『錬金080話 精霊ドリアードを助ける』
『錬金080話 精霊ドリアードを助ける』
スイは困ったなて感じで、俺を見る。
俺も困る。
どう説明していいか、わからないもんな。
一番いいのはスイが元のアイスドラゴンに戻ればはっきりするなだけど、今は戻れなくなった。
「スイがドラゴンになれたらいいけどね」
「私はドラゴンに戻れないの。でも、ここで魔竜の魔力を存分に発揮したら、少しは理解してくれるはずよ」
「そうだな。魔力は少し弱まったけど、それでも魔竜だもんな。精霊ドリアードにみせてあげなよ」
「魔竜の魔力をここで、私にみせるの?」
「はい、魔力を出しますからね!!!!!!」
いきなりスイはスイッチが入ったかのように、魔力が増大した。
凄まじい魔力が農地を覆った。
凄えな、俺は魔力はあまりないから、凄さが半端なく伝わる。
同じく伝説的な魔物であるモフルンですら、顔は険しくなり、毛が逆だっている。
俺の領地が魔力で包まれた感覚か。
「ああああああああああああ、なにこれ!! こんな魔力は、初めてです!! これがあの魔竜。伝説的な生き物として名高い、4大魔竜の一人てこと!!!」
「そうよ、アイスドラゴンのスイ、今後もよろしくね」
「ははははは、は、は、は、はい、よろしく!! 私は精霊ドリアードのリアよ」
スイとリアはお互いに挨拶をした。
ただ精霊リアが圧倒されているのはわかる。
精霊てのも伝説的な生き物らしいからな、オレノ領地には魔竜とフェンリル族と精霊ドリアードが揃ったことになるな。
これってどうなの?
けっこうヤバい感じなのかな。
世界的に見て、超レアな魔物が揃ったてわけである。
「私はモフルンね。ここには伝説的な生き物が3人揃ったわけね。伝説の魔竜スイ、伝説の人狼フェンリルの私と、伝説的な精霊ドリアードのリア。凄いメンバーですよ、過去にこんな組み合わせがあったかなて思う」
「わ、わ、わ、わ、私は、伝説のフェンリル族と伝説の魔竜を従えた錬金術士と戦った。勝てるわけないわね。ていうか、生きているのが不思議です。とんでもない相手にケンカを売ったものだわ」
俺にケンカを売ったのを後悔していたけど、精霊だって超レアな伝説的な生き物なので、俺もびっくりだよ。
まぁ、とにかく精霊リアとは戦いは終わりになり、俺としては良かった。
なぜなら俺は別に世界を戦闘力で支配しようとか考えないしね。
むしろ、領地でスローライフするてのが目的だし。
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