推し投票の説明書
《登場人物紹介》
【楓】
天女見習い
10代の天才 くのいち天女 香徠忍者
普段は強気だが、いざ恋愛となると、『超うぶ』 に変貌してしまう。
幼なじみの秀を追って、偶然天女になった。
夢獣は、マンチカンの『きなこ』
【もねか】
version1
大きな垂れ耳がチャームポイントの雪うさぎの獣天女
いつも大好きな人参をくわえている
なまった方言で話す癒し系
かなり、おっとりとした性格
今を全力で生きる現在進行形少女
【だいこん役者&提灯アンコール】
天上界ピュアアイドルフェスティバルの司会者コンビ
滑舌の良いだいこんと毒舌のちょうちんアンコウの絶妙コンビ
【黒奈】
version1
カラスの獣天幼女
カラスのフードを被っている漆黒の天幼女
「わぁぁぁぁぁーーー!」
「パチパチパチ♪」
「せいの~♪ 黒奈ぁぁ~♪」
周囲の観客からは、黒奈を賞賛し、歓声が湧き上がったの。
あたしも演技を終えた黒奈に、拍手を送った。
「え~♪それではみなさ~ん! 黒奈さんの推しになってもいいよって方がいらっしゃいましたら、お手元のハートマークを、ステージに向かってお投げください♪ ただし、おひとり様1回迄と致します」
「投げた振りしといたらぁぁ~ぎょ!」
だいこん役者と提灯アンコールの進行の元、 『推し投票』が開始されたのだった。
1#2#3#4#5#6#ーーーー10#11#ーーー
ステージ中央に浮かび上がった巨大なハートの器に、赤色のハートマークが次々と入っていった。
入って行ったハートマーク達は、その巨大なハートの器の赤くなった範囲を、徐々に広がらせて行った。
が、それは、まだまだ器の1/10にも満たなかった·····
きっとあれが溜まって行けばいいんだわ!
そうに違いない!うん。
あたしは直感で、そのシステムを理解し、そのハートマークを懸命に探した。
「八、ハートマークって!入場した時に受け取ったこれかしら? もねか」
あたしは、もねかにそれを問う。
「んだよ♪」
気持ちよく、答えてくれたもねかの返答に、
「これなのね!わかった」
と、理解を示した。
そして、あたしは急いで、着物の袖から、ハートマークを取り出して投げようとした!
その時!
「かえちゃん!ちょっとぉ待んしゃい!」
突如! もねかストップがかかったのだった。
「えっ!何? 今?」
あたしは、勢い良くハートマークを投げようと振りかぶった右腕に、左手で押さえつけブレーキング!
あいたたたた!
勢いがかった右腕を、無理やり止めたものだから、痛めてしまったようだわ·····。
さてはものおき!
「もうぅ、もねか!どうしたのよぉ!急に」
と、あたしは、痛めた右腕を押さえながら、もねかに尋ねた。
「ちぃちぃちぃ! まんだぁ ハートマークさ投げるのは早かね!後6人も出演者は残ってるべさ~♪ その中には、わっち(私)推しの『白菜』あねちゃもいるっちゃよ♪ それまでは、推し投票は、がまんがまんよぉ~ まだまだすごいの出てくんけぇ~ 心から推したいって思った人に投稿すんべぇ」
そんな突如、始まった推し先輩の助言。
「そ、そうなんだぁ·····うん、わかった!もねか、ありがとう」
「投票は、後からでもできるちゃよ♪ だから大丈夫ぅぅぅ 」
「うん!」
と、『推し先』(推し天活の先輩)の好意を受け取ったのだった。
こうして、あたしは心に刺さる推しが出てくるのを、待つ事にしたのだった。
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