、ウルフに似合いそうだし。
「属性は、風でいく。」
(了解しました、クラスチェンジを行います。)
フム、西斗は一回り大きくたくましくなった、ウガはどことなくシャープな感じだ。
「どんな感じだ?」
「力に充ち溢れております。ご期待に添えるようがんばります。」
「とても風が気持ちいいですわ。ありがとうございます。」
「では、各自、予定の作業を行ってくれ。けがや破損のあるものは待機とする。解散。」
とりあえずこれでいいか。後は、再召喚と地下の増設か、召喚のレベルが上がっている、新たなモンスターはなにかな。少し休んでからやろうか。………………その前飯にするか。




