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016 ポジティブ魔王シルヴァーナの妄想ひみつ日記2

 うふふふふ……!


 ロウィン、あのとき顔を真っ赤にしてたよね。その姿があまりに可愛くて、思わず笑みがこぼれそうになった。


 私、あんなに緊張してたはずなのに、不思議とすんなりキスできた。どうしてかって? ――今日しかないって思えたから。ふたりきりになれる機会なんて滅多にないし、ずっと待ってたんだもん。


 でも……そのあと黙り込んでたの、ちょっと気になったんだよね。

(え、急にキスとか……どういうつもり?)なんて思われてたらどうしよう、って。不安が胸をかすめた。


 だけど、あなたが少しだけ笑ってくれた。照れたような、優しい表情で。それだけで胸がほどけて、ちゃんと想いは届いたんだって分かった。


気になるのはエリスとマリス。あんなに近くにいたの、偶然じゃないよね。嫉妬なんてするつもりなかったのに……。


でも、もう気持ちははっきりしてる。あなたと向き合えた――それだけで十分。


これからも、あなたと過ごす時間を大切にしたい。どんなことがあっても、そばにいたい。その気持ちは変わらない。


だから――次は、もう少し長くふたりきりでいられる時間を作ろう。それを思うだけで、自然と前を向ける気がする。


 ――追記。


 ロウィン、もしこれを読んでたら。少しでいいから、抱きしめてくれる? 言葉なんていらない。ただ、それだけで十分だから。

 最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。


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 これからも、心に残る物語を届けられるよう精一杯書いていきます。

 どうぞよろしくお願いいたします!

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