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忘備録  作者: 真澄
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新型ウイルス その24

 10月から東京も旅行に行こうキャンペーンの対象になった。10月の半ばになって、千葉や沖縄・北海道などの観光地で感染者の増加がみられた。旅行に行こうキャンペーンの影響と考えられるとの報道が耳に入ってきた。人口の一割が追加で動き出しただけで、こんなにも感染者が増えるものかとも思わないわけではない。

 10月の上旬には、アメリカ大統領が感染。ホワイトハウスがクラスター状態になったとも。大統領は数日で退院。使われたと思われる薬まで報道され、各局の情報番組ではその薬から大統領の病状を推測するとこまでやった。使われた薬からすると、かなりの重篤な状態だったのか、それとも強い薬を使って早く完治させたたかったのか。

 9月から一日の感染者数が500人程度の日々が続いていた。その感染者が10月下旬から微増。ヨーロッパ各国でも感染者数が増え続け、ロックダウンが再び行われる事態。11月に入ると、ヨーロッパと同じ緯度の北海道でも、1日の感染者数の最高人数が日に日に増加し、200人を超えるようになったとか。低温と乾燥でウイルスが感染しやすい状態のところに空気の入れ替えもなかなか行われないのではないか、との憶測。専門家の皆さんは気軽に言いますけどねぇ、北海道は寒いんです。玄関も二重だし窓も二重だし、外からの冷気をできるだけ入れないようになっているのに。冷蔵庫に手を入れたら温かいような環境で、窓を開けての空気の入れ替えはちょっと辛い。

 在所長野でも、何回かクラスターが発生した。医療の要の日赤でクラスターが起きた時にはどうなることかと思ったが、十数名の感染者で収まったよう。11月の上旬には権堂のスナックでクラスターが発生。二十数名の感染者が報告されている。それとは関係なく、県内全域でぽつぽつと感染者の報告が上がってくる。

 外出時の感染防止対策が当たり前になりつつある。インフルエンザの患者は例年の一割程度とも。理由としては、国ごとの行き来がほとんどなく、海外からインフルエンザが持ち込まれないこと。みんなが接触を避けているので、インフルエンザも予防されていること。それでも新型ウイルスの感染拡大が止まらない。

 

 11月10日。朝テレビをつけると、株価がなんだか大変なことになっていた。なんでもファイザーのワクチンの結果、9割ほどの予防効果が見られたとか。ワクチンの接種が始まれば経済活動をが再び動き出すことに期待しての全面高、だそう。あと10日の早く発表していれば、大統領選挙での結果が違っていたかも。テレビのコメンテーターの話では、わざと大統領選挙の後に発表したとか。政府から多額の援助をもらったメーカーよりも早く、援助を受けていないメーカーがワクチンでの成果は出した。ワクチンを政治的な事柄に使われないために、大統領選の結果が出てからの発表になったのではないかと。民間会社の意地ですかねぇ。

 日本でも予防接種法の改正が行われるとか。新型コロナウイルスの予防接種に関しては、費用は国持。副作用が出た場合の補償も国持。接種は高齢者からだそうだ。国会議事堂の先生方が身をもって安全の確認をしていただくんですねぇ。安全か確認出来たら、高齢者でもう一度確認したから、未来ある子供たちに接種ですかねぇ。国を回している一番の働き手は、後回しかねぇ。


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