新型ウイルス　その1９

　新型ウイルスの後遺症について報道され始めている。感染確認後入院、その後PRC検査でウイルスが検出されず退院しても体調が戻らず、普通の生活が送れない方々がいるとか。英国の王子さまは３ヶ月が経っても、味覚や嗅覚が戻らないらしい。そのほかにも、頭痛・倦怠感・発熱などの症状が治まらないとか、退院しても肺に痛みを感じて、少し歩くだけでも息切れがするようだ。このような症状は重篤な症状になった方々に多く見られるそう。また、海外留学で感染したと思われる少年は、人混みに出るのが怖いとか。ウイルスによって体の様々な組織が影響を受けた後、ウイルスが体かいなくなったからすぐに元の体に戻るというわけではないよう。新しいウイルスは、人体にどこまで影響を与えるのかまだまだ未知数のよう。

　６月半ば、東京都での感染者確認数が一気に多くなった。なんでも、夜の街関連での感染者が後を絶たないことから、新宿区が積極的に検査を行った結果。その結果それまで１０人から２０人だった感染者数が一気に倍となって、話題になった。今まで検査を受けたくても受けられないといったことがあったが、検査体制にも余裕が出てきたということか。さて、感染が分かったら大人しく店を閉めてくれるのだろうか。

　東京都が業種による自粛要請の解除を発表するのと前後するように政府が、濃厚接触通知アプリケーションCOCOA（COVID-19 Contact Confirming Application）を開始した。感染者と接触したことがわかるアプリらしい。登録しても個人が特定されないことになっているらしい。感染者は自己申告制なのだろうか。６割の人が使わないと意味がないらしいが、はて、月に一度も感染者が確認されない地方都市で使う意味があるのだろうか。感染者が多く確認されている場所にいくことがあれば、ダウンロードしてみようか。

　６月１９日から越県してよいらしい。記憶では必要があればということだったような気がするのだけれど。観光での越県は８月からだったような。ところが、越県解除解除になたった途端に各地は観光客で大賑わいだ。３カ月間大人しくしていたのだから、遊びに出かけたくなる気持ちもわからなくもないのだけれど。ウイルスさえいなければ、今まで停滞していた様々な活動が再開された方がいいに決まっている。

　いつになったら、マスクなしで出歩いても白い目で見られなくなることか。