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196 命運を導(みちび)く塔

塔はあせりながらも、運命を切り開くための最後の手を打とうとしていた。

塔の最上部、鋭く突き出した尖塔せんとうから放たれる強烈きょうれつな光。その光は不安定で、何かがくずちるかのような気配を感じさせる。だがそれは、塔の意志そのものであり、時折ときおりれながらも確実に次の行動へとみちびいていた。


アザロス軍の空と地上の増援ぞうえん部隊ぶたいも、ダークエルフの闇の魔法によって完全に消え去った。


塔の中心から、次の一手が静かに始まる。


「アザラス始まって以来の危機きき…。」


その言葉が塔の内部にひびいたが、答えはない。ただ塔の意志はそれを受け入れ、次の段階へと進んでいく。


「本星は攻撃され、通信も途絶えた。時間を巻き戻すことはできない。」


塔をおおう闇は、無限に広がり、次に取るべき手段を示していた。すべての運命は決まっており、迷いなく進むだけだった。


「敵の戦闘力がどれほど高くても、それも問題にならない。」


その言葉が終わると同時に、塔の内部から強い光が放たれた。暗闇の中で唯一輝くその光は、道を切り開く力を持っていた。


「次元竜を確保し、並行層パラレルレイヤーへの接続を完了させる。」


塔の意志は、揺るがぬ決断を下し、次のステップへと進み始めた。


「獄界騎士に勝てるはずがない。」


その一言が響き渡る中、塔の内部の力が動き始めた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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