新型ウイルス その14
東京はニューヨークの2週間前、なんて言ったのは誰だ。2週間前の新聞記事を見れば、ニューヨークで亡くなった方々は一万人を超えていた。2週間後の東京では、遺体置き場に困り国立競技場が遺体置き場になるかもなんて記事も目にしたことを覚えている。実際にはどうだ。日に日に亡くなった方も多くなり、火葬場の受け入れ拒否の問題もちらほら報道されるようになってきた。それでもなくなる方は、日本全国でまだ二桁。変死で亡くなって、感染確認のないままご遺族のもとに帰るご遺体もあるようだがそれを入れても三桁にはなることはないはず。大いに外れた。今度は、東京は一か月前のロンドンという報道もある。ほんとか?
日本の感染者数は当てにならない、と言われている。感染者全体の数が理解できないで何の対策だと。いいじゃないか、それでもなくなる方が少なければ。
ここ数日、韓国の様子が報道されている。ネットを見ていると、韓国は徹底的な検査を行い、感染者を隔離して、すでに経済活動が開始できるレベルにまでなっていると。日本のクラスター対策は間違っていたと。大学病院で入院患者を事前に調べたところ、6%の方が感染していたと。だからもっと検査は必要だと。まぁ、できるならやっているんだろうな。この時期に経済活動を再開させている国として、韓国・シンガポール・台湾とうとう紹介されていた。いやいやいや、日本より人口少なくないですか。人口が少なければ小回りが利くんですよ。日本政府の初動が遅かったのは認めるけど。
韓国の感染者管理の方法が紹介されていた。スマホの位置情報で感染者の行動情報を管理。どこで何をしたのか、まるわかり。感染者にはリストバンドつけて、自宅待機中の逃亡防止。ここまでやっての克服ってどうなのだろう。中国といい、韓国といい小説「1984」のようにして国民を管理していたのか。
さて日本でも、いつの間にやらNTTの位置情報で人出状況を観測していた。あ~だからスマホに、位置情報の設定をONにしろって出てるの。いつ何時どこにいようが私の勝手だろうに、いちいちそれをNTTに報告する義務は私にはない。大きなお世話だ。韓国や中国では治安が良くなればプライベートが少しくらい公になっても、と考える人が多いらしい。日本ではどうなるか。
検査数を多くするための人員が不足しているらしい。退職後の医師や看護師の復帰が切望された。眼科医や整形外科の医師までが、対策に動員され、とうとう歯科医師まで講習後に検査要員とし要請するらしい。こんなに医師が不足する中、美容整形がはやりらしい。外出自粛要請で人と会う機会が減っているうちに、美容整形を行ってしまえって。おいおいおい、形成の先生だって医師なんだから。命に係わる、癌やそのほかの病気の治療が先延ばし人されている中、美容整形?
感染者数の数字が、なんとなく下降線になってきた。5月6日に緊急事態宣言の解除は・・・ないだろうな。学校は再開してほしいけど、自宅勤務の継続とか、飲食店の営業先延ばしとかはまだ先のような気がする。北海道では、3週間の自粛要請解除の後、2週間後にまた感染者が増加。またまた外出自粛要請が出た。緊急事態宣言が解除した後、第二波が来た時に、世の中はまた自粛のような雰囲気に持っていけるか。
まぁ、決めるのは国の偉い人たちだしね。




