もはやつまむのも面倒だ②
田舎に暮らしていると、この時期すだちを良くいただきます。たぶん一家庭では消費しきれないぐらいなるんでしょうね。それが二回も重なれば、数十個のすだちがテーブルにコロコロと転がる事になります。
こうなったら、酒に割り入れるしかないですね!
貰う時は「サンマにかけてね〜」とか、「味噌汁や肉類にかけても美味しいよ〜」なんて言われて、「はいはい〜」なんて調子良く答えるんですが……
今年はサンマも高いし、今日は味噌汁作らないし、お肉なんて上等な品物は食べないし……全部絞ってまえ!!
となって、二個ほどスライス、面倒なので残りは種ごと絞る事にしました。作業することしばし、そしてコップ(大)になみなみと貯まる絞り汁。
こうなるとあれですな、すだちパーリーの始まりですな。焼酎サワーにしたくても炭酸が切れていたので、水! すだちの焼酎水割り〜すだちスライスを浮かべて〜の完成です。自家製で無農薬ならではの楽しみ方ですね。
それでとりあえず飲み始めて、後から日本酒のすだち割りも美味しくいただきました。こちらは喉にスッキリ後味爽やか、晩御飯をつまみつつ飲んでいると、すっかりできあがり、気分も上々。
再度すだち水割りに戻り、何時もならおつまみ一品追加! となるのですが、どっかり落ち着けた腰をあげる気にもならず、目の前のすだちスライスを齧ってみました。
するとなんとも言えぬ苦味と、柑橘類の皮独特の旨味がじんわりと滲み出てきて美味しいのです。
それをあてにまた一口、そしてまたスライスを齧る。試みに皿についた塩を付けて食せば、それはもう完璧なおつまみ一品。
飲み物=つまみシリーズがこんなところにもあったのか! と発見する小さな幸せ、お酒の味も一段上がったように感じました。




