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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『特殊な部隊』と『征夷大将軍』  作者: 橋本 直
第三十八章 愛に壊れた人造人間

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第207話 いきなりのハーレム宣言(『アダルトグッズ』として)とカウラの独占作戦

「ランには戦ったら勝てない。でもアイツは副隊長。俺は隊長。俺の命令がアイツの命令より優先する。そんなの当たり前だよね?それにここは東和だ。貴族制で身分がすべての甲武じゃない。だから『関白』とか『内大臣』なんて言う物は意味がない。それに俺は遼帝国皇帝。皇帝の言うことは絶対だ。だからかなめ坊の言葉やランのたわごとは全部無効に出来るんだ」


 そう言う嵯峨の表情は明らかに悪戯を思いついたという顔をしていた。


「なんだよ、たしかにそうだけどそれで何をするんだよ」


 不満そうにかなめがタバコをくゆらせる。


「うん、こいつをね、うちの隊の女子と『男の()』であるアンがいつでもどこでも誰でも使って良い『アダルトグッズ』として指定するというのはどうだろうか?これでみんなの不満も一気に解決。我ながら良いアイデアだ」


 嵯峨は満足げにうなずきながらそうつぶやいた。


「どこがいいアイデアなんですか!そんな扱い嫌ですよ!ただの誰でも可能な外に出したら恥ずかしいだけのエロい存在に落ちただけじゃないですか!さらに僕扱い酷くなってますよ!」


 誠は嵯峨の無責任な発言に猛抗議した。しかし、そんな誠を見つめる熱い視線が嵯峨の言葉に発生したことを誠は気づいていなかった。


「隊長、それは本当ですか?いつでもどこでもどんなところでも神前を『アダルトグッズ』として使用して構わないというのは。その言葉に嘘は無いですよね?」


 そう言ったのは誰もが予想していないカウラだった。彼女は一切笑っていない顔で嵯峨に向けて歩み寄り顔を近づける。


「言ったよ……そう言った。確かに言った。というか、ベルガー顔が怖いんだけど」


 嵯峨は思い付きで言った冗談を真に受けているカウラに焦りつつも隊長の威厳を守るために自分の言った台詞を取り消さなかった。


「そうですか。それでは、今から私が神前を使用します」


 そう言うとカウラは上着のボタンに手をかけた。


「おい、カウラ、気は確かか?オメエはいつからかえでみたいな露出狂になったんだ?いきなり服を脱いでアタシ等の前で使用するつもりか?」


 カウラの意外過ぎる行動にそれまで強気だったかなめも焦りの表情でカウラを見つめた。


「本気だ。そして一日中私が神前を『アダルトグッズ』として使用する。運転中は使用できないが寮に帰っても使用し続ける。そうすれば神前はつねに私が使用し続けていることになる。と言うわけだ、神前、服を脱げ。貴様は『アダルトグッズ』のはずだ。アダルトグッズ』には服など無用のはずだ」


 カウラはそう言って上着を脱ぎ捨てるとスカートに手をやった。あまりに意外なカウラの行動にその場にいる誰もが何も口にできずにいた。

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