049 襲撃
唯奈は照れくさそうに笑った。
「ありがとうございました!」
シャリオンが手を振る。
「またな!」
別れの言葉とともに、シャリオンは眩い光に包まれ、消えていった。
その余韻の中、アルテミスは視線を空の彼方に向けた。彼女の身体が淡い青白い光に包まれる。
ロウィンは、アルテミスの姿が消えたことに気づいた。
そして唯奈に声をかける。
「楽しみながら進めば、きっといい結果が待ってるよ」
唯奈は安心した表情を浮かべた。
「かっこいい!」
シルヴァーナは思わず吹き出しそうになる。
「小さな一歩でも踏み出すことが大事よ」
――そして、「ヒーローズ・カレッジ」の教室に足を踏み入れた。室内は期待と好奇心で満ち、誰もがこれから出会う仲間との顔合わせに胸を躍らせている。
そこに現れたのは新しい先生。ピンク色の髪が光に反射し、凄まじいオーラを放っていた。
「初めまして、皆さん」
優雅に自己紹介を始める。
「私はルミナ。よろしくお願いします」
少し間を置いて、続けた。
「星神と魔人のハーフです。星属性と魔属性を極めています」
その声には力強さが宿っていた。
「シルヴァーナさん、今、自宅が襲撃されています!」
彼女は言葉を飲み込み、素早く立ち上がった。
「早退します」
すぐに教室を飛び出す。
ロウィンも迷うことなく立ち上がり、後を追った。彼の瞳は、決してぶれない強い意志で燃えていた。
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