‟SHEER HEART ATTACK”をなんと訳すか
一昨年に映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、クイーン熱がまた盛り返して、曲を聴き返したり、昔しなかったウィキペディアやアンサイクロペディアの英語版の‟Queen(band)”を検索して翻訳機能を使って読みました。
ヴォーカルの名前が「水星」や「水銀」、ギタリストが「五月」と訳されるのは予想していましたが、ベーシストの名前が「助祭」や「執事」の意味があるとは知りませんでした。ドラマーの名前は綴りが違うので「仕立て屋」にならずにいました。
文章の中で「真っ直ぐな心臓発作」とか、「心臓発作」と訳されている部分があって何だこりゃでしたが、クイーンの三枚目のアルバム「シアー・ハート・アタック」のことです。
英語の辞書を引くと‟heart attack”は「心臓発作」と載っています。
ロックンロールの歌詞としては「心臓直撃」、「ハートにグサッ」と訳すのがそれらしい、です。別のアルバムに入っているロジャー・テイラーの‟SHEER HEART ATTACK”の曲は軽快で面白くて、でも歯医者のドリルみたいな音が入っていて心臓に悪いです。
この前、ギタリストのブライアン・メイが趣味の庭仕事中に大臀筋を痛めたニュースがありましたが、続報で、‟after heart attack”なんてあるのでえっ? と思って読みました。大臀筋の痛みが治まらないからと検査をし直したら、坐骨神経を痛めていた、軽い心臓発作を起こしていたとありました。
驚きました。
新型コロナウイルスの影響でヨーロッパツアーが延期になっちゃって、どう過しているかとは気にしていましたが、年齢的に気を付けてもらいたいです。若い頃、ステージ上でギター抱えて躓いたり、マイクスタンドに頭をぶつけたりしていますから。
ブライアン・メイ博士、SNSで近況を揚げていますが、着ているTシャツに何故‟SHEER HEART ATTACK”のロゴ?
ブリティッシュ・ジョークですかね。
天文ニュースとなると、必ず出てくる有名な天文学者さんですから、その点でもわたしは楽しみです。(でもクイーンのメンバーで一番好きなのはギタリストではない)




