表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/1066

『錬金034話 勇者グラティアス視点』

『錬金034話 勇者グラティアス視点』



 王都に出現した付近に行く。

 協力するパーティーと合流する予定だっだ。


「はじめまして、グラティアス。会えて光栄です。俺は鬼龍の団、ファルメイダです!」


「よろしくな」


 俺を尊敬しているので軽く挨拶をした。

 鬼龍の団か、名前は聞いていたパーティーだ。

 メンバーは数名いるし、能力はあるだろう。

 そしてもう一つのパーティーがあり、


「はじめまして、グラティアス、稲妻の団、ダレンムルと言います、勇者パーティーと一緒に行動できるなんて夢のようです!」


「夢じゃない、現実だ。しっかりと戦うのだ、ダレンムル!」


「はい!」


 稲妻の団もBランク。

 ダレンムルは有能な冒険者として名前は通っている。

 不安はないといえば嘘だが、居ないよりはいい。


 それにケンタウロスもいるし、ケンタウロスはベヒーモスと比べても劣らないくらいに強い魔物だろう。


 俺のパーティーと協力してやっと倒せる魔物になりそうだ。

 ミーシャとフィーネルも俺の後に自己紹介して、魔物の居場所に向かって急いだ。

 俺と同じく英雄に会ったかのような憧れの眼差しで見ていた。

 だが今は憧れていい場合ではないと伝える。

 前回、俺たちがベヒーモスに負けたのは知っているのかはわからない。


「君たちに最初に伝えておくべきことがある。俺たちの勇者パーティーは、先日ベヒーモスと戦った。そのときは不利を受けて退散せざえるを得なかったのだ。知っていたかわからないが」


「ええ、ギルドマスターのタップからは聞いてます。とにかくベヒーモスが強いのだと聞きました。勇者パーティーですら負けると。だから、緊張してます」


「俺たちも同じ感じで聞きました。勇者パーティーをも超える強いとベヒーモスは。ただ逃げたとも聞いたのはショックはありました。やはり冒険者の憧れの存在の勇者パーティーですからね、逃げるのは聞きたくないです」


 どうやらタップは話していたようだ。

 俺たちを尊敬はしているが、逃げたのはショックだったらしい。


 それはそうだろうな、逃げたなんて俺も信じられないからな。

 そこで彼らには訂正しておく必要があった。


 そのまま王都の外に。


「グラティアス、発見しました。ベヒーモスが1匹にケンタウロス1匹です」


「ミーシャ、ありがとう」


 俺にも確認できた。

 ベヒーモスが1匹とケンタウロスも1匹。

 忘れもしない、あの巨大な魔物の姿を、ベヒーモス。


 ベヒーモスは巨大な魔物なのに対して、ケンタウロスはそこまで大型ではない。


 足は4本あり、馬の下半身と人の上半身の姿をしている。

 さらに弓矢も持っていた。


「おい、鬼龍の団、稲妻の団達に告ぐ。ベヒーモスはSランク、ケンタウロスはAランクと説明されたろ。戦った経験はあるか?」 


 これはとても重要なこと。

 あるのと、ないのでは、差がある。


 聞いておく必要がある。

下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ