新型ウイルス その25
まさかはいつも突然にやってくる。11月上旬に長野市のスナックから始まったクラスター。スナックなんて関係ないと、数日間にわたって二桁の新規感染者の報道を他人事のように眺めていた。明日は子が初めて挑戦する級審査という日の夜、何気なく開いたPTAメール。当学校から感染者が出たので当分の間臨時休校とする旨が書かれていた。土日は消毒作業のため校内への立ち入り禁止。各部活の新人戦は辞退。ってことは、学校で開催が予定されていた新人戦も中止か延期だよねぇ。これでどこの学校に感染者出たのがわかるじゃないですか。
顧問の先生からは、級審査も辞退するようにとのこと。今回は事情が事情なので審査料は返金してくれるようですが。級審査なんて年に何回もあるもんじゃないと知った息子は、ちょっとがっかりした様子。大騒ぎしてあっちゃこっちゃの審査会場に連れて行ってようやく初段を取っても、中学でやめたしまった上の子のことを見ていると、そんなに必要なものでもないよう気もするけど。
人と接することの多い亭主殿は大騒ぎ。どうしよう、どうしようって勤続何年ですか。とにかく上司に連絡でしょうに。社会人になってから、報・連・相は大切だよ。で、上司の返答は、濃厚接触者にだけ連絡が来るのでそうなたらまた連絡すること、それでなければ普通に出社、だそう。いやいや簡単には仕事休ませてもらえないと、ぼやく亭主殿。いいじゃないですか。
どうしてこんな時に鼻かぜにかかるかねぇ。感染者が出た学校の通っている子がのど痛いって言ったら、診てくれるお医者さんいないって。保健所に相談するかねぇ。県の相談窓口に相談したら、市の保健所に連絡するように言われました。保健所に、感染者の出た学校に通学していることを伝えると、クラスと連絡先を聞かれ、簡単な問診。。
「のどの痛みと鼻水とくしゃみが出て」と私。
「くしゃみですかぁ?」とあきれたように返す保健婦さん。その後、発熱・頭痛・腹痛・下痢・嗅覚味覚障害の有無を確認され、事前連絡してからのかかりつけ医への診察をとゆうことに。次の日には、
「のど痛いの治った」といいはりお医者さんに行くのを嫌がる息子。まぁいいか、熱もないしねぇ。
かかりつけ医に経過観察に赴いたババ。
「こんな時期なので、何も異常がなければお薬だけ処方しておきます」と言われたとか。ババのかかりつけ医は、新規の患者さんも受け入れるのをやめたとか。いや、どんだけ自分で感染したくないのやら。
校内で濃厚接触者が陰性の結果が出たことで、臨時休校は二日で終了。期末テストは10日間延長されたけれど、先生方の負担が増すばかり。




