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【第四話】……高級外車のディーラー
ある日の夕方。
私はある店に立ち寄っていた。
「カタログ見せてもらえますか?」
「お客様には日本車がお似合いですよ!」
「いや、カタログくらい見せてくれてもいいじゃないですか!?」
「……」
渋々お姉さんがカタログを持ってくる。
何をもめていたかと言うと、このお店は高級外車のディーラー様だったのだ。
暗に身なりの悪い私の相手をしたくないとの接客応対なのだ……。
高そうなカタログは見るだけで返したが、大変に失礼な応対だと今でも思う (´・ω・`)
学校では先生に、『人は見かけではない!』と教わるが、大嘘であるw
人は大なり小なり、身なりを見て人を判断するものだと、夜の世界が教えてくれた。
夜の街に彷徨う蝶。
それは実は、金粉をまぶした蛾の姿なのだ……。
陽の光が届かぬ夜のネオン街。
それは本当の人生の勉強の場かもしれない……。
ネタはあるんですが、なろう様の基準が怖いので、これにて一旦閉幕です (`・ω・´)ゞ
ご愛顧誠に有難うございました <(_ _)>




